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子どものお小遣はいくらが相場?月の平均額と定額制のメリット

LIMO / 2019年4月20日 18時0分

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子どものお小遣はいくらが相場?月の平均額と定額制のメリット

子どもがある程度大きくなってくると、お小遣いを与える家庭も増えてきます。「この年齢ならいくら」という明確な決まりがあるわけではないので、どのぐらいの金額を渡せばいいのか悩んでしまいますよね。そこで今回は、子どものお小遣いに関するさまざまな情報をご紹介します!

子どものお小遣いの定額制はいつから?

ひと口に「お小遣いを渡す」と言っても、その渡し方にはさまざまなパターンが考えられます。必要なときだけ渡す、お手伝いをしたら渡す、誕生日などの行事のときに渡す…。なかでも定番なのは、「1カ月にいくら」と決まった金額を渡すスタイルでしょう。

子どものお金の管理力が問われる「お小遣いの定額制」。世の中の家庭では、子どもが何歳になった頃からこのルールを取り入れているのでしょうか。

2015年度の金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査」(第3回)によると、子どもにお小遣いを「月に1回定額を渡す」「ときどき渡す」という家庭の割合は以下の通りになりました。

・小学校低学年
月に1回定額を渡す…13.4%
ときどき渡す…57.3%

・小学校中学年
月に1回定額を渡す…32.1%
ときどき渡す…47.8%

・小学校高学年
月に1回定額を渡す…45.0%
ときどき渡す…38.8%

子どもの年齢が上がるごとに、月に1回の定額制を行なっている家庭が増加しています。このことから、小学校中学年~高学年の時期からお小遣いの定額制を始める家庭が多いことがうかがえます。

小学校〜高校までの平均月額は?

次に、1カ月あたりのお小遣いの平均額をみてみましょう。先ほどと同じ調査の結果によると、月に1回お小遣いを与えている家庭の平均額は以下の通りです。

小学校低学年:1,004円(中央値500円)
小学校中学年:864円(中央値500円)
小学校高学年:1,085円(中央値1,000円)
中学生:2,536円(中央値2,000円)
高校生:5,114円(中央値5,000円)

ご覧の通り、小学生の間は1,000円ほどだったお小遣いも、高校生になると5,000円と大きな出費となります。家計から捻出すべき費用として、お小遣いの存在は意外と大きいようです。学費だけでなく、お小遣い費もしっかり備えておきたいですね。

お小遣い制を通して子どもが得ること

毎月一定のお金を渡すことは、子どもにとってどのようなメリットがあるのでしょうか。1つずつ確認してみましょう。

お金の価値を知る

1カ月に使えるお金が決められることにより、お金はそう簡単に得られるものではないと知ることができます。また、お小遣い日を親の給料日に合わせて「これはパパやママが頑張って働いてもらったお金なんだよ」と伝えると、世の中の仕組みを学んでくれるでしょう。

貯金の意味が分かる

高い商品が欲しくなったとき、「数カ月に渡ってお金を貯めれば、欲しいものが手に入る」と知ることができます。欲しいものを得るためには我慢も必要である、と学ぶきっかけにもなるでしょう。そして、目標に向かって我慢をする自制心、目的のものが手に入ったときの達成感も味わうことができます。

このように、お小遣い制では言葉だけの説明ではなかなか分かりにくい「お金の大切さ」や「貯金することの意味」を実感することができます。子どもにどんなことを学んでほしいのかを考えた上で、お小遣いに関するルールを定めておきましょう。

まとめ

定額のお小遣いを与えることは、お金の管理力を自然と身につけられる手段とも言えるでしょう。「お小遣いを一気に使って、今月分はもう残っていない」なんて失敗も、計画的に使うことの大切さを知るきっかけになります。「大事に使ってね」と伝えて渡すと、子どもながらにお金の価値を感じてくれるはずですよ。

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