明治大学の文系学部生が就職する上位企業とは

【就活企業研究シリーズ】企業業績、従業員数、給与と最近の株価

新学期・新年度も目前です。その中で2020年卒業の大学生の就職活動についての話題を耳にするようになってきました。業界研究や企業研究に時間をかけているという大学生も多いのではないでしょうか。

シリーズでお伝えしている「就活企業研究シリーズ」ですが、今回は明治大学の文科系学部卒業生の多くが就職する企業について学校の発表資料をもとに上場企業をピックアップし、過去5年間の業績動向、従業員数、年間平均給与や最近の株価動向について見ていきます。

明治大学の文科系学部の上位企業ランキング

明治大学が発表している2017年度（2018年3月31日現在）の同大学を卒業した文科系学部生の就職人数が20人以上の上位就職先は以下の通りです。

東京特別区：61人（25人）

みずほフィナンシャルグループ：55人（29人）

三井住友海上火災保険：40人（28人）

あいおいニッセイ同和損害保険：39人（20人）

日本郵政グループ：34人（17人）

損害保険ジャパン日本興亜：32人（22人）

三井住友銀行：30人（10人）

三菱UFJ銀行：30人（12人）

国家公務員　一般職：29人（11人）

りそなホールディングス：26人（10人）

野村證券：23人（5人）

ANAホールディングス：21人（20人）

千葉銀行：21人（7人）

大和証券グループ本社：20人（5人）

富士通：20人（4人）

※カッコ内は女子で内数

就職先企業の特徴と注目就職先企業の業績と株価

大学の就職先の業種別傾向をみると、金融、運輸、官公庁や自治体など分散していることが分かります。また、いずれも日本を代表する企業が名を連ねます。

さて、ここではそうした上位就職先企業から1社をピックアプし、過去5年の業績動向や従業員数、給与とともに最近の株価を見ていきましょう。

りそなホールディングス

早速、同社の過去５年の業績について見ていきましょう。

経常利益は、2000から3000億円台で推移しています。もっとも、直近3年間は2000億円台となっています。2014年3月期には3121億円であったのが、2018年3月期には2177億円と、経常利益の水準は5年前と比べると減少しています。

さて、従業員数や給与はどうなっているのでしょうか。

連結の従業員数は1万6785人（2018年3月期）。また、提出会社の従業員数はホールディングスということもあり、1134人となっています。提出会社の平均年間給与は871万円となっています。

最後に過去1年の株価を見ておきましょう。

昨年の秋以降株価は右肩下がりです。1年前は550円台となっていましたが、現在は470円台となっています。昨年の春以降株価は上昇し、650円を超える場面もありましたが、その後は下落しています。

【参考資料】

明治大学「2017年度主な就職先」