1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

早稲田大学・商学部の学生が就職する上位企業ランキング

LIMO / 2019年3月11日 11時0分

早稲田大学・商学部の学生が就職する上位企業ランキング

早稲田大学・商学部の学生が就職する上位企業ランキング

【就活企業研究シリーズ】企業業績、従業員数、給与と最近の株価

3月に入り、2020年卒業の大学生による就職活動についての話題を耳にするようになってきました。業界研究や企業研究に時間をかけているという学生も多いのではないでしょうか。

シリーズでお伝えしている「就活企業研究シリーズ」。今回はその中でも早稲田大学商学部の卒業生が就職する人数が上位の企業ランキング及びそのうち上場企業1社をピックアップし、有価証券報告書をもとに過去5年間の業績動向、従業員数、年間平均給与や最近1年間の株価動向について見ていきましょう。

早稲田大学商学部の卒業生が就職する上位企業ランキング

早稲田大学が開示している2017年度における商学部を卒業した学生の就職人数が7人以上の就職先は以下の通りです。

みずほフィナンシャルグループ:24人

大和証券:11人

三井住友銀行:10人

損害保険ジャパン日本興亜:10人

あいおいニッセイ同和損害保険:10人

東京海上日動火災保険:9人

三菱UFJ銀行:9人

三井住友信託銀行:9人

三井住友海上火災保険:8人

伊藤忠商事:8人

有限責任あずさ監査法人:8人

エヌ・ティ・ティ・データ:7人

野村證券:7人

りそなグループ:7人

みずほ証券:7人

就職先企業の産業の傾向とは

大きく言えば、金融機関の名前がリストのうち多くを占め、また業態からは、メガバンク、損保、証券といった企業が多いのが特徴といえます。

それ以外では、総合商社、監査法人、SIerがランクインしている。相互湯商社に限って言うと、業績好調の伊藤忠商事が上位に入っているのは注目でしょう。

就職先企業の業績、従業員数、給与と最近の株価

さて、上位就職先企業について、特徴的な企業の業績動向や従業員数、給与とともに最近の株価を見ていきましょう。

大学に入学する際には自分が勉強したいことがさらにできる大学、また自分の学力や偏差値にあった学校を選ぶという作業は誰もがしてきたかと思います。

一方で、高校生の段階で「大学卒業後にどの企業に就職しているのか」というところまでは気が回らないと思います。興味にしたがって、または入れた学校に入学したというのが実際ではないでしょうか。大学を卒業する前に、就職したい企業を事前に知っておくというのはよいのではないでしょうか。

大和証券

同社の過去5年の業績動向を見ていきましょう。

経常利益は過去5年間でいうと、減少傾向といえます。2014年3月期に1555億円であったのが、2018年3月期には866億円となっています。2017年3月期には852億円となり、2018年3月期にはやや利益水準を戻しましたが、5年雨と比べると減少した水準といえます。

当期純利益についても経常利益と同様の傾向です。2014年3月期に1443億円であったのが、2018年3月期には644億円となっています。

では、同社の従業員数や給料はどうなっているのでしょうか。

提出会社の従業員数は9040人。平均年間給与は903万円で平均年齢は38.1歳となっています。

ちなみに経常利益を従業員数で割った一人当たり経常利益は958万円となっています。

最後に同社の過去1年の株価動向について見てみましょう。

ここでは大和証券を傘下に持つ大和証券グループ本社の株価を見ておきましょう。

過去1年の株価は、大きく言えば右肩下がりです。1年前は700円程度の水準にありましたが、現在は550円水準となっています。昨年は秋にかけて700円を超える場面もありましたが、その後は年末にかけて下落。歳を開けてからも550円から600円のレンジで推移しています。

まとめにかえて

ここでお示ししたランキングや企業が必ずしも学生の人気ランキング順というわけではありません。

積極的に採用する企業が結果として上位就職先企業となっている側面もあります。ただ、学生が就職を希望しないことには最終的には就職先にはなりません。その観点からも、採用側の企業と大学生の需要と供給が一致した結果といえるでしょう。

また、注意すべきは連結従業員数と単体従業員数の違いです。たとえば、連結子会社が多い企業は一見すると従業員数が多く見えます。自分がどの会社に応募をしようとしているのかは改めて注意するのが良いでしょう。連結での従業員数が多く見えても、自分が応募している企業の従業員数が少ないこともあります。

最後に、企業研究をする際には、今回参考したような有価証券報告書や決算説明会資料なども参考にするとよいでしょう。決算説明会資料はどの投資家にもわかるように説明がされていることも多く、学生にとっても有益な資料といえます。決算説明会資料はアニュアルレポートほど堅苦しくなく、事業ごとの業績が分かりやすい資料といえます。

【参考文献】

早稲田大学「2017年度 早稲田大学進路状況」

大和証券「有価証券報告書」(https://disclosure.edinet-fsa.go.jp/E01EW/download?uji.verb=W0EZA104CXP001003Action&uji.bean=ee.bean.parent.EECommonSearchBean&PID=W1E63011&SESSIONKEY=1552262835574&lgKbn=2&pkbn=0&skbn=1&dskb=&askb=&dflg=0&iflg=0&preId=1&mul=E06228&fls=on&cal=1&era=H&yer=&mon=&pfs=5&row=100&idx=0&str=&kbn=1&flg=&syoruiKanriNo=&s=S100DGRH)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください