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よしお兄さん・りさお姉さん、ありがとう! 「おかいつ」の思い出を聞いてみました

LIMO / 2019年3月18日 10時50分

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よしお兄さん・りさお姉さん、ありがとう! 「おかいつ」の思い出を聞いてみました

親子二代で見ていたという人はもちろん、もしかしたらおじいちゃんやおばあちゃんも小さい頃に見ていたかもしれない…。そんなNHKのご長寿子供番組「おかあさんといっしょ」。

先日、よしお兄さんと、りさお姉さんの同時卒業が発表され、子育てママの間に激震が走りました。2歳~4歳くらいまでの子供たちとその両親の生活になくてはならない番組といっても過言ではない「おかあさんといっしょ」、通称「おかいつ」。皆さんはどんな思い出がありますか?

「おかいつ」それぞれの思い出

まずは、お母さんたちに、おかいつにまつわる思い出を聞いてみました。皆さん色々な思い入れがあるようです。

「よしお兄さんに恋をしてしまいました…私が(笑)。娘そっちのけでおかいつに夢中。卒業と聞いたときはワンワン泣きました。今も立ち直れていません」(4歳の女の子のママ)

「これからママになる人におすすめしたいのは、子どもが一緒に体操する姿を動画におさめておくこと! うちの子が「ブンバ・ボーン」を踊る姿はすごく可愛くて。じいじやばあばに動画を送ったら大喜びしてくれました」(2歳の男の子のママ)

「朝と夕方の一番家事をしたい時間に放送してくれるので本当に助かってます。おかあさんといっしょさまさまです」(3歳の女の子のママ)

「おかあさんといっしょの土曜日バージョンは、親子体操的なのが多いので、子どもと主人のスキンシップタイムになっています」(4歳の男の子のママ)

「りさお姉さんの『パント』が好きな息子のために、主人がパントマイムを勉強しはじめました」(3歳の男の子のママ)

そして、こんな思い出も。

「当時小学生6年生だった長男が、不登校に。人間関係のトラブルではなさそうだし、理由を本人に聞いても『いきたくない』の一点張り、担任の先生がいくら訪問してくれても会おうともせず…。途方に暮れていました。

不登校から2週間ほどたったある日、下の子どもと一緒におかいつを見ていた息子が涙をポロポロと流したんです。テレビから流れてきたのは、だいすけお兄さんとたくみお姉さんが歌う『ぼよよん行進曲』。歌詞が胸に響いたのでしょうね。ぽつりと『学校、行ってみようかな』と呟き、次の日本当に登校したんです。

結局、小学校には行けたり行けなかったりで卒業を迎えましたが、中学校は、ちゃんと通えてます。最近になって『担任の先生がひいきをするのが嫌だった』と不登校の理由を教えてくれるように。今は活き活きと学校に通っています。息子の足にも、とてもとても丈夫な『バネ』があったんですね」(中学2年生の男の子と小学4年生の女の子、1年生の男の子のママ)

だいすけお兄さんは、東日本大震災が起きた年の8月、番組で被災地を訪問。被害の大きかった宮城県南三陸町で行ったコンサートでこの『ぼよよん行進曲』を歌ったのが転機になった、と語っています。

音楽の持つ力のすごさを改めて感じさせる名曲と言えるかもしれませんね。

一緒に子育てしてくれてありがとう

おかいつに出てくるお兄さんやお姉さん、キャラクターたちは、ほぼ毎日顔を合わせることから、ママや子どもにとって、すごく身近な存在。

子育てのアレコレで悩みが多くなる時期に、おかいつに救われた、というママも多いはず。テレビの向こうとはいえ、普通のお兄さんお姉さんが、子どもたちが大好きなお歌や体操を披露してくれる。それだけで、なんだか癒され、救われた…という声も多く聞かれます。

「歯みがきじょうずかな」を見た子どもが歯みがきを嫌がらなくなったり、「パジャマでおじゃま」を見た子どもが、自分でお着替えをしようとしたり。

「子どもにテレビなんて…でも、おかいつなら…」というご家庭も多いのではないでしょうか。放送される時間帯や、放送内容が子どものためであるのはもちろんのこと、ママのことも考えてくれているんだな、というのがひしひし伝わる。これが長年「おかいつ」が支持される理由なのかもしれません。

子どもが大きくなって「もう、おかあさんといっしょは面白くないから見ない!」と言ったとき、パパやママは胸に一抹の寂しさを抱えながらこう呟くのでしょう。

「お兄さん、お姉さん、我が家の子育てを支えてくれてありがとう」

変わらずそこにある安心感

おかいつが長年愛される理由のひとつは、「変わらずそこにある」ことなのではないかと思います。私たちが小さな頃に聞いていた歌が今も流れたり、番組の構成は昔からほぼ変わらなかったり。ずっと同じ、でも決して飽きることがない…それが魅力なのだと思います。

今、テレビの前で一緒に歌ったり踊ったりしている小さな子どもたちが成長して、自分の子どもに「ママやパパも子どものころ大好きだったんだよ」なんて話してる…。そんな姿を想像すると、胸が温かくなってきます。

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