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シングルマザー直伝、「ズボラ」家事・仕事両立法4選

LIMO / 2019年5月25日 18時30分

シングルマザー直伝、「ズボラ」家事・仕事両立法4選

シングルマザー直伝、「ズボラ」家事・仕事両立法4選

夫婦共にフルタイムのご家庭や、シングルマザーにシングルファザーなどなど、フルタイムで働きながら家事をこなさなければならない家族が増えています。とくに子どもがいる場合は、子どものお世話に学校や保育園、幼稚園の準備などやることがたくさんありすぎて、手が回りませんよね。もちろん上手にやっているご家庭はたくさんあると思いますが、私はうまくできませんでした。

我が家は実家が遠方のひとり親世帯のため、家事の担い手は私1人。そして、私は家事のすべてが苦手でズボラです。気を抜くとすぐに家の中はぐちゃぐちゃ…。

でもちょっとした工夫をすることで家の中は整然として、少しだけ家事ストレスから解放されました。

今回は、母親としてどうなの?というレベルの私が、家事を最小限の時間と手間でこなせるようにした工夫をご紹介します。私のように家事が苦手で困っている方が少しでも楽な気持ちで暮らせるようになると嬉しいです。

(1)家事を書き出して苦手を把握→子どもたちに外注

私は家事が苦手ですが、すべてが苦手なのではなく苦手度合いに差があります。まずは、私がやるべき毎日の家事をピックアップしました。我が家の場合はこちらです。

・ゴミ捨て→苦手度マックス

・夕食づくり→苦手度マックス

・食器の片付け

・部屋の掃除

・トイレ掃除

・お風呂掃除

・洗濯物畳み

この中でも私が一番苦手なのはゴミ捨てです。ゴミを家中から集めてきて捨てるだけのことなのですが、ついつい溜めてしまいがち。とくに通販で届いたダンボールを捨てるのが億劫で、玄関にはダンボールタワーができることもありました。

玄関のダンボールタワーを見て毎日うんざり、あふれたゴミ箱を見てうんざり、という日々が続いていたのです。

そこで、まずはゴミ捨てを子どもたちにお願いすることにしました。

「ゴミ捨て1回20円」と決めて、「ゴミを集めてから捨てるまで」をお願いすることにしたのです。台所のゴミ箱だけでなく、子供部屋やリビングの小さいゴミ箱からゴミを集めること、通販のダンボールなどを捨てることが業務内容です。

ゴミ捨て場はマンションに常設されていますので、子どもたちがやる気を出した時に実行可能です。この制度で一番助かるのは「私が指示しなくても子どもたちが動けること」です。捨てるゴミがなければ、自分たちのおもちゃの中からゴミを探し出して捨てることも可能。私が「お手伝いしなさい!」と怒ることはありません。ゴミ捨てのすべてが子どもたちで完結しています。子どもたちのお小遣いは完全歩合制なので、ゴミ捨てをしなければ収入が途絶えてしまいます。子どもたちも必死です。

小さなごみ収集人制度を取り入れたところ、玄関にダンボールタワーが築かれることもなくなり、家の中はいつも整然とするようになりました。たったこれだけのことで、我が家の家事効率と私のモチベーションが非常に高くなったのです。

(2)夕食づくりは宅配食材キットで毎日15分だけ

私は料理が苦手です。そして毎日「何を作ろうかな」と考えるのがストレスでした。一生懸命考えたのに、子どもたちが食べてくれないと悲しくなります。そこで、食事づくりのすべてのストレスから解放されるべく「宅配食材キット」を導入しました。

毎日人数分の食材が届き、私は箱を開けて中に入っている食材を全て使ってレシピ通りに作るだけです。ほとんどの食材がカットされているため、まな板すら出す必要がない日がほとんど。

調理時間はたったの15分前後で、栄養バランスはほぼ完璧。

私が注文しているサービスは1人前500円です。我が家は子どもが小さいため2人前を注文していて、月額2万円ほどです。

夕食代単体としては少し高額かもしれませんが、スーパーへの買出しが不要になったので無駄な買い物がゼロになり、トータルの食費は削減できています。

宅配食材キット導入により感じたメリットは

・メニューを考える、買出し、調理の時間を削減できた

・日頃作らない料理に挑戦できる

・栄養バランス満点

・食費を節約できた

となります。

夕食作りがストレスになっている方におすすめしたいサービスです。

(3)平日は子どもたちと一緒に5分だけお掃除

共働き家庭が平日に掃除することは難しく、家が雑然としてイライラの原因になりがちだと思います。多くのご家庭はきちんとされていると思いますが、私は根がズボラなのですぐに家が荒れてしまい、ストレスになっていました。

リビングや水回りなどは掃除するものの行き届きませんし、気を抜いたらすぐにごちゃごちゃ。子ども部屋は地獄のように散らかっていました。

そこで導入したのが「5分タイマーお片づけ制度」です。毎日お風呂に入る前に5分タイマーをして、家族全員がお片づけをするのです。私は台所の片付け、子どもたちはおもちゃの片付け。

「5分で何ができるの?」と思われるかもしれませんが、5分は以外と長く、そこそこ片付きます。子どもたちも5分であれば、飽きずにお片づけ可能です。

もちろん完璧にはできませんが、やらないよりは全然ましです。お風呂の前の習慣にすることで、親子ともストレスを感じることなく自然に動けるようになりました。

(4)トイレに行く時に家中をさっとふき掃除

家事の大きな割合を占めるお掃除は時間を決めず、「トイレに行く時」と決めました。トイレに行く時、クイックルワイパーで家中をさっと掃除するのです。我が家は60平米足らずのマンションなので、数分もかからず掃除できます。掃除機や雑巾掛けに比べればキレイ度は低いですし、完璧を求める方にとっては「そんなのじゃ足りない!」と感じてしまうかもしれません。

我が家では、平日は「完璧を求めずそこそこでいい」をモットーにしています。自宅にいる時にトイレに行く回数は3回程度なので、1日3回クイックルワイパーをかけることになり、割とキレイになります。

まとめ

私が実践している方法は、家事がきちんとできている方からすると本当に最低限の家事だけです。しかしこれらの工夫で日々の家事ストレスから解放され、家庭の運営がスムーズになりました。もちろん完璧じゃありません。ですが「働きながら家事も育児も頑張ってるからそこそこでも大丈夫」と自分に言い聞かせ、無理せずストレスを抱えないように暮らしたいと思っています。

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