「5年後の自分、想像できる?」就職先はこう決める!6つのポイント
LIMO / 2019年6月5日 20時15分
「5年後の自分、想像できる?」就職先はこう決める!6つのポイント
選考が進むにつれ、どのように就職先を選択すべきなのか悩んでいませんか?「新卒入社」は一度限りです。慎重に就職先を選びたくなるのは当然であるものの、就職活動は永遠に続くものではありません。自分に合った企業を選ぶ必要があります。
本記事では就活生向けに就職先を決めるポイントや、就活の軸についてまとめました。これから就活を控えている方や内定を数社からもらっている方は、ぜひ参考にしてください。
就活中に検討すべき3ステップ
就職先を決めるポイントの前に、あなた自身の就活の軸を定めましょう。企業の採用ホームページなどを見て、「この企業いいかも」「あの企業も面白そう」と悩んでしまうことは多いでしょう。しかし就活の軸がブレている場合、応募企業が絞れないだけでなく、「なにがしたいのかわからない」という状況になりかねません。
ではどのようにして「就活の軸」を定めればいいのでしょうか?ここでは3つの方法を紹介します。
[1]人生で大切にしているものを再確認
就活を行う際の軸で、もっとも重要な要素は自己分析です。多くの就活本や就活サイトで自己分析が大切、といわれているため、すでに分析済みかもしれません。しかし、自己分析が不十分であると就職先をなかなか選べず迷ってしまいます。
そこで今一度、「何に興味があるのか」「今までどのようなことを頑張ってきたか」「楽しいと思えることは何か」を考えてみましょう。そのうえで、必ず「なぜ?」と問いかけ自分自身の深掘りをしてください。
今までの人生で何を大事にしてきたのか、どのような価値観を持っているのかがわかるはずです。
[2]5年後の自分、想像できる?
面接でもよく質問される「キャリアプラン」とは、働く上での目標・プランを指します。企業とあなたの相性が良いか、方向性が一致しているか、適性があるかを見定めるために必要なものです。1年後、3年後、5年後にどのような自分で在りたいのかを考えてみましょう。
5年後の目標から逆算してみると考えやすく、キャリアプランがより細分化されるのでおすすめです。
[3]業界・企業研究は視野を広く!
自己分析とキャリアプランで何に興味があるのか、どのようなキャリアを目指しているのかを把握した後、業界・企業研究に進みましょう。また、この段階では興味がある業界・企業も調べてみてください。視野を広く持つことで、思いがけない業界・企業と出会えるチャンスです。
仮に希望の職種が決まっている場合は、業界を絞らずに探してみましょう。業界を絞ると、選択肢が狭くなるといったデメリットが発生します。
エントリー候補の企業が決まったら、事業内容、近年の業績、キャリア・教育制度、福利厚生などについてまとめてみることをおすすめします。その中で企業の方向性・求める人物像とあなたの就活の軸がマッチするかを見定めて、エントリーしてみましょう。最近では、エントリー企業数は20〜40社が妥当だといわれています。
「就職先、決められない・・・」そんなときの3つのコツ
ここでは、実際に就職先を決めるポイントをお伝えします。すでに選考中の方、複数内定をもらっていて悩んでいる方は参考にしてみてください。
[1]その仕事、本当に興味ある?
就職先を決める際、仕事・事業内容を非常に多くの方が重視しています。そして、一般的な業務時間は毎日8時間です。興味がある内容でなければ耐え難い時間であり、長続きはしないでしょう。長く勤めたいと考えているのであれば、仕事内容に「興味があるかどうか」を優先的に考えることをおすすめします。
[2]給与・福利厚生もしっかり把握
給与・福利厚生が充実している企業は安定した環境であることが多いため、結果的に働きやすく長期的に勤めやすいでしょう。「仕事・事業内容」がほぼ同一の企業で悩んでいるのであれば、給与・福利厚生の差異は十分な判断材料となります。
とくに女性の場合であれば、結婚や出産などのライフイベントによって現場から退かなくてはならない場合があります。育児休暇制度の有無や実際の取得率なども調べてみると良いでしょう。
[3]直観を信じてみよう!社風・雰囲気
企業で働く上で避けられないのが「人間関係」です。オープンで風通しの良い環境なのか、上下関係がしっかりしているのか、どちらがあなたに合っているのか考えましょう。加えて、年功序列か実力主義かどうかも大きな判断基準となります。
また、「合いそう」「合わなさそう」などの相性や雰囲気は直感で感じることもあります。多くの場合、直感は当たっているので、自分を信じて判断することも重要です。
悔いのない選択をするために
「面白そう」「楽しそう」と表面上だけで判断してしまうと、実際入社してからのギャップに耐えられず早期退職となりかねません。また、自己理解が浅い状態で就職先を選んでしまった場合には、適性のない仕事についてしまう可能性もあります。
新卒入社は人生で一度きりです。悔いのない選択をするためにも、自分自身としっかり向き合い、どのような社会人として生きていきたいかを考えてみましょう。理想の状態へ向かうために、どのような仕事に携わりたいかをイメージすると更にキャリアプランが具体的になり、就職先を選びやすくなります。
新卒入社した企業に何十年も勤めることもあるので、就活の軸や自分の価値観を確立させ、最適な選択をしましょう。
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