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貯蓄1000万円以上の世帯は4割!? 基本をおさえて貯蓄をはじめよう

LIMO / 2019年3月30日 18時15分

貯蓄1000万円以上の世帯は4割!? 基本をおさえて貯蓄をはじめよう

貯蓄1000万円以上の世帯は4割!? 基本をおさえて貯蓄をはじめよう

収入を増やしたい、そう考えている方は多いと思います。収入が多ければ、貯金もしやすいでしょう。仮に年収1000万円だとしたら、簡単に貯金できて人生設計も楽だろうなと感じる方も多いと思います。

国税庁の「平成29年分 民間給与実態統計調査」(2017年)によると、1年を通じて勤務した給与所得者4945万人に対し、年間給与額が1000万円を超えているのは222万人とわずか4.5%です。年収1000万円を達成している人は、希少なのです。

貯蓄1000万円は高所得でなくても達成できる

年収が少なくても、共働きや節約により貯蓄1000万円を達成できる人もいます。

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯]」(18年)によると、金融資産保有世帯2768世帯に対し、1000万円以上の金融資産を保有している世帯は1375世帯と49.7%存在します(この調査で回答が得られた3579世帯に対しては、38.4%)。前述した国税庁の調査とは単純比較できませんが、年収1000万円よりも貯蓄1000万円の方が達成しやすいのではないでしょうか。

※「金融資産」・・・定期性預金・普通預金等の区分にかかわらず、運用の為または将来に備えて蓄えている部分

また年収は事業年度により上下する可能性がありますが、貯蓄はストックできるお金です。貯蓄分を運用することで、安定的に資産を増やしていくことも可能となります。

日頃から資産運用の知識を習得していきましょう。時間の経過を運用に活かすことが、資産管理のコツなのです。

最初のハードルは100万円

貯蓄の目標を1000万円に設定した場合、意外な関門は最初の100万円だと言われています。消費をコントロールする必要もあるため、100万円は届きそうなのにクリアできない難しさがあるようです。

貯蓄をするには、収入を増やすか支出を見直すという基本ポイントがありますね。まずは家計という資金の流れを把握してみましょう。アナログな家計簿に限らず、銀行口座のアカウントと連動したアプリなどを利用すると複数のお金の一元管理が簡単になります。

運用効果を高めると収入アップと同じ効果!

ある程度貯金できたら、投資に取り組んでみましょう。収入アップと同じ効果が得られます。

一口に投資といっても、投資信託、ETF(上場投資信託)、株式、不動産、太陽光発電といったものから、投機的なFX(外国為替証拠金取引)、コモディティ、仮想通貨などがあります。

資産の減少を避け安定的に収益を生み出すには、人気もあり定評のある投資先が安心です。また長期的に運用したり国内外の金融商品に分散投資をするなど、リスクを織り込みながら投資することが重要です。

しかし子どもの教育費など、必要な時期がはっきりしている貯金目標がある場合は、運用の際も流動性を重視しておきます。想定している一定金額については、払い戻しのしやすい商品や現金で保有しておくと安心です。

貯蓄1000万円達成して人生をコントロールしよう

貯蓄目標1000万円も第一のステップ100万円を達成していくことで、貯蓄も運用も次第に波に乗ってくるはずです。ある程度の貯蓄があると、生活に余裕が出てきます。仕事に振り回されず、お金にも振り回されず、人生設計をコントロールしていきましょう。

参考
「平成29年分 民間給与実態統計調査―調査結果報告―(https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2017/pdf/000.pdf%E3%80%80)」(国税庁長官官房企画課)
「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]平成30年調査結果(https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari/2018/%E3%80%80)」(知るぽると)

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