東宝の株主優待制度とは?個人投資家が必見のお得な内容と特典を解説【2023年2月決算】
LIMO / 2019年6月11日 17時0分
東宝の株主優待制度とは?個人投資家が必見のお得な内容と特典を解説【2023年2月決算】
更新版「個人投資家向け株式投資研究シリーズ」
東宝の株主優待「この記事の3つのポイント」
東宝の株主優待の内容について解説
株主優待制度にトライするときの注意点とは
東宝の株主優待を受けるには、いつまでに株式を購入すればいいかも紹介
シリーズでお送りしている「個人投資家向け株式投資研究」。
株主優待は各企業の決算期が関係します。ここでは決算期が近く、投資家の注目が集まる銘柄情報をピックアップしてお届けします!
今回は2023年2月末日が本決算となる「東宝」(証券コード:9602)です。
つみたてNISAやiDeCoを活用した「投資信託」も何かと話題ですが、株式投資にも目を向けてみませんか?「消費者目線」で株主優待を楽しむ根強いファンも多くいます。
今回は、株主優待の内容とともに、株式投資を始める際の注意点についてもお伝えします。株式投資のメリットとデメリットを知った上で、優待ライフを楽しんでいけるとよいですね。
さっそく、東宝の株主優待制度についてみていきましょう。
【注目記事】【2023年2月決算】壱番屋(7630)のお得な株主優待制度とは?内容と特典を解説(https://limo.media/articles/-/26823)
1. 東宝「株主優待制度の概要」
1.1 【東宝】映画株主招待券の発行基準
8月末時点の株主に翌年1月~6月まで有効の映画株主ご招待券を11月中に発行。
2月末時点の株主に7月~12月まで有効の映画株主ご招待券を5月中に発行。
1.2 【東宝】演劇株主招待状の発行基準
8月末および2月末時点において1万株以上所有の株主に対し、半期毎にそれぞれ当社で指定した演劇公演をペアで1回招待。
※上記は記事更新日時点での情報となります。利用条件などの詳細は、東宝「株主優待制度」(https://www.toho.co.jp/company/ir/shareholders_treat)より、最新の情報をご確認ください。
2. 【東宝】上場企業の株主になるための手続きとは
まず、証券会社に口座を開設し、株式を購入する必要があります。店舗のある証券会社、インターネット証券会社など、投資家自身の利用スタイルによって使い分けるとよいですね。
口座開設から投資判断、売却タイミングの意思決定などをすべて自分で判断できる!という方であれば、インターネット証券会社が便利でしょう。
銘柄選びなど、投資アドバイスが欲しい場合は、アドバイザーがいる店舗型証券会社を選ぶと心強いかもしれません。
3. 【東宝】株主優待制度にトライするときの注意点
ここからは株主優待を手にする前に、ぜひ知っておきたい一般的な注意点を紹介していきます。
3.1 株主優待の注意点1:「権利確定日」と「権利付き最終日」を意識しよう
株主優待を受けるためには「権利確定日」(たとえば、半期及び通期の決算日)や「権利付き最終日」を意識する必要があります。
決算期の最終日当日に株式を購入しても、「株主権利確定日」の株主名簿に株主として名前が載りません。株主情報を反映するのに2営業日必要とするためです。
よって、株主優待をゲットしたい場合は、「権利付き最終日(※)」までに取引をしておく必要があります。
※権利付き最終日:株主がその株式を保有することで株主優待などの株主権利を受けることができる最終売買日
ちなみに、権利付き最終日の翌営業日は「権利落ち日」と呼ばれます。この日以降に株式を売却しても、株主優待を受け取る権利があります。
3.2 株主優待の注意点2:株式投資は「リスク性資産」
優待内容につい目が行きがちですが、株式投資には株価変動リスクや倒産リスクがあることも心得ておく必要があります。
株主優待と同様に、配当に期待される投資家も多いのですが、配当は原則として、最終利益の中から分配されるものです。
投資先の企業の業績が悪化すれば、配当が減ったり(減配)や配当がなくなったり(無配)する可能性も。また、株主優待の内容も業績しだいで変更されることがあります。
株主優待の内容もさることながら、投資対象として成立するか?という視点も持っておきましょう。
4. 【東宝】株主優待を受けるには、いつまでに株式を購入すればいいの?(2023年2月決算)
権利付き最終日:権利確定日の2営業日前!(この日までに株式を保有している必要があります)
権利落ち日:権利付最終日の翌営業日
権利確定日:この日までに株主名簿に名前が載っている必要があります。
5. 東宝の株主優待をチェック
株主優待は、上場企業の株主になってはじめて手にすることができます。ただ、株主優待を手にするということは、つまり、その企業に「投資」をしているわけです。
「優待の内容は魅力的でも、投資先としてはいまひとつ」だった場合、塩漬け状態の銘柄を抱えてしまうケースも珍しくありません。
株価指標(PER・PBR・ROEなど)を参考にするほか、企業の業績などに関するニュースにもアンテナをはりながら、銘柄のオトク度を見極めていけるとよいですね。
参考資料
東宝「株主優待制度」(https://www.toho.co.jp/company/ir/shareholders_treat)
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