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育休からの職場復帰が不安なお母さんに伝えたい、「サボってもいい」ということ

LIMO / 2019年3月24日 10時45分

育休からの職場復帰が不安なお母さんに伝えたい、「サボってもいい」ということ

育休からの職場復帰が不安なお母さんに伝えたい、「サボってもいい」ということ

この4月から、育休期間が終わり子どもを保育園に預けて職場復帰をするお母さんも多いでしょう。数カ月、長い場合は数年のブランクを経ての職場復帰は、さまざまな不安がつきまとうもの。

子どもは保育園に馴染んでくれるだろうか、家事をする時間はあるだろうか、毎日時間がない中で夫とどうコミュニケーションを取っていこうか、など心配事は尽きません。そこで今回は、4月から職場復帰するお母さんに伝えたいことをまとめます。

家事育児に完璧を求めすぎないで!

職場復帰はお母さんにとって精神的にも体力的にもストレスが大きく、そのストレスが子どもや夫など家族にも影響が出がちです。保育園に預けているとはいえ、仕事と子育てを両立させることは当たり前に誰もができるわけではなく、とにかくとっても大変なことなのです。

そのため、家事育児については完璧を目指したり頑張りすぎたりしないことが、何よりも大切になってきます。頑張りすぎないために必要なことは、食洗器や乾燥機など便利家電の活用だけではありません。

たとえば、乾かした洗濯物は思い切って畳まないこと。すぐにまた着ればシワにもならず、誰も困りません。また朝ごはんはベビーフードや菓子パン、おにぎりなど簡単なもので済ませることがあってもいいでしょう。保育園に行けば、毎日違う食材を使った給食が食べられるので、朝ごはんは「とにかく何かを食べさせる」ことを目標に。

時間のあった育休中にやってきた家事育児が、職場復帰後も同じようにできることはまず無理と考えましょう。職場復帰後は、本当に時間がなくなります。毎日仕事もしているのですから、家事もご飯も最低限のことをこなせばOKだと考えることも必要です。

忘れがちな「夫も自分も仕事を頑張っている」という意識

職場復帰後は、主に夫よりも妻の方が、保育園のお迎え時間に間に合うよう仕事を急いで切り上げたり、子どもの発熱によって仕事を休んだりといったことが頻繁に起こります。そんな出来事に遭遇するたび、仕事が好きな人は「もっと思いっきり仕事をしたい」とふと思ってしまうこともあるでしょう。

そして同時に、「なんで私ばっかり仕事と家庭の両立に悩まなければいけないの」という、仕事に集中できる夫への恨めしさも脳裏によぎるはず。そんなネガティブな感情がわき上がるたびに、夫には自分と同じくらいの目に見える“頑張り”や“苦労”を求めてしまうかもしれません。

しかし、より良い家庭を作るために夫婦共働きで頑張っているのに、自分が苦しんでいる分も夫に求めるというのは健全なやり方とは言えないでしょう。職場復帰後に大切なのは、「夫も自分も共に仕事を頑張っているんだ」という意識。そして、頑張りを求めすぎないこと。それは夫に対しても自分に対しても、です。

仕事と家庭の両立は、本当に簡単にいきません。夫に何かを求めたら求めた分だけ、その理想と違う現実にいら立ち、自分がどんどん苦しんでしまいます。

子どもが小学校に入る前で、夫婦が共働きをしている今はもしかしたら子育てで最も辛い期間かもしれません。まずは今の大変な時期を乗り越えるために、いったん夫にいろいろなことを求めるのをやめてみることも、必要なことと言えるでしょう。

まずは仕事と子育ての両立に慣れることを目標に

職場復帰するお母さんだけでなく、保育園に入園する子どもにとっても新しい環境に飛び込むことになる4月。すべてがスムーズにいくはずがないので、まずはお母さん自身が職場復帰後の仕事や生活リズムに慣れるということが最大の目標です。

慣れたら、「なんて自分はすごいんだ!」と自分を褒めてあげましょう。だって、仕事をしながら子育てしているなんて本当にすごいことですから。

そして仕事と家庭の両立がうまくいかないと感じた時、夫が家事育児をなかなか手伝ってくれない時こそ、「大丈夫、家族みんな頑張っているんだからサボってもいいんだ」と、自分自身に語りかけてみてください。“サボってもいい”と自分自身や家族を解放することで、新生活の最初に良いスタートが切れるはずです。

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