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30-40代の5人に1人は貯蓄ゼロ!? お金に困る人にありがちな習慣とは

LIMO / 2019年4月20日 8時45分

30-40代の5人に1人は貯蓄ゼロ!? お金に困る人にありがちな習慣とは

30-40代の5人に1人は貯蓄ゼロ!? お金に困る人にありがちな習慣とは

30代-40代で「貯蓄がゼロ」という人が2割を超えている、というちょっとショッキングなアンケート結果があるのをご存じですか? 今回はこの調査結果をご紹介しながら、お金に困る人にありがちな習慣をチェックしていきます。

30代-40代の貯蓄はどのくらい?

SMBCコンシューマーファイナンスが2019年3月に発表した「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019(http://www.smbc-cf.com/news/datas/chousa_190306.pdf)」によると、現時点で貯蓄が「0万円(貯蓄ができていない)」という回答の割合は23.1%という結果でした。

この調査は30-49歳の男女を対象にしたもので、有効回答は1000サンプルとなっています(有効回答から男女×30代前半・後半、男女×40代前半・後半が均等になるように抽出)。

また、貯蓄が「1万円~50万円以下」は24.6%で、上記の「0万円」と合わせた100万円以下の層は60.5%となりました。一方、「500万円超~1千万円以下」(8.0%)や「1千万円超」(9.8%)との回答もそれぞれ1割程度あります。なお貯蓄額の調整平均※は195万円でした。

※上位数%のデータにみられた極端な値(貯蓄額が数千万円・数億円など)の影響を除外するため、10%調整平均(上位と下位からそれぞれ10%のデータを除外して算出した相加平均)を利用

お金に困る人にありがちな習慣

このように、働き盛りの世代であっても貯蓄ができていないケースが少なくありません。では、貯蓄ができない、あるいはお金に困る人にありがちな習慣はどのようなものでしょうか。自分に当てはまるところがないかチェックしてみてください。

外食が多い

食事を外食ですませることが多いと、食費がかさむ一方です。毎回自炊をするのが厳しい場合は、自分の適量だけを購入できる量り売りの総菜で済ませるのもいいでしょう。

ただし、スーパーやコンビニに寄る際は「つい無駄なものを一緒に買ってしまう」という可能性があります。誘惑に負けてしまいそうな方は、お弁当屋さんで目的のものだけを買うのもひとつの方法ですよ。

クレジットカードを頻繁に利用する

現金に比べてお金を使った感覚を感じにくいクレジットカードは、予定よりもつい多く使ってしまいがちです。便利なシステムですが、使い過ぎると無駄遣いに歯止めがきかなくなってしまいます。

同じく、プリペイド式電子マネーも会計の際に現金のやり取りをするわけではないため、多用には注意が必要です。クレジットカードや電子マネーを使用したあとは、金額を控えて利用状況を把握するようにしておきましょう。

必要以上の自分磨きをする

お金に困る人の中には、「自分のマイナスな面をなんとかしよう」と自分磨きを過剰に行なうケースも見られます。

「あれもこれもしないと」と思い込み、習い事や通信講座などを片っ端から取り組み、どれも中途半端になってしまうことも。自分磨き自体は素晴らしいことですが、自分が集中して取り組める量だけをこなすようにしましょう。

赤字の家計を改善するコツ

給料日前になるとお金が足りなくなるのであれば、家計を改善しなければなりません。そこで、赤字から抜け出すためのコツをいくつかご紹介しましょう。

目標の貯金額を決める

最初に1年間で貯める金額を設定し、それをベースに毎月ごとの貯金額を計算しましょう。ボーナス月は少し多めにしておくのもポイントです。

給料が振り込まれたら、先に貯金用の銀行口座へ移動しておきます。こうすることで、月末に手元にあるお金を使い切ってしまっていても、貯金用のお金は確保しておくことができます。明確な目標があると、貯金に対するモチベーションも高まるでしょう。

安さに釣られない

特売品に出会うと、ついお得感に惹かれて購入してはいませんか? もともと買う予定だったものが安くなっているならお得と言えますが、ときには必要のないものまで買ってしまうこともあるでしょう。

買い物をするときは「安いから」という理由だけではなく、「本当に必要なのか」という判断基準で選ぶようにしましょう。

まとめ

「自分以外にも貯蓄ができていない人がいるんだ」という安心は禁物です。お金を貯めることができない状態が続いているなら、普段の生活を見直してお金の余裕を生み出しましょう。「安い物は買わないと」「自分磨きは幅広くしないと」という固定概念があるなら、まずはその意識を改めることから始めてくださいね。

【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

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