面接官に聞いてみた「イラッとする瞬間はどんなとき？」

就職活動において、何度も経験することになる面接。面接官は多くの就活生と出会うなか、少々苛立ちを覚える場面もあるようです。一体どんなことが原因なのか、しっかり探っていきましょう。転職活動中の方も、ぜひチェックしておいてくださいね！

面接官がイラッとし、嫌悪感を抱く就活生とは

まずは、実際に面接したなかで、思わず嫌悪感を抱いてしまった人の具体例をご紹介しましょう。

うちの会社のことを知らない

面接において、就職や転職の志望動機はとくに重視される項目です。それなのに、会話のなかで「本当にうちの会社を希望しているのか」と首をかしげたくなる場面もあるようです。

会社の代表者がメディアで発言している内容を知らない、話にすら触れない、出版している本の存在すら把握していないなどの言動が見られると、「うちの会社に来ることはないだろうな」と受け取られてしまいます。志望している会社の情報は、あらかじめ把握しておくと安心です。

今の職場の文句を言う

転職活動をしている人の場合、今の職場や上司に不満を持っていることもあるでしょう。とはいえ、転職活動の面接中に「今の会社のこんなところが嫌なんです」「上司と合わないんです」と文句を連発するのは、あまり好ましいことではありません。

聞いている側からすると、「うちに入社しても、同じように社内の人の悪口を言うんだろうな」と捉えられてしまいます。転職の動機を聞かれても、会社の文句を長々と言うのは控えておきましょう。

今の会社を自慢する

悪口の言いすぎはよくない一方、過度な自慢も悪い印象を与えてしまいます。とくに注意しておきたいのは、今いる会社と同じ業界内で転職活動をしているとき。いまの会社が業界内のトップに位置しており、面接をしている会社の業界シェアがそれよりも低いというケースも起こりえます。

相手からすれば、「どうして今より下の会社に行きたいんだろう」という疑問だけでなく、「うまくキャリアを積めなかったのだろう」と捉えられてしまうかもしれません。たとえ本音でも、「今の会社はすごい」とアピールするのは避けておきましょう。

面接で絶対にやってはいけない3つのこと

絶対に避けておきたい最低限のマナーは、しっかり抑えておきたいところ。面接官に嫌われることのないよう、次のような行動には常に注意しておきましょう。

時間を守らない

面接の時間に遅れて来る人に対しては、「心の底から採用してほしいと思っていない」という印象を持ってしまいます。また、「普段から時間に余裕を持って行動していない人」と思われてしまうでしょう。

人身事故や天災などで交通機関に影響がでたときは、できるだけ早く連絡をするようにしておくほうが安心。とはいえ、あらゆる事態を想定して早めの行動を心がけるようにしておきたいですね。くれぐれも、嘘でごまかそうとすることはやめておきましょう。

忘れものをする

事前に伝えられたものを持ってこなかった場合、「本気ではない」と捉えられてしまいます。とくに多いのは、履歴書を忘れるケース。履歴書には、あなたのことを知ってもらう情報がたくさん載っています。面接に向かう前に、カバンの中をもう一度確かめる癖をつけておきましょう。

身なりが整っていない

面接において、第一印象はとても重要なポイント。会った瞬間にネクタイが曲がっていたり、スーツがヨレヨレだったりすると、あまりいい印象を与えられません。

見落としがちなのは、足元や爪といった目が届きにくい部分です。靴はしっかり磨いておき、爪も適度な長さに切っておいてくださいね。

まとめ

面接でいい印象を与えるには、事前の準備を入念に行なっておくことが大切です。忘れものはないか、時間に余裕を持って出発するようにしているかに加え、面接を受ける会社の情報収集もしておきましょう。そしてあなたの強みをしっかりアピールして、面接を成功させてくださいね。