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仕事に行きたくない! GW明けの低いテンションを切り替える5つの方法

LIMO / 2019年5月2日 19時45分

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仕事に行きたくない! GW明けの低いテンションを切り替える5つの方法

最大10連休となった今年のゴールデンウィークも後半に入り、「仕事のことを考えると気が重い」という人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、憂鬱な気分をやわらげる方法など、ローテンションな気分を切り替える5つの方法を紹介したいと思います。

太陽の光を浴びてみる

GW明けの出社を憂鬱に感じている人の中には、休みの間に昼夜が逆転してしまったというケースもあると思います。実は、国立精神・神経医療研究センターは「日光が不足することがビタミンD不足につながり、うつ状態になる可能性がある」と指摘しています。

まずは仕事があるときの生活スタイルに戻し、日光を浴びながら散歩して気持ちをリフレッシュしましょう。ただし、外を歩くときは、たとえ早朝であっても紫外線が目の負担になる場合もあるので注意が必要です。

参天製薬によると「紫外線により活性酸素が過剰に発生すると角膜がダメージを受ける」とされています。ウォーキング時はサングラスなど紫外線対策をしておきましょう。

姿勢を正す

スマートフォンやパソコン、タブレットといったデジタル端末を扱う時間が長くなればなるほど、うつ状態や憂鬱な気分になりやすいと言われています。これは、アメリカのサンディエゴ州立大学心理学教授であるジーン・トゥウェンジ氏が行った実験結果によるものです。

こうした実験結果を受け、東京脳神経センター理事長で脳神経外科医の松井孝嘉氏は、副交感神経の中核を担う「頚(クビ)」がこることで副交感神経の働きが低下し、うつなどの症状を引き起こすと伝えています。

また、ニュージーランドのオークランド大学が実施した最近の研究では、姿勢を正すことがストレスに対応するひとつの方法であることもわかってきています。

長い休みの間、ずっとゴロゴロしながらスマホやタブレットで動画などを楽しんでいた人は、お腹に力を入れて姿勢を正してみてください。また、習慣的に姿勢をよくすることで、「作業効率がアップする」「疲れにくくなる」「自信がわいてくる」といったメリットもあります。正しい姿勢を日常的に意識し、保つようにしてみましょう。

呼吸を整える

「休み明けの仕事が嫌だなぁ…」と憂鬱に感じたときは、大きく深い息をするように意識してみてください。大きく深い呼吸をすることで、副交感神経が活発になり、精神が安定したり憂鬱な気分がやわらいだりするとされています。

逆に下記のような場合は交感神経が優位になり、副交感神経の働きが鈍くなる状態です。

・呼吸が早い
・呼吸が浅い
・呼吸が安定しない

交感神経が活発になると、カラダがうまく休まらず疲れやすい状態になり、憂鬱な気分になりやすくなってしまうので注意が必要です。気分が落ち込んでいると感じたときは、副交感神経がうまく働くよう、大きく深い呼吸を意識してみましょう。

タイミングを見計らう

気分が晴れないと思ったときは、「行きたくない!」という気持ちがゆるやかになるのを待つという方法もあります。

憂鬱な気分になるとうつ状態になり、うつ病と同じ症状が現れることがあります。そのひとつが自分自身の行動にブレーキをかける「制止」という精神運動症状で、今回のテーマで言うと「会社に行きたくない」という気持ちが出社にブレーキをかけることになります。

「制止」には強くなるときと弱くなるときがあるので、制止の波が弱くなるのを見計らい、思い切って出掛けるようにしましょう。この、タイミングを見計らって「制止」を振り切るという行動は心療内科などでも行われている方法です。

ただし、せっかくそのタイミングがやってきても、出勤時間を過ぎてしまってはもうどうしようもありません。会社へ「行くことができなかった」という後悔の気持ちが膨らみ、自己嫌悪に陥ってしまうなど、負のスパイラルに巻き込まれてしまう可能性もあります。

当日は、いつもより1時間以上は早めに起き、タイミングを見計らって出発できるように心がけましょう。

人に会う前に温かい飲み物を飲む

「会社に到着する少し前に、水筒に入れてある温かい飲み物を飲む」という方法もあります。もちろん、コンビニや自動販売機で買ったものを飲むのでも構いませんが、「温かい飲み物」であることがポイントです。

米国エール大学のジョン・バーグ教授とコロラド大学ボールダー校のローレンス・ウィリアムズ氏が共同でおこなった実験では、一杯のホットコーヒーによって「気持ちもあたたかくなる」「他人に対して寛容になったりする」という研究結果が示されています。

おわりに

長期の休み明けは、通常の土日のみの休日明けよりも無断欠勤する人が増え、そのまま出社できなくなり退職につながるケースも少なくないようです。休み明けにテンションが下がってしまうという人は、「憂鬱な気分に勝てず、仕事をやめて一生後悔!」という事態にならないよう、今回紹介した5つの方法も活用してみてくださいね。

【参考】
目の紫外線対策に関する意識・実態調査プレスリリース(参天製薬 2018年5月23日)
米国で“うつ・自殺者急増”で社会問題化する「スマホ依存症」(SankeiBiz 2018年2月14日)
ホットコーヒー、心も温める可能性=米研究(ロイター 2008年10月26日)
一般社団法人日本健康倶楽部ウェブサイト
新宿ストレスクリニックウェブサイト

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