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貯蓄がゼロの人向け!100万円を1年で賢く貯金する方法

LIMO / 2019年4月27日 18時0分

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貯蓄がゼロの人向け!100万円を1年で賢く貯金する方法

毎月収入を全部使ってしまって貯金ができない人。少しずつ貯めてはいるのだけど、旅行などのまとまった出費でなくなってしまう人。最初は100万円の貯蓄を目指しませんか?

まずは一般家庭の貯蓄額を知ろう

金融広報中央委員会による平成30年度「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査)」では、「二人以上世帯で金融資産を保有しない世帯も含む調査実数3,579世帯」の金融資産の保有状況を発表しています。

金融資産非保有:22.7%
100万円未満:3.6%
100万円以上200万円未満:3.9%
200万円以上300万円未満:3.2%
300万円以上400万円未満:3.9%
400万円以上500万円未満:3.4%
500万円以上700万円未満:7.8%
700万円以上1,000万円未満:6.8%
1,000万円以上1,500万円未満:10.0%
1,500万円以上2,000万円未満:7.0%
2,000万円以上3,000万円未満:8.6%
3,000万円以上:12.7%
※無回答6.4%

金融資産を持っていない、もしくは100万円未満という世帯は合計26.3%、約4分の1という結果になりました。75%の世帯は100万円以上の金融資産を有しています。100万円未満の人は出遅れていますよ。お金に対する意識を変えていきましょう。

100万円貯める!と決めたら始める5つのこと

お金を貯める決心をしたら、以下の順番にはじめてみるといいでしょう。

できることからひとつずつ始めていくと、日常生活で見落としていた無駄使いに気づくことができます。

意識を変えたら毎月の貯金額を設定する

さて、毎月の貯金額をどう設定すればいいのかですが、ボーナスがある方は、例えば6月と12月がボーナス月であればそこを中心に貯金額を決めます。1回のボーナスから30万円、年合計で60万円を貯蓄に回せるのであれば、残りの40万円を月々貯めていく計算です。そうすると40万円÷12カ月なので月に約3.3万円です。

現在ギリギリで暮らしているのに3.3万円なんて!という人もいるでしょう。ですが、これまでに貯蓄をしてこなかった人は、家計にかならずムダなポイントがあるはずです。食費、娯楽費、保険代などを見直すことができれば、3.3万円は非現実的な数字ではありませんよ。

ルールを決めて食費と娯楽費を節約

出費を減らす方法として、ルールを決めてお金を使うのが有効です。「夜の外食は週に1回まで」「飲み会に呼ばれても行くのは3回に1回にする」など、お金を自分でコントロールするクセをつけましょう。はじめは友達から「付き合いが悪くなった」と言われるかもしれませんが、こうした生活を続けていけばあなたの新しい金銭感覚も受け入れてくれるはずです。

固定費を見直す

毎月自動的に引かれる固定費を抑えることができれば大きな節約です。昔からよくいわれているのが保険費用。
保険は自分の年齢や家族構成にマッチしたものを選ぶべきなのはもちろんですが、なぜか気後れしたり、面倒くさがって放置していたりする人が多いのも事実です。ほかにも同じように放置していることはありませんか?簡単に見直しができる固定費を紹介します。

■有料サービスを止める

面白いと思って入ったサービスやコンテンツで、今はあまり使っていないものは一度解約してみましょう。新聞雑誌の定期購読、漫画や動画配信の有料会員、オークションやストレージ、ショッピングサイトの有料会員など。利用頻度が減ったなと思うサービスは止めて、使いたくなったらもう一度加入するようにしましょう。

■通信費を削る

大手キャリアでは、利用の仕方や頻度などを1年に1度は見直すように勧めています。職場や家庭にネット環境がある人は小さなパケットのプランを選び、家庭がある人は家族割を活用するようにしましょう。また、携帯の購入時に加入したサービスで使っていないものは解約しましょう。格安スマホに切り替えるのも有効です。

お金の行先をチェックする

これまで貯蓄をしたことが無い人にいきなり家計簿をつけましょうというのも無理な話です。まずは、ひと月だけでいいので自分のお給料を何に使ったかをすべて把握してみましょう。例えば、コスメや美容院代、洋服、書籍、おもちゃ、タバコ、缶コーヒー、趣味に必要な道具など、実に様々なモノを購入し、サービスを利用していることがわかります。その中でお給料の1割を超えているものについては、内容を吟味して自分に必要なのかを見極めましょう。

自動的に貯金する口座を使う

自動積立預金ができる銀行や金融機関に口座を持っている場合は、利用開始の手続きを取りましょう。毎月何日にいくらを定期預金に入れるかを設定できるようになります。金融機関をわけたいときは、振込予約サービスを利用して別の口座を貯蓄専用にするのもいいでしょう。お金を使う前に、まずは自動的に毎月3.3万円を隔離して使えないようにしましょう。

まとめ

貯蓄はできるだけ早い段階スタートしたほうが有利です。現代は人生100年時代ともいわれています。老後を豊かに暮らすためにも、しっかりとした資産形成を心がけましょう。

【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

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