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「手作り=愛情」という風潮…。手作りできなくても子どもを愛してる!

LIMO / 2019年4月26日 11時0分

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「手作り=愛情」という風潮…。手作りできなくても子どもを愛してる!

何事においても手間ひまかけて、丁寧に行うことはとても大切なこと。子育てにおいてもしかり。しっかりと子どもと向き合い、子どものものは可能な限り手作りで…。

それが苦にならずできればいいのですが、どうしても苦手な人、事情があって時間が取れない人もいます。そういうママは、肩身の狭い思いをしなければいけないのでしょうか。

■洋服、お弁当、おやつ…手作りなんて無理!

幼稚園に入学の際、手提げや巾着、ランチョンマットは手作りで…と指定され焦ったママは結構多いのではないでしょうか?かくいう筆者も、裁縫は大の苦手。入園のしおりや配布された型紙を見て、泣きたいくらい途方にくれたのを思い出します。

不格好でもいい、お母さんが手間ひまかけて作ってあげることが愛情の証。それはそれで納得できるし、理解もできますが、筆者のように裁縫が苦手な人間が作ったボロボロのバッグやコップ入れよりも、子どもが好きなデザインの既製品のものの方が、子どもも喜ぶような気がするんだけど…なんて思ったのを覚えています。

お裁縫の次はお弁当作り。どんなお弁当がいいのかしら、とネットで検索したら、でてくるでてくる手の込んだ可愛いお弁当の数々。どれも「愛情弁当」なんて名前がついて いるものだから、カラフルで可愛いお弁当じゃないと、愛情を込めたお弁当だと認めてもらえないのか…と卒倒しそうになったものです。

最初こそ出来ないなりに頑張ってはいたのですが、やはり無理は続かず、娘に「お母さんは、可愛いものとか手作りするのは苦手だ」と告白し、謝罪する結果に。幸いにも娘は「どんなものでも、ママが作ったものが嬉しいの」と言ってくれたので、どれだけ不格好でも構わないんだ、と気持ちが楽になりました。

でも、それと同時に、「世の中のどれくらいのお母さんが、ネットや雑誌に載っているような、丁寧な手作りの生活を実践しているのだろう」と思ったものです。どうしても手作りが苦手なママは、まずはネットで「手作り 簡単」などと検索するはずです。

でも、画面のどこを見ても決して簡単だとは思えないようなものばかり…。これじゃあ絶望したくなってしまいます。

■子どものことを考えて…それだけでいい

「手作り=愛情」ではない、と筆者は思います。子どものものを手作りしてあげたい、と思うときにしてあげる、それくらいの軽い気持ちでいいのではないでしょうか。特に、仕事をしているママは、なかなか手作りする時間がとれず、子どもに「申し訳ないな…」なんて思ってしまっているかもしれません。

確かに手作りのものは…

子どもの要望やサイズにぴったりのものが作れる

他にはないオリジナリティあふれた世界でひとつのものがプレゼントできる

素材にこだわることができるので、安心、安全などのメリットがあります。

既製品と比べて親の愛情の深さを感じられる

しかしこういったメリットを子どもは感じるでしょうか?

手作りじゃなくても、子どもが喜ぶだろうな、と思う既製品を選んであげる、子どもが欲しがったものを何件も回って探してあげる、それだけでじゅうぶん「母の愛ってすごいなぁ」って感じられると思いませんか?

子どもに手作りをしてあげられない、どうしても手作りが苦手…というママたち、劣等感を感じる必要も、罪悪感を覚える必要もないのです。あなたたちは、決して楽をしようとしているわけではないのですから。

手作りに割く時間があれば、その分子どもとしっかりと向き合いたい、子どもと遊んであげたい。それでいいじゃないですか。愛情の表現方法はひとそれぞれ。子どもたちにいろいろ手作りしてあげることが愛情表現だ、というママもいれば、それとは違った表現方法のママもいるんです。

■人に強制されるものではない

手作りって「しなければならない」と思ってするものではないと思います。自分から進んで「作りたい」「作ってあげたい」と思ってすることが大切だと思うのです。

何も作れない、作ってあげないことが愛情不足だとは思いません。子どもへの愛情は、手作りかそうじゃないかで計れるものではない、ということ強く実感しています。

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