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早稲田大学からグーグルやゴールドマンに入社できた凄い学部とは

LIMO / 2019年3月10日 20時10分

早稲田大学からグーグルやゴールドマンに入社できた凄い学部とは

早稲田大学からグーグルやゴールドマンに入社できた凄い学部とは

3月初旬も過ぎようとしていますが、現在、就職活動に多くの時間を割いているという大学生も多いのではないでしょうか。産業・企業研究をしている方も多いと思いますが、今回は就職活動中の学生(就活生)だけではなく、社会人の転職先としても人気の高い米ネット広告企業のグーグルや米投資銀行のゴールドマン・サックス証券に早稲田大学から入学できる学部を見てみようと思います。

グーグルやゴールドマン・サックスはどのような企業か

グーグルは、多くの方はインターネット検索でおなじみの米国のインターネット企業です。グーグルの持ち株会社であるアルファベットは時価総額で約8000億ドル(1ドル110円換算で約88兆円)ともなる巨大な企業です。

日本のインターネット企業を代表するヤフーが1.4兆円、楽天が1.3兆円であることを考えれば、アルファベットの時価総額の大きさがお分かりかと思います。

グーグルを抱えるアルファベットは、ネット検索だけではなく、ウェイモなどの自律運転技術などのハードウェアを含むプロジェクトなども取り扱ってきており、単なるネット企業の枠を超えた企業といえます。

アルファベットの過去1年の株価動向を見ると、2018年末にかけて1000ドル台を割れる場面もありましたが、その後は反発し、足元の1100ドル台となっています。

一方、ゴールドマン・サックス証券(ゴールドマン・サックス)は、米国でも屈指の投資銀行であり、ロバート・ルービン氏やヘンリー・ポールソン氏といった米財務長官を輩出する名門金融機関でもあります。

ゴールドマン・サックスの時価総額は約719億ドル(1ドル110円換算で約8兆円)の金融機関です。主力の業態はやや異なりますが、日本を代表するメガバンクグループである三菱UFJフィナンシャル・グループの時価総額が7.6兆円であることを考えれば、ゴールドマン・サックスの時価総額がほぼ同水準ということが分かります。

ゴールドマン・サックスの株価は、過去1年を見ると、大きく言えば右肩下がりとなっています。1年前は250ドルを大きく超えていましたが、その後は下落トレンドとなり、一時は150ドルにまで迫りました。その後は反発し、190ドル台となっています。

早大からグーグルやゴールドマン・サックスに入社できる学部とは

グーグルもゴールドマン・サックスも米国が世界を代表する企業としてよく知られていますが、転職者でも両社は業種が異なるものの、評価の高い転職先といえます。一言でいえば、簡単には転職できない企業ともいえます。

では、そうした難関企業に学部卒として入社できるのでしょうか。

早稲田大学が開示している資料を見ると、2017年度については、学部卒でグーグルに4人、ゴールドマン・サックス証券に5人が入社をしています。

では、それぞれ、どの学部なのでしょうか。

グーグル

グーグルへは、学部卒として、政治経済学部から1人、社会科学部から1人、国際教養学部から2人の合計4人が就職をしています。

また、学部ではないですが、国際コミュニケーション研究科からもグーグルへ1人が就職をしています。

ゴールドマン・サックス

ゴールドマン・サックスへは、学部卒として、政治経済学部から4人、国際教養学部から1人の合計5人が就職をしています。

また、学部ではないですが、基幹理工学研究科からも1人がゴールドマン・サックスへ就職をしています。

まとめにかえて

就職活動というと、メガバンクや総合商社、また外資系コンサルティング企業の注目度が集まりますが、ひとたび社会人経験や転職活動をすると、企業を見る目、評価基準なども学生時代とは異なってくるという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

こうした観点からすると、同大学の学部を経てこれらの就職先で勤務するということは、大人数が就職する就職先とは別軸の評価をされてもよいのではないでしょうか。

【参考文献】

早稲田大学「2017年度 早稲田大学進路状況」

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