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GW明けは要注意!?突然「何も考えられない」・・・それって「適応障害」かも

LIMO / 2019年5月7日 19時15分

GW明けは要注意!?突然「何も考えられない」・・・それって「適応障害」かも

GW明けは要注意!?突然「何も考えられない」・・・それって「適応障害」かも

「もしかして私は適応障害なのかも」

「適応障害と診断されたけど、退職すべきかわからない」

私は以前勤めていた会社を「適応障害」で退職しました。

この記事では私が「適応障害」になった体験をもとに、「適応障害」で退職を考えている人が何をすればいいのかをご紹介します。

適応障害とは?

「適応障害」とは自分に起こった出来事や、置かれている環境によって受ける強いストレスが原因で、体や心にさまざまな症状が現れる精神疾患のことです。

「適応障害」は「過労」「セクハラ」「失恋」など、原因となるストレスがはっきりしているので、そのストレスを解消すれば症状が治まることも多くなります。

ただし、「適応障害」と診断された後に「うつ病」と診断されなおすケースも多くあり、早めに適切な対応をしなければ、重い精神疾患に発展してしまう可能性もあるのです。

私の体験談「突然何も考えたくなくなった」

私が働いていた会社は小規模な会社でしたが退職する人が多く、プレッシャーが大きくになるにつれて、次第に仕事の幅も広がっていく状況でした。

苦手な分野の仕事も早急に覚えなければならないものの、なかなかうまくやることができず「頑張らなきゃ」と全力投球。

日が経つにつれ、だんだん「ごめんなさい」とか「みんなに悪い」という罪悪感を感じながら仕事をするようになりました。

それからというもの、これまでうまくできていた仕事でもミスが増え、能動的に動くことができなくなったのです。

そんな状態で迎えた週末、休日返上で溜まった仕事を消化しようとパソコンを開いたのですが、頭が真っ白で何も考えることができません。

私は仕事でこのような状態になったことがなかったので、すぐに「これは病院に行かないといけない状態だ」と感じました。

その日のうちに自分の状況を上司に電話し、心療内科を受診したところ、「適応障害」と診断されたのです。

適応障害の症状とは?

「適応障害」が原因で起きた症状は以下のようなものでした。

業務中、ずっと不安感がある

常に焦燥感を感じている

仕事に対する思考力が著しく落ちる

仕事での判断力が著しく落ちる

とくに「思考力」に関しては、その時もライターだったので困りました。

構成での初歩的なミスが増えていたように思います。

それ以外にも主に以下のような症状があるそうです。

「適応障害」の精神的な症状

常に憂鬱、不安感、焦燥感がある

怒りっぽくなる

判断や思考力が落ち、物事を考えられなくなる

集中できなくなる

 「適応障害」の身体的な症状

冷や汗をかく

眠れなくなる

頭痛や肩こりに悩まされる

手がぴくぴく震える

めまいがする

食欲がわかない

 日常生活で現れる「適応障害」の症状

無断欠勤をしてしまう

電話が怖い

メールを返せない

人と会いたくない

暴飲暴食をしてしまう

運転でハッとする体験が増える

適応障害うつ病は何が違うの?

「適応障害」と「うつ病」でもっとも違うのは、「適応障害」はストレスの原因さえ除去すれば症状が改善できる見込みがあるということです。

「うつ病」の場合は、ストレスの原因を取り除いても気分は晴れず、常に憂鬱な気分が続くので何も楽しむことができなくなります。

「適応障害」から「うつ病」になることもあるので、「適応障害」のうちにしっかりとストレスの原因を取り除いて、治療することが重要です。

適応障害になったら退職する前にまず休む!

「適応障害」と診断されたら、突然会社を辞めるのではなく、ひとまず会社を一定期間休職することを考えましょう。

何も解決しないまま仕事を続けてしまうと、より症状が悪化しますし、症状が出ている状態で仕事を続けるのは周囲に迷惑をかけてしまう可能性があります。

 適応障害で退職すべきなのはどんな時?

「適応障害」で重要なのは、ストレスの原因を取り除くことです。

部署移動などが難しく、どうしても自分のストレスの原因を切り離せない場合はすぐに退職すべきでしょう。

具体的には以下のような場合です。

職種・業種がストレスになってしまっている時

小さな会社で部署異動や業務内容の変更が困難な時

会社自体が嫌になってしまった時 など

私が退職を選んだのは会社が小さく、自分のストレスの原因を切り離すために部署移動や業務内容の変更ができなかったからです。

私は「適応障害」になって退職することを選びましたが、安易に退職という選択をすることはおすすめしません。

今所属している会社は、日本中にたくさんの優秀な人間がいる中、あなたを認め、あなたを必要とし、あなたを採用した会社です。

一度辞めた会社に簡単に戻ることはできませんので、辞める決断は慎重にしましょう。

「適応障害」は環境を改善するだけで、なんとかなるケースも大いにあります。

適応障害になったらすぐに退職せず、自分とよく向き合う

「甘えているだけなんじゃないか」などと自分を責め、「適応障害」と向き合うことから逃げ出さないようにしてください。

「適応障害になってしまった自分から逃げ出すことの方がよっぽど甘えである」と考え、しっかりと向き合いましょう。

「適応障害」になってしまったことを人生の糧とし、よりよい人生を歩んでいってください。

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