40代〜70代までの世代別、貯蓄額・負債額の平均値とは?

LIMO / 2019年4月8日 18時0分

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40代〜70代までの世代別、貯蓄額・負債額の平均値とは?

4月に入りました。新年度、新学期ということもあり、皆さんも「今年こそは!」と決意を新たにされていることも多いのではないでしょうか。決意を新たにされることの中で、お金関係の話はよく耳にします。

その中で「自分の貯蓄額や負債額は、周りと比べてどうなんだろう」と気になったことはありませんか?「他の人の方がたくさん貯蓄をもっているかも」「自分の負債額は多い方なのかな」といったお金の不安は、なかなかつきることがありません。ただ、お金の話はなかな他人には聞きにくいもの。

そこで、貯蓄や負債にまつわる情報を集めてみました!自分がどのあたりに位置しているのか、この機会に確認しておきましょう。

世代別、貯蓄額・負債額の平均値とは?

まずは、世代ごとにおける貯蓄や負債の状況をみてみましょう。総務省が2018年5月18日に公表した「家計調査報告(貯蓄・負債編)-平成29年(2017年)平均結果-(二人以上の世帯)」によると、世代別の平均値は以下の通りです。

【世代別の一世帯あたり貯蓄現在高平均値】

40歳未満:602万円

40歳代:1074万円

50歳代:1699万円

60歳代:2382万円

70歳以上:2385万円

ご覧の通り、世代に比例して貯蓄現在高も上がっています。ちなみに、一世帯あたり貯蓄現在高の平均値は1812万円でした。

続いて、負債現在高も確認しておきましょう。

【世代別の一世帯あたり負債現在高平均値】

40歳未満:1123万円

40歳代:1055万円

50歳代:617万円

60歳代:205万円

70歳以上:121万円

貯蓄現在高とは反対に、世代が上がるごとに低くなっています。なお、一世帯あたり負債現在高の平均値は517万円でした。

みんなどのくらいの借金を抱えている?

若い世代ほど多くの負債を抱えているということが分かりましたが、具体的にはどのような分布になっているのでしょうか。

2018年11月9日に金融広報中央委員会(事務局 日本銀行情報サービス局内)の「知るぽると」が公表したデータから、二人以上世帯で借入がある世帯についての借入金保有状況を確認してみましょう。

借入金のレンジと世帯比率は以下の通りです。

50万円未満:6.0%

50万円以上100万円未満:4.6%

100万円以上200万円未満:7.0%

200万円以上300万円未満:5.0%

300万円以上500万円未満:6.4%

500万円以上700万円未満:5.3%

700万円以上1000万円未満:5.9%

1000万円以上1500万円未満:11.1%

1500万円以上2000万円未満:8.3%

2000万円以上:28.1%

「無回答」:12.3%

一番多い割合を占めているのは、「2000万円以上の借入金がある世帯」であることが分かりました。

このなかに当てはまるのは、借入金がある世帯のうち、30歳代は56.1%、40歳代は37.8%となります。つまり、借入がある世帯のうち、30歳代の半分以上の世帯が2000万円以上の借入金も背負っているということですね。

なお、30歳代の借入金の平均値は2099万円、中央値は2240万円です。平均値、中央値いずれも2000万円を超えていますね。そして40歳代の平均値は1673万円、中央値が1600万円と、ともに1000万円を超えています。このことからも、30代、40代の借入金の重さが感じられます。

日本人の貯蓄の特徴をチェック

世代が上がるごとに多くなる貯蓄額。貯蓄にはさまざまな手段がありますが、日本人はどのような貯蓄を行なっているのでしょうか。

日本証券業協会の「平成30年度 証券投資に関する全国調査」によると、預貯金の保有割合は92.8%超であるにも関わらず、株式は12.6%、投資信託は9.2%という結果でした。このことから、運用性の高い商品の保有率の低さがうかがえます。

また、金融商品に求めることは「いつでも出し入れができる」が47.5%、「元金が安全」が40.1%という結果に。資産を拘束されたくない、リスクを負いたくないと考えている人が多いようです。

まとめ

日本人の多くは「投資などによってお金を失うリスクは避けたい」と考えているようです。とはいえ、低金利の現在に貯蓄を増やすには、リスクのある運用を行なうのもひとつの選択肢でしょう。金融商品ごとのリスクをしっかりと理解したうえで、自分にあった貯蓄の増やし方を探してみてくださいね。

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

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