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1年で100万円を貯めるための「はじめの一歩」

LIMO / 2019年4月16日 11時0分

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1年で100万円を貯めるための「はじめの一歩」

貯金を始める第一歩は、目標額を決めること。まずは分かりやすく「1年で100万円」を掲げてみてはどうでしょうか。「それならできそう」と感じる方も「さすがに厳しいのでは」と顔をしかめる方も、これがどのくらいのハードルなのか、現実的な目線で考えてみましょう。

1年で100万円を貯金するのはどのくらい難しい?

はじめに、「知るぽると」による「家計の金融行動に関する世論調査」[単身世帯調査](2018年)から、日本の貯金の状況を捉えておきましょう。調査の結果によると、金融資産の保有額の平均値は744万円、そのうち預貯金は310万円となっています。

ただし、この数字の中には、金融資産を保有しない世帯が38.6%存在します。金融資産を保有する世帯だけの金融資産の平均値は1234万円、そのうち預貯金は515万円です。

このことから、全体の約4割近くが金融資産をもっていないこと、そして両者の金融資産には、大きな差があることが分かりました。貯金ができない状態から抜けだすのは、思っているよりもハードルが高いと考えられます。

お金を貯める基本を抑える

そんなハードルを乗り越えるためにも、さっそくお金を貯める行動に移しましょう。貯金における基本は、「収入を増やす」「支出を減らす」の2つに分けられます。

「収入を増やす」ためには、今の仕事で成果を出して昇進を狙う、副業を始める、使わないものを売るなどの方法が挙げられます。また、転職して年収がアップするケースもあります。産業によって平均年収は大きな差があるため、いまとは別の業界や産業への転職も選択肢のひとつでしょう。

「支出を減らす」には、あらゆる面で節約をしていきましょう。たとえば、保険を見直すことで同じ保障内容のものに加入している、保障が過剰すぎるといった状況に気がつく可能性があります。

また、スマホや携帯の契約を見直し、通信会社や料金プランを変更することで、毎月の利用料金を抑えられることもあります。まずは今ご自身が加入しているサービスを確認し、どこを節約できるかを見つけ出しましょう。

1年で100万円貯めたいと思ったらするべきこと

最後に、1年で100万円貯めるための取り組みをご紹介しましょう。

家計簿をつける

毎日の出費を家計簿に記入し、定期的に見直す癖をつけましょう。各項目を1カ月ごとに集計していくと「今月は外食代が高かったから、来月は自炊をしよう」などの改善点が発見できます。手軽な家計簿アプリもあるので、手書きが面倒な方はそちらを使ってもいいですね。

有料サービスを見直す

新聞や雑誌の定期購読をしている方は、無料サイトから似た情報を得る、図書館で雑誌を借りるといった方法に切り替えてみましょう。また、動画の見放題サービスなどに加入し、利用していない現在も利用料金を払い続けているケースも見られます。自分の契約しているサービスを見直し、不要なものや代用できそうなものは解約を検討してみてくださいね。

つみたてNISAを活用する

100万円が貯まったら、つみたてNISAを活用してみるのもいいでしょう。非課税枠があるだけでなく、運用時にかかる信託報酬が安い金融商品が多いため、投資初心者にぴったりです。ただお金を持っておくだけでなく、運用してお金に働いてもらうのもひとつの選択肢でしょう。

まとめ

1年で100万円を貯めるためには、一時的ではなく継続した節約が必要です。日々の食費などをこまめに削るのもいいですが、節約効果の大きい固定費を見直すとスムーズに貯められるでしょう。

とくに有料サービスなどの使用料は、自動引き落としによって存在感が薄れがち。クレジットカードや銀行口座の明細を確認し、自分が毎月なににいくら払っているのかを改めてチェックしておきましょう。

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