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【持ち家派ママVS賃貸派ママ】持ち家が資産になるのは本当か

LIMO / 2019年5月11日 11時0分

【持ち家派ママVS賃貸派ママ】持ち家が資産になるのは本当か

【持ち家派ママVS賃貸派ママ】持ち家が資産になるのは本当か

「家」について「マイホームを買ったほうがいい」と考えている人もいれば、「買わずに賃貸のほうがいい」という人もいます。このように考えが2つに分かれる原因は、一体どこにあるのでしょうか。大きい買い物だからこそ、いま一度「家」についてしっかり学んでおきましょう。

持ち家と賃貸の比較時は「帰属家賃」をチェック

持ち家の大きなメリットとして、「家賃を払い続けなくて済む」という点が挙げられます。ローンを払っていたとしても、完済すればそれ以降のローン返済は必要ありません。そのため、「自分の資産がほしいから」という理由でマイホームを手に入れる方もいるでしょう。

しかし、「持ち家が資産になる」というのは事実なのでしょうか。「帰属家賃」を踏まえて考えてみましょう。

仮に、家賃相場が15万円のエリアで3,000万円の家を購入したとします。この状況は、家を購入したのに毎月15万円の家賃を支払っているのと変わりません。

もしその家を人に貸すと、家賃として毎月15万円の収入を得られます。その収入を得ずに自分が住んでいる、という考え方もできますよね。これを「帰属家賃」といいます。

家賃5万円の借家に住みながらマイホームを15万円で貸すと、差額の10万円をローン返済に充てることができます。なお、実際は空室率や税金の関係も視野に入れなければなりません。

この「帰属家賃」を考えると、「賃貸は家賃を払い続け、持ち家は賃貸が不要だ」とは断言できないでしょう。持ち家と賃貸を比較する際は、「不動産投資をするか」を踏まえる必要がありそうです。

ママ視点から見たとき

子どもを持つママは、家についてどのような考え方をしているのでしょうか。持ち家派と賃貸派の両方に話を聞いてみました。

【賃貸派ママ】
メリット:子どもの通学にあわせて自由に引っ越せる。
デメリット:将来マイホームを買う際、自分たちの年齢的にローンが組めるのか心配。

【持ち家派ママ】
メリット:部屋を自分の思うままにリノベーションできたので、理想の空間で毎日を過ごせて幸せ。
デメリット:予定以上に家族が増えたので、部屋数が足りない状態。引っ越したいが、買い手や借り手を探すのに苦労している。

子どもの人数や成長次第では、「もっと広い家がいい」「学校に近い場所がいい」と理想が変化していく可能性があります。「もっと早くに家を買えばよかった」「家を買ったけど引っ越したい」といった後悔をしないためにも、将来のイメージを膨らませておきましょう。

老後資金も視野に入れる

これから先の人生では、マイホームの購入費以外にもさまざまなお金が必要になります。とくに大きな存在なのは、定年後の暮らしを支える老後資金。そこで、老後資金の形成についても考えておきましょう。

老後資産を貯めたい方は、iDeCoの利用がおすすめです。iDeCoの魅力は、なんといっても節税効果を受けられる点でしょう。年収500万円人が毎月3万円を30年間積み立てると、合計216万円も節税できるといわれています(参考:iDeCo公式サイト – かんたん税制優遇シミュレーション)。

とはいえ、リスクが伴うため資産を全額投資に充てる必要はありません。リスクとリターンのバランスを考えたうえで、計画的に取り組みましょう。

まとめ

賃貸と持ち家、それぞれメリットもあればデメリットも存在します。子どもが小さい頃に選んだ家も、成長とともに状況が変化して「やっぱり引っ越したい」と感じる可能性も。そうなったときに持ち家がなかなか手放せない状況だと、我慢しながらその家に住み続けることにもなりかねません。そんな後悔のないよう、先を見通しながらじっくり検討してくださいね。

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