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私はこうして「貯金0円」を卒業! お金の貯め方がわからない人が始めるべき4つのこと

LIMO / 2019年3月17日 12時15分

私はこうして「貯金0円」を卒業! お金の貯め方がわからない人が始めるべき4つのこと

私はこうして「貯金0円」を卒業! お金の貯め方がわからない人が始めるべき4つのこと

「もういい大人なのに貯金0円だ…」と焦っている人、実は少なくないのでは? 世の中には数多くの貯金方法があって選びたい放題なのに、しかもなぜか自分だけお金が貯まらないことってあるんですよね。そこで今回は、「貯金0円」を卒業すべく、お金の貯め方がわからない人がまずやるべきことについて、筆者の経験も含めながらご紹介します。

まずは500円でもいいから毎月貯められる金額を考える

お金を貯める方法は実はいくつもあります。鉄板なのは「先取り貯金」で、先取り貯金さえきちんとできれば100%貯金に成功するものです。ですから、いろんなメディアで「先取り貯金をしましょう」と書かれていますよね。確かに、お給料が入ったら、他のことに使うよりも先に一定の金額を貯金用口座に移してしまえばいい話なので、非常にシンプルでわかりやすいものです。

しかし、きっと貯金0円のまま過ごしてきたという人は、このシンプルな方法ですらうまくいかなかった人でしょう。具体的に言えば、先取り貯金をしても結局月の終わりにお金が足りなくなって貯金用口座からお金を引き出してしまう人のことです。

そんな状態だと先取りの意味がなく、うまく貯金ができずに「貯金0円」生活のままになってしまいますよね。実は筆者も20代前半の頃はそうでした。特に社会人になったばかりの頃は、給料は少ないけれど定時に仕事をあがれることもあってお金をつい使いすぎてしまっていたのです。

しかし、あるとき「なぜ私はこんなにも貯金ができないのか」とふと思ったのです。答えはシンプルで、「貯金ができないのではなく、貯金しようとしていない」のでした。そこで先取り貯金のお金を月5万円に設定し、残りの13万円くらいで一人暮らしの生活をやりくりしようとしたのですが、奨学金の返済やクレジットカードの支払い、家賃や水道・光熱費、通信費などの支払いに追われて毎月13万円をオーバーしてしまっていました。

この場合、そもそも5万円を貯金しようという考えがNGなんですよね。これでは破綻すると、ちょっと考えればすぐにわかることなのに理想が先行して無理な金額を目標貯金額として設定していたのです。まずは少額からでもいいので、とにかく毎月コンスタントに貯める。無理のない範囲で貯金するくせをつけることが大事ですね。

自分に向いている「貯金方法」を模索しよう

人それぞれ、必ず自分に向いている貯金方法があるはずです。筆者はいろいろな貯金方法を片っ端から試してみました。その中でも効果を実感でき、貯金のリズムができるようになったのは「500円玉貯金」と「サッカー貯金」です。

500円玉貯金は単純なルールで、500円玉を財布の中で見かけたらとにかく家にある黄色いブタの貯金箱に入れるようにすること。ただそれだけです。ブタの貯金箱の可愛さもあって500円玉を入れるたびにエサをあげているような気分になり、意識しなくても意外と貯めることができました。毎月いくら、というようにコンスタントに貯められるものではありませんが、日常的に貯金のことを考える習慣をつけるのに非常に役立ったと感じています。

また、サッカー貯金はサッカー以外でもさまざまなスポーツに応用できると思いますが、ひいきにしているチームが勝ったら2000円、引き分けなら1000円、負けたら500円を貯金するというものです。金額は自分で設定すればいいのですが、これも貯金するという意識付けを後押ししてくれたと思います。

こうしたちょこちょことした貯金が安定的にできるようになったら、先取り貯金も不思議とうまくいくようになってきたのです。5万円という無謀な額で痛い目にあったので、とにかく少しだけでも無理なく貯められる額として月5000円と決め、お給料からそれを引いた金額で生活することに慣れたこともあると思いますが、お金がちょっとでも貯まり始めると貯金は軌道に乗ることが多いのです。

そのきっかけづくりにのためにも、自分に合った「ちょこちょことした少額貯金」を続けるのは非常に有効だと思います。

貯金できそうなお金を捻出してみること

こうして貯金がうまくいきはじめると、不思議と「もっと貯金したい」という気持ちになってきます。残高が増えるのがとてもうれしく感じるんですよね。そんな気持ちが自然と湧き起こってきたタイミングで、「もっと貯金額を増やすには?」と考えてみてください。すると、これまでは苦痛に感じた「貯金額の捻出」も意外と楽しくできるようになるものです。

どこを削れるか、どこを減らすことができるかと考えると意外と見えてこなかったところが見えてくるのです。筆者の場合、貯金が楽しくなってきたのと同時に自分の生活自体を見直すようになり、「もっと飲み会を減らそうかな」とか「コスメや基礎化粧品に使うお金をもっと抑えられないかな」と、自分の中で節約ポイントをいくつかピックアップしてみました。

たとえば飲み会を2回誘われたら1回参加するとか、基礎化粧品は身近な人に聞いたり口コミを見たりして安くていいものを探すとか、タンブラーで飲み物を持ち歩いて自販機でお金を使わないように心がけるなど、1つ1つは小粒ですが自分がストレスを感じずにできることを増やしていきました。

お金の支払先を明確にすること

個人的に一番お金の節約を実感できたのが、自分が普段何気なく払っているお金の支払先を明確にすることでした。さまざまな有料サービスを利用していると、自動引き落としになっているものも結構あります。そういうものをすべて把握するために、スマートフォンの有料サービス登録やクレジットカードの明細、各銀行口座の引き落とし履歴から自動引き落としになっている支払先の情報を収集したのです。

たとえば、筆者の場合いつのまにか有料課金になっていたアプリが1つあり、それを解約して980円、有料動画サービスのNetflix、Hulu、DAZN、Amazon Prime、スカパー!の契約があったのでそのうち3つを解約し、5000円浮くこととなりました。

さらに生命保険の見直しもして、医療保険と定期保険に入っていたものも「若いうちは保険でなく貯蓄で病気を乗り切ろう」と考えて会社の団体保険に加入。お金のことがよくわからないときに不安になって加入したものでしたが、毎月医療保険に5000円、定期保険に1000円ほどかけていたものを、団体保険の掛金数百円に削減。これで5500円ほど浮いたことになります。

こうして目に見える形で削減できると俄然やる気も出てきますよね。一度自分が毎月何にいくら支払っているのかを明確化するのも必要なのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか。お金を貯める方法がわからない、お金がなぜ貯まらないのかよくわからない、と言っているうちはなかなかお金は貯まりません。そう言って過ごしているうちに、どんどん時間がなくなっていくのです。まずは自分がやれそうなことを考えて取り組んでみてくださいね。

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