平成最終日に確認!その年収あなたに見合ってる?優秀な人こそ転職を挑む価値
LIMO / 2019年4月30日 11時0分
平成最終日に確認!その年収あなたに見合ってる?優秀な人こそ転職を挑む価値
今日は平成最終日!色々振り返ること、新時代からの目標などあるかと思います。そこで質問です。「あなたは、今の年収に満足していますか?」もっとほしいけど、昇給するのは簡単なことじゃないし…と踏み止まっている方は、転職を視野に入れるのもひとつの手段です。そこで今回は、「転職による年収をアップ」について迫ってみました!
年収アップを狙った転職について
ずっと働いていた会社を退職するのは、とても勇気がいる行動です。周囲の人から「考え直した方がいい」と言われることもあるでしょう。
しかし、あなたが会社を去ってしまってもすぐに代わりの人が現れます。会社も今まで通り回っていくでしょう。
そもそも、それぞれの企業や業種には年収の限界値が存在します。たとえどんなに優秀な人がいたとしても、その企業の限界値以上の年収を得ることは難しいでしょう。実力があるのに理想の企業に入社できなかった人こそ、改めて本来の実力に伴った企業に挑んでみるべきではないでしょうか。
サラリーマンで年収1000万は可能か
国税庁の発表によれば、日本の平均給与所得は420万円ほど。年収が1000万円以上の人は給与所得者の約4%であると明らかになっています。
限られた人だけが得られる1000万円以上の年収。サラリーマンがその年収を得ることはできるのか、東洋経済新報社の東洋経済オンライン「最新!「平均年収が高い会社」ランキング300(2018年2月23日)」調査から考えてみましょう。
この調査の結果、平均年収が1000万円以上の企業は、2019年度版就職四季報に情報開示がある1113社のうち41社という結果でした。ただし、これには総合職だけの年収と一般職も含まれた年収の両方が混在しています。
さらに、ランキングの上位はマスコミや総合商社、不動産、金融の大手が占めている点にも注目です。とくに上位10社の平均年収は1200万円以上であり、かなりの高年収が期待できます。
また、285位までの企業は平均年収800万円以上のため、出世すれば年収1000万円も狙えるでしょう。この辺りに位置しているのは、建設やメーカー、運送業といったさまざまな業種の大企業です。
ただし、残業時間や各種手当は企業に差があるため、労働と年収が釣り合っているとは断言できません。早いうちに出世ルートに乗らなければ、望んでいる年収に届かないケースもあります。
規制産業は高収入!?
「規制産業」とは、インフラ(電気・ガス・水道)や金融、通信、医療といった、事業を始めるのに免許が必要、もしくは行政の監督が厳しい業種のことです。このような「規制産業」は年収が高い傾向にあり、年収1000万円を目指すことも夢ではありません。
国税庁の「平成29年分 民間給与実態統計調査」(2017年)では、1年を通じて勤務した給与所得者4945万人に対し、年間給与額が1000万円以上だったのは222万人という結果でした。
その人たちの割合を産業別に見ると、1位が電気・ガス・熱供給・水道業の4万人(19%)、2位が金融業・保険業の20万人(14%)、3位が情報通信業の18万人(10%)となっており、これらはすべて規制産業であることが分かります。
ただし、規制産業は年功序列であるケースが多いため、年収が上がるにはそれなりの年齢を重ねる必要があります。規制産業に転職を考える際は、その点もしっかり踏まえておきましょう。
まとめ
せっかく高い年収を得られるほどの実力をもっているのに、年収の限界値が低い企業で働いているのはもったいないと感じる方もいるのでは。年収アップを見込んで転職をすれば、今より多くの年収を得るチャンスがあります。転職の際は、「年功序列型の企業で時間をかけて年収を上げたい」「成果主義の企業で若いうちから高収入を目指したい」など、自分の考えに合った企業を選んでくださいね。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
30代の会社員です。同年代の友人は「年収600万円」とのことですが、さすがに多すぎますよね? 30代の平均年収っていくらですか? 自分は「年収450万円」です…
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月15日 2時20分
-
公表されている平均年収の不思議。私は30歳の会社員ですが周りで誰も平均年収を超えていません。中央値の違いとは?
ファイナンシャルフィールド / 2024年6月30日 11時50分
-
年収300万円の会社員、老後が不安なので「公務員」への転職を考えています。民間での“社会人経験”があれば活かせますか? 老後まで安泰でしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年6月26日 3時0分
-
32歳独身「年収650万円」です。経済的に余裕はありますが、残業「月60時間」です。自分の時間を持つため、多少年収が下がっても「転職」すべきでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年6月25日 3時10分
-
年収「350万円」の33歳会社員です。父から”公務員の兄”と比較して心配されますが…そんなに年収は違うのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年6月24日 9時30分
ランキング
-
1「土用の丑の日」物価高でも…あの手この手の“うなぎ商戦” 大手スーパーの目玉は「超特大」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月22日 19時59分
-
2イタリア人が営む「老舗ラーメン店」の人生ドラマ 西武柳沢「一八亭」ジャンニさんと愛妻のこれまで
東洋経済オンライン / 2024年7月22日 11時30分
-
3「最高益の会社」の株価が上がらない当然の理由 相場に影響を与えるのは過去のデータではない
東洋経済オンライン / 2024年7月22日 16時0分
-
4島村恒俊さん死去=しまむら創業者
時事通信 / 2024年7月22日 19時30分
-
5日本企業が「20年で世界から没落した」2大理由 日本企業の「現場」で"何が"起こっていたのか
東洋経済オンライン / 2024年7月22日 9時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください