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早稲田大学・国際教養学部の学生が就職する上位企業ランキング

LIMO / 2019年3月11日 10時35分

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早稲田大学・国際教養学部の学生が就職する上位企業ランキング

【就活企業研究シリーズ】企業業績、従業員数、給与と最近の株価

3月に入り、2020年卒業の大学生による就職活動についての話題を耳にするようになってきました。業界研究や企業研究に時間をかけているという学生も多いのではないでしょうか。

シリーズでお伝えしている「就活企業研究シリーズ」。今回はその中でも早稲田大学国際教養学部の卒業生が就職する人数が上位の企業ランキング及びそのうち上場企業1社をピックアップし、有価証券報告書をもとに過去5年間の業績動向、従業員数、年間平均給与や最近1年間の株価動向について見ていきましょう。

早稲田大学国際教養学部の卒業生が就職する上位企業ランキング

早稲田大学が開示している2017年度における国際教養学部を卒業した学生の就職人数が4人以上の就職先に関して整理すると以下の通りです。

みずほフィナンシャルグループ:10人

アクセンチュア:10人

三井住友銀行:8人

三菱UFJ銀行:7人

全日本空輸:7人

博報堂:6人

東京海上日動火災保険:5人

ソニー:5人

日立製作所:4人

アビームコンサルティング:4人

SMBC日興証券:4人

三菱商事:4人

日産自動車:4人

住友商事:4人

ベイカレント・コンサルティング:4人

丸紅:4人

三菱UFJモルガン・スタンレー証券:4人

星野リゾート・マネジメント:4人

双日:4人

就職先企業の産業の傾向とは

注目度の高い早大の国際教養学部ですが、就職先は金融機関をはじめ、コンサルティング会社、照合商社、メーカー、運輸、広告代理店など幅広い就職先が特徴的です。

また、星野リゾートなどインバウンド産業の成長とともにその事業拡大も期待される企業への就職にも注目です。

文系学部の印象は残りながらも、バランスが取れた就職先ともいえるのではないでしょうか。早慶大の文系学部では金融機関や総合商社などの比率が高いという印象がある方も多いのではないでしょうか。

また、同学部からはゴールドマン・サックス証券やグーグルといった世界を代表する企業へ就職先がリストアップされており、早大の中でも注目の学部の一つともいえます。

就職先企業の業績、従業員数、給与と最近の株価

さて、上位就職先企業について、特徴的な企業の業績動向や従業員数、給与とともに最近の株価を見ていきましょう。

大学に入学する際には自分が勉強したいことがさらにできる大学、また自分の学力や偏差値にあった学校を選ぶという作業は誰もがしてきたかと思います。

一方で、高校生の段階で「大学卒業後にどの企業に就職しているのか」というところまでは気が回らないと思います。興味にしたがって、または入れた学校に入学したというのが実際ではないでしょうか。大学を卒業する前に、就職したい企業を事前に知っておくというのはよいのではないでしょうか。

博報堂DYホールディングス

ここでは博報堂を傘下に抱える博報堂DYホールディングスをピックアップしましょう。

同社の過去5年の業績動向を見ていきましょう。

経常利益はおおむね増益傾向といえます。2014年3月期は354億円であったのが、2018年3月期には543億円となっています。

また、投資家が注目する(親会社株主に帰属する)当期純利益は、経常利益と同様に増益傾向となっています。2014年3月期に187億円であったのが、2018年3月期には298億円となっています。

では、同社の従業員数や給料はどうなっているのでしょうか。

同社の連結従業員数は1万8837人。提出会社である持ち株会社の従業員数は214人。提出会社に限ってという前提ではありますが、平均年間給与は1088万円で、平均年齢は43.7歳となっています。

最後に同社の過去1年の株価動向について見てみましょう。

過去1年の株価は1400円から2000円の幅での推移をしています。1年前は1400円から1600円でのレンジ内で推移していたのが、その後秋にかけて大きく上昇し、2000円を付けるまでになりました。しかし、その後は反落し年末にかけて下落。現在は反発し、1600円台を付けています。

まとめにかえて

ここでお示ししたランキングや企業が必ずしも学生の人気ランキング順というわけではありません。

積極的に採用する企業が結果として上位就職先企業となっている側面もあります。ただ、学生が就職を希望しないことには最終的には就職先にはなりません。その観点からも、採用側の企業と大学生の需要と供給が一致した結果といえるでしょう。

また、注意すべきは連結従業員数と単体従業員数の違いです。たとえば、連結子会社が多い企業は一見すると従業員数が多く見えます。自分がどの会社に応募をしようとしているのかは改めて注意するのが良いでしょう。連結での従業員数が多く見えても、自分が応募している企業の従業員数が少ないこともあります。

最後に、企業研究をする際には、今回参考したような有価証券報告書や決算説明会資料なども参考にするとよいでしょう。決算説明会資料はどの投資家にもわかるように説明がされていることも多く、学生にとっても有益な資料といえます。決算説明会資料はアニュアルレポートほど堅苦しくなく、事業ごとの業績が分かりやすい資料といえます。

【参考文献】

早稲田大学「2017年度 早稲田大学進路状況」

博報堂DYホールディングス「有価証券報告書」(https://ssl4.eir-parts.net/doc/2433/yuho_pdf/S100DAZD/00.pdf)

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