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手段を選ばない節約は逆効果?やってはいけない節約とは

LIMO / 2019年4月10日 11時0分

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手段を選ばない節約は逆効果?やってはいけない節約とは

子どもの教育費、マイカーやマイホームの購入、老後の備えといった目的のため、貯蓄をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。とはいえ、節約に縛られ過ぎて途中で放棄したり、ストレスを抱えたりしていては意味がありません。無理なく継続して節約するには、一体どうすればよいのでしょうか。

無駄をカットし節約する

節約を長続きさせるには、やみくもに節約するのではなく、的を絞って無駄をカットすることが大切です。さっそく、項目ごとの節約ポイントをみてみましょう。

スマホ代

大手キャリアから格安スマホに乗り換える、不要なオプションを解約するといった方法で、毎月のスマホ代を抑えることができます。わざわざ契約会社を乗り換えるのではなく、安いプランに変更するというのもいいでしょう。

食費

毎日の食生活を見直し、続けられそうだと感じるものから取り組みましょう。たとえば、職場にお弁当を持参する、自販機で買っていたお茶から水筒に切り替える、間食を控えるといった方法があげられます。外食が多い方は、自炊に挑戦するのもおすすめですよ。

娯楽費

今は通っていない習い事の解約や契約コースの変更を検討する、民間より安い自治体のスポーツジムを活用するなど、ちょっとした工夫で節約することができます。また、趣味を満喫することは、ストレス解消に役立ちます。我慢のしすぎには十分注意しておきましょう。

やってはいけない節約とは

「やるべき節約」がある一方、「やってはいけない節約」があるのはご存知でしょうか。「よかれと思って取り組んだことが裏目に出た…」なんてことのないよう、避けておきたい節約方法を学んでおきましょう

安い贈り物で済ませる

節約に取り組んでいると、人のための支出は無駄だと思ってしまいがち。「安いプレゼントで済まそう」と考えてしまうこともあるかもしれません。

でも、「人への贈り物はあなたの品位を表している」ということを忘れないでください。そのプレゼントを見た人がどう感じるか、そして周囲の人があなたにどういったイメージをもつかを想像してみましょう。プレゼント代を節約したことで、あなたのイメージを大きく損なうかもしれないのです。

自分磨きに関わる節約

通いきれていない習い事を解約するのは正しい節約ですが、本当は興味があるのに「もったいないから」という理由で諦めるのは避けておきましょう。

自分が得意なものは、いつか自分を助けてくれます。自分が好きなもの、得意な分野はなにかを見つめ直し、そこを中心に自分磨きに取り組んでくださいね。

「とりあえずいいものを」という発想

「冷蔵庫は大きい方がいい」「大人数用のソファの方がいい」といったような「大は小を兼ねる」理論で物を選ぶと、どんどん無駄な出費が膨らんでいきます。こだわりのアイテムならまだしも、特に深い理由がない場合は、身の丈に合ったものを選んでおきましょう。

お金に困る人のあるある

最後に、お金に困る人にありがちなことをみていきましょう。ご自身の習慣を見直すきっかけにもなりますよ。

口癖は「お金がない」 

本当にお金がないからこそ言ってしまう言葉なのだと考えられますが、この発言にはデメリットが存在します。というのも、「お金がない」という言葉だけで片付けてしまうので、それ以上先に進むことができなくなってしまうのです。

思わず「お金がない」と言ってしまった時は、すかさず「だから収入を増やそう」「でも節約してお金を増やそう」と続けるようにしてみましょう。

現金よりクレジットカード派

現金のやり取りがないクレジットカードは、お金を使った実感を得にくいという面もあります。そのため、つい多く使いすぎてしまうことも。1カ月の上限金額を設定しておく、使った金額はメモしておくなど、使い過ぎ対策をしておきましょう。

まとめ

「貯蓄のためなら」と手段を選ばない節約をしていると、途中で息切れしたり、周囲からのイメージを損なったりしてしまうことがあります。「これは節約してもいい部分か」「後悔しないか」をよく踏まえたうえで、賢く節約に取り組んでいきましょう。

【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

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