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人生100年時代突入!?「貯蓄ゼロ世帯の割合」と「今すぐやめるべき支出」

LIMO / 2019年3月26日 11時0分

人生100年時代突入!?「貯蓄ゼロ世帯の割合」と「今すぐやめるべき支出」

人生100年時代突入!?「貯蓄ゼロ世帯の割合」と「今すぐやめるべき支出」

最近「人生100年時代」というキーワードを耳にするようになりました。100歳という長寿が普通になり、100歳まで生きるための資産計画が求められています。しかし、日本には貯蓄ゼロ世帯が案外多くいるようです。そこで貯蓄ゼロ世帯の実態や、貯蓄を増やすために注意したいことをまとめてみました。

お金がない世帯の割合はどれくらい?

実は二人以上世帯の1割が貯蓄ゼロもしくは貯蓄100万円以下という調査結果が出ています。

2017年度の「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査)」では、銀行等の預貯金口座、または証券会社等の口座に残高がないと回答した世帯は14.1%でした。また、2017年度の総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)」によると、二人以上世帯で貯蓄現在高が100万円未満の世帯は全体の10%、二人以上の世帯のうち勤労者世帯では11.8%です。調査によって金融資産の定義が異なるため数値に違いがありますが、1割を超える世帯でお金がない・少ない状態にあるといえます。では、もう少しお金を貯めたい、余裕を持ちたい!と思った場合はどうすればよいのでしょうか。

自分の収入と支出を把握する

お金が貯まらない、と悩んでいる方に多いのが、自分の収入と支出をきちんと把握していないということです。特に支出は、気づくとお金が足りなくなっている、というようにほとんど把握していない方も多いものです。まずは自分の支出を把握し、何にいくらくらい使っているのかを見直しましょう。

支出を把握するといっても、毎日家計簿をつけるのは忙しくて無理!という方は、スマホアプリを使うのもおすすめです。レシートをカメラで読み取るだけで使用履歴が自動で更新されるので、手軽に家計を把握することができます。

余分な支出を招く生活習慣を見直す

貯蓄がない・少ない人は、毎月の支出を減らし、少しでも貯蓄を増やすように生活を変えていく必要があります。そこで見直したい支出について見ていきます。

毎月の固定費を見直す

まずは家賃や光熱費、水道代、通信費、保険など毎月の固定費の見直しから始めましょう。現在、光熱費や通信費にはプランがたくさんありますので最適なものを選択しましょう。また、保険は毎月無理なく支払える範囲で加入し、複数の保険に加入している場合は補償内容に重複がないかも確認しましょう。

予想外の出費はできるだけ抑える

会社の同僚や友人との交遊は大切なことですが、すべての誘いに乗っていたらお金が足りなくなってしまいます。飲み会は月に何回までと決めるなどして、予想外の出費はできるだけ抑えるようにしましょう。

衝動買いをしない

デパートやネットショップでは衝動買いをしないようにしましょう。本当に必要なとき以外は、デパートやネットショップを見ないようにする気持ちを持ちましょう。コンビニでつい商品を手に取ってしまうのも衝動買いです。飲み物やお菓子を数点購入すると、すぐに500円くらいになってしまいます。こうした無駄遣いを防ぐには、あらかじめ飲み物を持ち歩いたり、通勤のルートを変えてコンビニに寄れないようにしたりするなど、生活習慣を少し変えるみると効果的です。

【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

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