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一瞬でキャリア崩壊する不用意な失敗。写真や動画が”凶器”に…

LIMO / 2019年4月4日 19時45分

一瞬でキャリア崩壊する不用意な失敗。写真や動画が”凶器”に…

一瞬でキャリア崩壊する不用意な失敗。写真や動画が”凶器”に…

自分にとっては「何気ないこと」が、せっかく苦労して積み上げてきたキャリアを一瞬で崩壊させ、仕事を失ってしまうこともあります。そこで今回は、知らないと後悔する「キャリア崩壊の可能性がある行為」と、その対策、注意点について紹介します。ぜひ、自分のキャリアを守るための参考にしてください。

「彼に嫌われたくない」が招くキャリア崩壊

大好きな彼や彼女と過ごす時間は楽しく、イチャイチャすることも多くなりますよね。けれど、パートナーの言うままにキスシーンやベッドシーンの画像・動画を撮影したり、撮影に同意してしまうと後々トラブルになることも少なくありません。先々後悔することのないよう、ケース別に対策を行っていきましょう。

あまり深く考えずに画像や動画の撮影に同意してしまっていた人

撮影に同意する前に、今後は下記の3点についてよく考えましょう。

画像や動画が一生残ってしまう可能性もある

どんなに大好きな人でも、別れてしまう可能性もある

撮った画像や動画は、別れたあとに脅迫材料となる可能性もある

「彼に嫌われたくない」という気持ちから撮影に同意してしまっていた人

「自分自身への評価」と「考え方を変える」訓練をしてみましょう。

五感生理学研究者である荒木行彦氏によれば、子供の頃からの体験や経験は感情を支配する扁桃体という部分に恐怖心やトラウマとして記憶されるそうです。そのため、恐怖やトラウマの原因となった記憶に類似する状況に陥ると、「嫌われたくない」という気持ちが働くといいます。

トラウマや恐怖心が大きい人は、自己評価が低くなり、「この人がいなくなったら人生の終わり」「こんな自分と付き合ってくれているのだから」というマイナス思考が撮影の同意につながる場合もあります。今後は、他人よりも優れている部分を探して自信を高め、自分に対する評価を高めていくようにしましょう。

また、撮影に関して、嫌だと伝えても強要してきたり、思いどおりに行動しないと機嫌を損ねたりする人は、「あなたのことを大切に思っていない人」の可能性が非常に高いと言えます。そんな人のために積み上げてきたキャリアを失うことがないよう、よく考えて判断することをおすすめします。

「親しい友だちだけ」が招くキャリア崩壊

報道を見ていると、「バカッター」「バイトテロ」と騒がれるような画像や動画を撮影した人たちの多くが、「友人しか見ないだろう」と軽く考えて投稿したようです。しかし実際は、「ゴミ箱に捨てた魚を取り出して調理した動画」や「冷凍室に入った画像」に驚きや不快感を覚えた人たちが次々とシェア・拡散したため、あっという間に話題となりました。

アメリカの心理学者であるスタンリー・ミルグラム氏の、「人は6人を通じれば、間接的にではあっても世界中の人たちと知り合いになる」という研究発表からもわかるように、何らかの情報が世界中の人々に広まるのは、意外と簡単なことでもあります。

人に不快感を与えるような画像や動画はもちろんのこと、撮影をする場合には、世界中の人に見られても恥ずかしくないようなものだけをアップするよう心がけましょう。

また、親しい友だちにだけ送ったはずのメールやメッセージが晒されることも多いので、書く内容や送る画像・動画には十分に注意することも大切です。

「楽しいノリ」が招くキャリア崩壊

親しい間柄の人と過ごす時間は楽しく、気を許してリラックスできる反面、「素の自分をさらけ出しすぎる」「ノリや雰囲気に流されてしまう」など、注意が必要な時間でもあります。

また、集団心理が働くと、善悪の判断がつきにくくなることが多く注意が必要です。「飲酒して悪ふざけする」「回転寿司で醤油差しを鼻に入れる」など、普段は絶対にしないような行為を防ぐためにも、集団の中にいるときは下記の3点に気をつけましょう。

集団心理が働いていないかチェックしながら判断する

自分の中に違和感がないか、立ち止まってよく考える

自分のしている行動は普段からしている行動なのか、自分自身がその行動に共感できるかを冷静に考える

集団の場合、ひとりひとりの同意を得ずに、撮影した動画を故意または罪悪感なくインターネットにアップすることもあります。その場合、友達の友達、そのまた友達を介して永遠に広がっていく可能性もあるので気をつけましょう。

まとめ

「バカだなぁ」と呆れてしまうような写真や動画も、今回紹介したように、当事者のときには意外と深く考えずに撮影や投稿してしまうことがあるものです。

一時の恥で済むことや苦笑いされて終わること、ラブラブ・イチャイチャで済むようなシーンも、画像や動画に残してしまうと一生残る凶器となる場合があります。画像や動画を撮影するときにはよく考え、ニュースやインターネットで大騒ぎにならないよう気をつけましょう。

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