「一生独身」を決めた男女5人がやめたこと、始めたこと
LIMO / 2019年4月30日 19時45分
「一生独身」を決めた男女5人がやめたこと、始めたこと
最近では結婚しない人も多く、「私って一生独身で生きていくのかな」と感じている人も少なくないのではないでしょうか。そんな中、「一生独身を貫く」と決めた人たちがいます。今回は、「一生独身」を決めた人たちが始めたこと、やめたことについて紹介します。
男の手料理を極めるべく料理を始めた
「料理は一生使えるスキルだと思った」と話すのはメーカー勤務の30代男性Aさん。彼はそれまで、コンビニ弁当や外食で夕食を済ませていましたが、一生独身を決めて料理を始めたのだそう。「夕食が外食やコンビニ弁当だから食費が高くついていたけれど、なかなか節約できなかった。でも自分で作ればいくらでも調整ができると思って料理を始めた」と言います。
今では趣味の一つにもなっていて、休みの日におかずを作り置きしてお弁当を持っていくこともあるのだそう。「営業で外回りをしていることが多いので毎日お弁当というわけにもいきませんが、あらかじめ内勤にしようと決めている日や、お昼には会社に戻って来られそうな日はお弁当を持って行っている」と語ってくれました。
体のことを考えて味は薄味に、栄養バランスが偏らないように魚も多く取り入れているのだそうです。食費も節約できますし、何より健康にもいいですよね。
医療費を減らすためタバコをやめた
「長い目で見ると、健康でいることが本当に節約になると思った」と語るのはIT企業で働く30代男性Bさん。これまではタバコを日常的に吸っており、毎週3箱~4箱を消費していたのだそう。しかし、「一人で生きていくことを考えたときに一番ツライのは病気になった時だと思った」と話します。
そう思ったきっかけはひどい風邪を引いたことだったと言います。「風邪でも一人だとあんなにツライのに、ガンとかもっと大きな病気になったら、経済的にも精神的にもとてもツライと思った」と、結果としてタバコをやめたり食生活に気を配ったりして、病気のリスクを減らすようにしていると言います。
確かに老後の病気の治療費というのは経済的な負担も大きいですが、身体的にも精神的にも大変なことですよね。一人だと身の回りの世話をしてくれる人もおらず、余計に大変な思いをするかもしれません。どんなに健康のことを考えて生きていても病気になるリスクは存在するものですが、タバコをやめたり食生活に気を付けたりすれば減らせるものもあります。リスクはできるだけ背負わないほうがいいですよね。
「独身だから」という気楽さで投資を始めた
30代看護師の女性Cさんは、「一生独身」を決めて投資を始めたのだそう。独身の人が将来のことを考えて資産運用を始めるのは当たり前のように感じますが、彼女の場合はそういう理由からではなかったのだと言います。
「前に付き合っていた人が堅実な人で、投資なんてリスクがあるものは絶対NGだという人だった。自分は投資をしたかった」と、投資に興味はあったが恋人が許さなかったために断念していたのだそう。結婚も考えていたため、「パートナーがNGだと言うのなら、投資で損失が出たら家族にも影響が出るしやめておこうと思った」と言います。
しかし、その彼とは別れて「一生独身」を決めた今、「誰にも影響がないから投資を始めてみようと思った」と話すCさん。共働きなら協力してお金を貯めることもできますが、一人だとなかなか貯金だけでは十分な老後資金は育ちにくいもの。リスクが高すぎない投資も取り入れて、上手に資産形成できるといいですね。
無駄なデートと婚活をやめた
「婚活やデートほどお金のかかることはない」と断言するのは金融機関で働く30代女性のDさん。一生独身でいると決めたのは、婚活やデートにお金がかかりすぎることだったと言います。
「婚活するには、相談所や街コン、合コンなど色々なところにお金がかかる。デートするにも毎回お金がかかる。デートの相手も同じことをしているのだと思いますが、ちょっとばかばかしく感じてしまった」と言います。
確かに一生独身でいると割り切ってしまえば、婚活やデートは不要ですよね。毎回のデートに4000~5000円ほどかけていたというDさん。それを毎週末繰り返し、デートや婚活を合わせて毎月6~7万円を費やしていたのだそう。いまはその分が浮いたので、将来のための貯金に回しているとのことでした。
趣味の活動や社会人サークルの活動を始めた
インフラ業で働く30代男性Eさんは、「一生独身」を決めて趣味の活動を広げたのだそう。それまでは、「お金もかかるし結婚して子どもができたら時間もなくなって、どうせ途中でやめてしまう」と思い、なんとなくセーブしていたのだそう。しかし、結婚しないと決めた今では趣味を極めるという気持ちに切り替わったのだと言います。
さらにスポーツの社会人サークルにも入り、友達や仲間を増やしているとのこと。「一人の老後は友達が大事。大学の仲間や地元の友達も、これまで以上に大事にするようになった」と話してくれました。確かに一生独身で生きていくのであれば、友達は大事にしたほうがいいですよね。気の合う仲間と過ごす老後も楽しそうです。
まとめ
いかがでしたか。5人とも、しっかりと将来の生活をイメージして、何をやめて何を始めるかを考えている様子でした。どのケースも「一生独身でいよう」と決めたことをきっかけに奮起して何かをやめたり、始めたりしている人が多かったですね。もしかして将来独身かも、と思う人は参考にしてみてくださいね。
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