1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「実はありがた迷惑!」義母や夫、ママ友からの好意の押し売り

LIMO / 2019年3月30日 11時0分

「実はありがた迷惑!」義母や夫、ママ友からの好意の押し売り

「実はありがた迷惑!」義母や夫、ママ友からの好意の押し売り

好意でやってくれているのはよ~くわかる。わかるんだけど、それ、迷惑かも…。
子育てをしていると、そんなシーンがよくあります。
相手はよかれと思ってやってくれてるのがわかるから、無下に断ったり、誰かに愚痴を言おうものなら「恩知らず!」と怒られそうな気がする。何より相手が傷つくかもしれない、そう思うと…。
贅沢かもしれませんが、これ、結構深刻な悩みなんです。

実はこれがしんどいんです…。

20~40代の子育てまっさかりのお母さんに、「これ、正直ありがた迷惑だな…」と思うことはありませんか?と聞いてみました。
すると、でるわでるわ…みなさん、相当苦労されているようです。

「遠方に住んでいる義母が、毎回大量のお菓子や食材を送ってくる。それも賞味期限間近なものを…。正直、子どもがあまり食べないものもあって、毎回消費に苦労しています。『家の子、○○はあまり食べないので、次からは□□だけお願いできますか?』って言ってるのに、毎回リクエスト以外のものが送られてきて…宅配便恐怖症です」(6歳の男の子のママ)

「ママ友が一度、親子で紙バッグを作るワークショップに誘ってくれたんです。それがとても楽しくて、『ほんとに楽しかった!ありがとう!』と大感激したら、それからしょっちゅうワークショップへのお誘いが。それも『申し込んどいたよ~』って事後報告。正直、気が進まない内容のものもあるので、そんなときは『予定があるから』『それはうちの子やらないと思うから』ってお断りしてるんですが、断るのもしんどくて…。せめて事前に聞いて欲しい」(5歳の女の子のママ)

「料理に目覚めた夫。『週末は夕食俺に作らせて!ゆっくりしたいでしょ?』と言ってくれるのはありがたいのですが、材料費がかかるわ、後片付けはめちゃくちゃだわ、で正直やってほしくない」(3歳の男の子のママ)

「毎回子どもに服を送ってきてくれる母。でも、正直趣味じゃない…」(2歳の男の子のママ)

「公園遊びや、誰かのおうちに集まったときに毎回大量のお菓子を持ってきて子どもたちに与えるママ友。子どもは大喜びだけど、中にはまだ頻繁に食べさせたくないチョコや飴も入ってて…。それに、そのママだけ毎回お菓子を準備させるのは申し訳ないから、他のママも人数分のお菓子を準備して来なきゃいけない、みたいな雰囲気になってしまった」(3歳の女の子のママ)

「友達が子どものお下がりの服を大量にくれるのが気が重い。その子と会うときはそのお下がりを着せないと、と思ったり、毎回お礼をしないと、と思うし。何より、我が子には自分の選んだ服を着せたい」(2歳の男の子のママ)

本当に優しいのはどっち?

ときとして、相手のことを考えない好意の押し売りは「善意の皮をかぶった悪意」になります。子育て中のお母さんが「ありがた迷惑だな」と感じる好意のほとんどは、相手の立場や気持ちを完全に無視。ただ単に自己満足・自己都合の優しさを押しつけているだけなのです。
そうなると、本当に優しいのは「好意」を押し売りする人ではなく、その「好意」を甘んじて受け入れ、相手の自己満足に付き合ってあげている人なのではないでしょうか。
とはいえ、「あなたは優しい人ね」と慰められて解決する問題ではありません。ときにはき然と、でも相手の気持ちを害することなくお断りする勇気も大切です。

お菓子を大量に持ってくるママ友には「ありがとう。でも、うちの子虫歯になりやすいと歯医者さんに言われたから、遠慮しておくわね」
お下がりを大量にくれるママ友には「ありがとう。でも義理の兄弟からたくさんもらって、収納スペースがないから…これ以上増えると主人に叱られちゃう」
それで気分を害したり、文句を言ってきたりするようなママ友は、友達ではありません。遅かれ早かれトラブルは起こっていたはず。早々にフェイドアウトしていいでしょう。

義母の贈り物攻撃は、ご主人にズバッと言ってもらうのが一番。…ですが、ズバっと言ってくれるご主人なら、モヤモヤは蓄積しませんよね。
そういう場合は「ありがとうございます。でも、子どもや主人が食べないので私が食べることになって、最近体重が増えちゃって…」とユーモア交じりに伝えてみてもいいかもしれませんね。

それは「優しさ」ではありません

なぜこちらが気を使わなければいけないのか…とゲンナリしてしまう、ありがた迷惑行為。「迷惑なんだけど、相手がよかれと思ってやっているから」と思うと、なかなかうまく断ることはできないもの。
でも、自分の好意や善意を押しつけることは決して優しさではないのです。自分が負担に感じるのなら、しっかりとお断りすることも大切。そして、人のふり見てわがふり直せ。
自分が誰かに何かしてあげるときは、それが相手の負担にならないかどうかを考えたいものですね。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください