1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

育児でかさむ出費!大学までの教育費と教育資金の捻出方法

LIMO / 2019年4月8日 11時0分

育児でかさむ出費!大学までの教育費と教育資金の捻出方法

育児でかさむ出費!大学までの教育費と教育資金の捻出方法

子どもが社会人になるまで、一体どのくらいのお金がかかるのかご存知ですか?育児には、なにかと費用がかさんでいくもの。具体的に必要なお金を把握しておき、しっかり備えておくことが大切です。

そこで今回は、大学までの教育費に加え、教育資金をどうやって用意すればいいのかをお伝えします!

教育費に含まれるもの

まずは、「教育費」に含まれる範囲を確認しておきましょう。文部科学省では、「学校教育費」「学校給食費」「学校外活動費」の3項目を合計して「学習費総額」としています。

「学校教育費」に当てはまるものは、授業料、修学旅行・遠足・見学費、学級・児童会・生徒会費、PTA会費、その他の学校納付金、寄附金、教科書費・教科書以外の図書費、学用品・実験実習材料費、教科外活動費、通学費、制服、通学用品費など。

「学校給食費」は、その名の通り「幼稚園・小学校・中学校において、完全給食、補食給食、ミルク給食等給食の実施形態に関わらず、給食費として徴収した経費」を指します。

「学校外活動費」は、家庭内学習費や家庭教師費用等、学習塾費等の「補助学習費」と、体験活動・地域活動、芸術文化活動、スポーツ・レクレーション活動、教養・その他の「その他の学校活動費」を合計したものです。

このように細かく分かれており、これらをまとめて「学習費」と表現されています。

公立・私立のそれぞれでかかる費用は?

では、先ほどご紹介した「学習費」は一体どのくらいかかるのでしょうか。文部科学省の「平成28年度子供の学習費調査」による公立・私立それぞれにおける学習費は、以下の通りです。

【公立】
幼稚園:23万3947円
小学校:32万2310円
中学校:47万8554円
高等学校(全日制):45万862円

【私立】
幼稚園:48万2392円
小学校:152万8237円
中学校:132万6933円
高等学校(全日制):104万168円

すべて公立に進学した場合、学習費の総額は以下のようになります。

幼稚園の学習費×2年=46万7894円
小学校の学習費×6年=193万3860円
中学校の学習費×3年=143万5662円
高校の学習費×3年=135万2586円

合計すると、約520万円という結果でした。大学に進学する場合、さらに追加で費用が発生します。あくまでも、これは最も安いケースと捉えておきましょう。

教育資金の捻出方法

日々の生活のなかで教育資金を用意するには、次のような方法があります。

他の目的と分けて積立貯金をする

マイカーやマイホームの購入資金といった他の目的と混同しないため、教育費用の口座を用意しておきましょう。毎月の貯金額を設定し、給料が支払われたらすぐに入金します。金融機関によっては、普通預金から自動で定期預金に積み立ててくれるサービスをしているとこころもありますよ。

学資保険を利用する

さまざまな金融機関が提供している学資保険に加入するのもいいでしょう。契約者(保護者など)が万が一死亡・所定の身体障害などの事態になったとき、保険料が免除されるといった「保険」としての機能も備わっている点もポイントです。

ただし、途中解約は元本割れとなるケースもあります。「途中で保険料が払えなくなった」ということのないよう、無理のない範囲の加入を検討してくださいね。

まとめ

「育児をしていくうえで、こんなに出費がかさむなんて…」と驚いた方もいるのではないでしょうか。将来の教育費に困らないためには、早いうちからコツコツとお金を積み立てておくことが大切です。

長期にわたってお金を貯めるには、他の目的の貯金と混ざってしまったり、途中で使ってしまったりしないよう注意しなければなりません。積立貯金や学資保険を利用し、計画的に、かつ確実にお金を用意しておきましょう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください