金融OLが巻き込まれたお金のトラブル〜日常生活に潜む落とし穴とは?
LIMO / 2019年3月24日 18時15分
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金融OLが巻き込まれたお金のトラブル〜日常生活に潜む落とし穴とは?
社会人になると「お金のトラブル」に関する話を耳にすることが増えてきますよね。自分は関係ないと思っていても、気が付かないところで知らないうちに巻き込まれてしまうことがあるのです。
今回は、3人の金融OLが巻き込まれた「お金のトラブル」についてご紹介します。自分がこういったお金のトラブルに巻き込まれたときにどうするか考えてみてくださいね。
サロンの脱毛で予想外の請求が!
Aさんは永久脱毛をうたうある脱毛サロンで、脱毛をしようとカウンセリングへ行きました。そのときの担当者は「当社しか永久脱毛はできません」とか「たったこの金額で気になる部分の脱毛ができる」と話し、彼女もそれを信じて「この金額で永久脱毛できるなら安いものだ」と契約。
決められた期間、何度か通い「このペースで本当にきちんと脱毛が終わるのかな」と不安になってきた頃、ある女性スタッフから「どうしますか? もうそろそろチケットがなくなりますが、続けますか?」と言われます。
彼女はその場では結論を出さず、コールセンターに連絡。「当初聞いていた話と違う」と説明すると、先方は「そんな説明はしない。きちんと説明するのにチェックリストがあるはず」の一点張りでした。「書類の一番下を見てください、そこに追加の契約が必要になる可能性があることを担当者が手書きしているはず」と言われた欄には何も記載がなく、その旨を伝えると、コールセンターの担当者が代わり威圧的な男性になりました。
彼女は「もし追加で契約が必要になるのなら、最初から契約しなかった」と主張。同時期に同じようなクレームが相次いでいることをネットで知り、粘り強く交渉した結果「支払いはすでに払い込みの金額は返せないが、残額については半分の支払いでいい」と伝えてきました。腑に落ちないとはいえ、自分もサービスを受けてしまっていることは確かだと思い、彼女は残額を支払って終わりにしたといいます。
こうしたサービス契約時の認識相違でトラブルに発展することもあるので、先に「どういうトラブルがありえそうか」ということを意識して話を聞き、少しでも納得できない点や疑問があればその都度質問して明確な回答を得ることが大事ですね。
彼氏がお金を返してくれず…
Bさんには学生時代から付き合っている恋人がいました。2人とも順調に就職し、彼女は希望の仕事で成果を上げ、お互いに順風満帆な日々を送っていました。社会人3年目を迎え同棲を開始、それと同時に彼女は主任に昇格しました。その一方で、彼の業界は全体的に調子が悪く、給料は上がらず当然昇格もなし。どんどんサービス残業が増え、職場はブラック企業化していったそう。
彼は毎日深夜まで残業。休日にサービス残業へ出かけることも多く疲弊しているのを見ていた彼女は、見るに見かねて「仕事やめてもいいよ、転職活動する数か月の間なら2人で我慢すれば暮らせるし」と伝えると、彼はさっそく仕事をやめて転職活動を開始。同業種で探そうとするも、低迷している業界なので思うような求人が見つからず。
しばらくは彼女も不信感を抱きつつ耐え、優しく見守っていました。3カ月経った頃、彼女が「そろそろ仕事見つけないと」と言うとカレは逆ギレ。転職活動に必要だと言われ、カレに貸したお金は10万円を超えていました。さらに生活費も支払っておらず、彼女の財布も苦しい状況に。
半年経つ前にようやく仕事を見つけてくるも、契約社員としての入社で給料もそれほど高くなく、生活費を折半すると彼は奨学金の返済ができなくなってしまう状況に。そんな状況なので彼女も「お金を返して」となかなか言えず、言ってもカレは不機嫌になるだけで進展がなかったそう。
結局2人は破局し、貸したお金は返してもらっていないといいます。彼女は「生活が苦しくて、もうすぐでキャッシングに手を出すところだった」と振り返ります。「もう少し損切りが早ければよかった」と言う彼女の言葉通り、早めに踏ん切りがつけばよかったのかもしれませんが、恋愛中はそういうわけにはいきませんよね。恋人とのお金の貸し借りはできる限り控えたほうがよさそうです。
連帯責任はどこまで皆で負うのか?
Cさんはあるスポーツのサークルに加入しており、休日は都合のつく人たちで集まって気楽にスポーツを楽しんでいました。毎回開催予定日は事前にチームメンバーに共有され、集まれる人が15人以上いれば開催するという運営がされています。しかし、あるとき15人以上集まっていないにも関わらず開催予定としてコートが予約されていたそうです。
Cさんはそれに気づき、チームをまとめている幹事に連絡。「この人数では開催できない、キャンセルにしたらどうか」と提案しました。しかし、幹事からは「あと数人来たら開催できる。開催予定日までまだ時間があるからもう少し待ってみよう」という返事。Cさんはそういうものかと思い、そのままにしていました。
ある日チームメンバーで集まったときにその話になり、ほかにも何人か幹事に同じ提案をしていたことが判明。しかし参加できそうと回答している人の人数はいっこうに増えず、結果的にその日の開催は流れてしまいコートの利用規定でキャンセル料を支払うことに。
そのキャンセル料を「幹事だけが支払うのはおかしい」という人もいれば「自分は何度もキャンセルするよう提案したのにキャンセルしなかった方が悪い」と主張する人も。結局、有志でキャンセル料を割り勘で支払うことにしたとのこと。Cさんも「幹事だけに支払わせるのも」と思って有志として手を上げましたが、人数が少なく1人あたり4500円のキャンセル料を支払ったといいます。
こうした人間関係がからむ問題は結構難しいですよね。Cさんもどうしたらいいかと悩んだそうです。どんな目的の集まりであっても、グループ内でお金のトラブルが起こることは十分考えられます。巻き込まれないことが一番ですが、巻き込まれたときには周りの人にどうしたらいいか相談して納得できる答えを見つけてくださいね。
まとめ
いかがでしたか。お金のトラブルは意外なところに潜んでいますし、身近にあるものなんですよね。自分1人で判断できなければ、色々な人に相談して複数の考えや意見を聞くのも大事です。自分だけで無理に答えを出そうとせず、信頼できる人に相談してくださいね。
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