養育費を受けている母子家庭は何割?異性とLINEしただけで浮気?離婚のあれこれ調査!
LIMO / 2019年6月5日 18時15分
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養育費を受けている母子家庭は何割?異性とLINEしただけで浮気?離婚のあれこれ調査!
周囲や芸能ニュースなどで離婚した知らせを耳にすると、「うちも他人事ではない」と感じる方も多いのではないでしょうか。今や離婚に至る夫婦は、決して珍しくありません。
1度は永遠の愛を誓い合った2人が、別々の道を歩むことに…。その決断には、どのような背景があったのでしょうか。
離婚動機のダントツ1位は?
まずは司法統計(平成29年度 婚姻関係事件数)をもとに、離婚の原因をみていきましょう。続きを読む
【夫からの申し立て】
1位:性格が合わない
2位:精神的に虐待する
3位:その他
4位:異性関係
5位:家族親族と折り合いが悪い
6位以降には、「(妻の)浪費」や「性的不調和」といった理由が挙げられました。また、2位の「精神的な虐待」は、大声でどなる、人間関係に制限を設ける、無視をするなどの行動が考えられます(『ドメスティック・バイオレンス(DV)とは』より)。
続いて、妻から申し立てをしたパターンをみていきましょう。
【妻からの申し立て】
1位:性格が合わない
2位:生活費を渡さない
3位:精神的に虐待する
4位:暴力をふるう
5位:異性関係
最も多い離婚の動機は、夫婦ともに「性格が合わない」でした。2位以降は、経済的・精神的DVといった家庭内のトラブルが並んでいます。
なお、平成29年度(2017年)の妻からの離婚の申し立て件数は4万7,807件、夫側からは1万7,918件という点もポイント。離婚したいと家庭裁判に持ち込むのは妻側が多い、という現状がうかがえます。
男女で違う浮気の境界線は?
離婚動機の1位は男女ともに「性格の不一致」でしたが、「異性関係」も上位に登場しています。夫婦仲を壊しかねない、異性との関わり。一体どこからが浮気となるのでしょうか。
その境界線に対する認識は、男女によって差があるようです。30~40代の男女に「どこからが浮気か」と聞いた結果、以下の回答が寄せられました。
【女性の意見】
・「2人だけで食事や遊びに行ったら浮気。デートみたいなものですから」
・「メールやLINEだけでもダメです。いつなにが起こるか分からないので」
・「女性の影を内緒にしている時点で許せません。後ろめたいことがあるってことでしょう」
・「女性に好意を伝えたら浮気」
【男性の意見】
・「なんとも思ってなくても、2人でご飯ぐらい食べに行きます」
・「相手が好きになったら浮気かな」
・「肉体関係があれば浮気」
両者の意見を比べてみると、浮気の基準は女性のほうが厳しい傾向にあるようです。男性が「セーフ」と思っている行動も、女性から見れば「アウト」であるケースも珍しくないでしょう。
養育費を受けている母子家庭は何割?
離婚後の生活をイメージすると、金銭的な不安を感じる方も多いと思います。子どもがいれば、なおさらです。そこで、養育費についても学んでおきましょう。
養育費とは、離婚後に子どもの世話をする側が、もう片方の親から支払われる費用のこと。原則では子どもが成人するまで(未成年で結婚した場合はその時点で成人とみなす)支払うことになっています。
さらに、両者の合意のうえで子どもが大学へ進学した場合、卒業まで支払いを延長するケースもあります。離婚後に教育資金で苦労しないためにも、養育費に関してしっかり話し合うことは重要です。
厚生労働省の「平成28年(16年)全国ひとり親世帯等調査結果報告(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/boshi-katei/index.html)」によると、1817の母子世帯(養育費の取り決めをしていない世帯も含む)のうち、養育費を受けている母子世帯は442世帯(24.3%)、過去に受けたことがある母子世帯は281世帯(15.5%)、養育費を受けたことがない世帯は1017世帯(56%)となっています。
また、養育費の取り決めをしている母子世帯の総数は780世帯、そのうち現在も養育費を受けている世帯は416世帯(53.3%)、過去に受けたことがある母子世帯は200世帯(25.6%)、受けたことがない134世帯(17.2%)となっています。
まとめ
お互いに惹かれ合って結ばれた2人でも、のちに離婚となってしまう可能性はゼロではありません。相手のことを十分わかっているつもりでも、価値観や浮気に対する考え方が異なっている場合もあるでしょう。
あらかじめ「お互いどのように関わっていきたいか」「どこから浮気と捉えているか」などを話し合っておくのもおすすめ。今後のケンカを防ぐためにも、自分の価値観を伝えるのと同時に、相手の考え方も把握しておくといいでしょう。
【参考】
『平成29年度 婚姻関係事件数 申立ての動機別申立人別』裁判所 司法統計
『ドメスティック・バイオレンス(DV)とは』内閣府男女共同参画局
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