牛丼「吉野家」の吉野家HD、2019年4月の既存店売上高は2カ月連続プラス成長
LIMO / 2019年5月12日 12時15分
牛丼「吉野家」の吉野家HD、2019年4月の既存店売上高は2カ月連続プラス成長
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は牛丼チェーン店「吉野家」他を運営する吉野家HD(9861)の、2019年4月に関する月次動向及び過去実績、または過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2019年5月に更新された吉野家HDの2019年4月の既存店売上高は、対前年同月比104.8%でプラス成長となりました。
内訳は客数99.1%、客単価105.8%で、客数のマイナスを客単価のプラスでカバーした形です。
また全店売上高も107.8%のプラス成長。こちらの内訳は客数102.4%、客単価105.3%でした。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のこれまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は2月決算)。
既存店売上高は、昨年10月以来5カ月続けてマイナスが続きましたが、3月・4月とプラス成長が継続中です。前期も上期は全ての月でプラス成長であり、今期も前期同様の滑り出しを見せています。
また全店売上高についても、2月まで2カ月続けてのマイナス成長となっていましたが、3月・4月はプラス成長が継続。
前期後半のマイナス成長は客数のマイナスを背景としており、今期も4月の既存店は客数がマイナスのため、今後の客数の動向が注目されます。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は昨年4月の2,275円をピークに下落トレンドにあります。12月25日に1,666円まで下落した後に反転しましたが、値動きが縮小しペナント(三角保ち合い)を形成しています。現在は1,700円付近での取引が継続中です。
2019年度に入り、既存店売上高は2カ月続けてのプラス成長を果たしました。このプラス成長を下期まで維持できるのかが注目されます。
参考資料:2019年度月次推移(https://www.yoshinoya-holdings.com/ir/report/yoshinoya.html)、2018年度月次推移(https://www.yoshinoya-holdings.com/ir/report/file/report_2018.pdf)
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