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【 固定費の削減に挑戦】今、いらない保険に入っていませんか?

LIMO / 2019年6月11日 12時15分

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【 固定費の削減に挑戦】今、いらない保険に入っていませんか?

家計を管理する上で、毎月決まった額が支払われる項目があります。家賃・学校の授業料・習い事の月謝・車のローン・分割払いの損害保険料などがこれに該当しますが、どれもなかなか削ることのできない項目ばかりですよね。

ただし1つ、見直しのできる可能性のある項目があります。それは“生命保険”。

◯独身の頃に入ってそのままになっている
◯毎月保険料の支払いが大変

そんな状況の人は、もしかするといらない保険に入っている可能性がありますよ。本来保険は大切なものですが、不要な保険もあります。一度保険の棚卸しをしてみてはいかがでしょうか?固定費の削減につながるかもしれません。

1. 死亡保険

死亡保険は決していらない保険ではありません。自分に万が一のことがあった場合、残された家族がその後の人生を安心して生きていくために、加入されている人はとても多いですよね。

ただし、保障される金額によっては、余分に保険料を支払っている可能性があります。

住宅を購入している人

住宅購入時に団体信用生命保険に加入していれば、返済中に万が一のことがあってもローンの返済は不要になります。

そのため住宅を購入したからそのローンの分を保険金額に加算するというのは間違った知識なのです。

独身時代に入った保険にそのまま入り続けている人

保険の商品は日々進化しています。同じ保険料でも保障の範囲が広がっていたり、以前と同じ内容なら保険料を抑えたりすることができます。またネット型の保険であれば、同じ保障でも人件費がかからないことから保険料を低くすることができるのです。

筆者の外交員時代、お客様からよく相談を頂いたケースがこの2つです。外交員に相談すると無理な勧誘をされる・外交員に有利な商品を勧められるというイメージを持っているお客様が多かったのがとても印象的でした。

ただ実際に保険相談を行ってみると、何年も前の古い商品に入っていたり、間違った知識を持って加入していたりする人が多くいらっしゃいました。家族への保障は遺族年金などの公的制度もあるため、必要以上の高額な死亡保険に入っている場合は、いらない保険に入っているといえるでしょう。

2. 養老保険

養老保険とは満期保険金と死亡保険金が同額の保険です。『生きていても貰える』保険なので、保障よりも貯蓄の割合が高くなり、掛け捨ての保険と比べると、その保険料は高くなります。(保険外交員に勧められて入ったというケースが多い保険なんです)
 
保険料が高いために毎月の支払いが大変で追いつかないなんていうこともありますよね。保険貧乏になってしまっては何の意味もありません。 
 

養老保険は払済保険に変更することで、保障を残したまま月々の支払いをSTOPすることができます。保険にはさまざまな仕組みがあり、加入者にとってどの方法が一番最適か、選ぶことができますよ。

どうしても払い続けるのが大変な場合は、いらない保険として考え直さなければいけません。

3. 入院保険

病気で入院した場合の保障を考えるのは大切なことです。ただし高額な日額の入院保険に関しては、再考する必要があります。

◯公的医療保険の高額療養費制度がある
◯ある程度の貯蓄があれば高額な日額の保険は不要

また子供の入院にかかる保険に加入している場合もありますが、自治体から医療費の助成が行われる年齢の子供に関しては、仮に入院をしても実費は不要になります。子供に必要以上の入院保険は必要ないといえるでしょう。

まとめ

保険はライフステージの変化に合わせて見直す必要があります。結婚・出産・子供の進学や就職・夫の退職など、必要な保障額はどんどん変わります。不要な保険に入り続けることで、余分な保険料は長い時間では膨大な金額になります。

保険を見直すことで固定費を削減できたり、更に保障を手厚くしたりすることができるので、面倒くさがらずに見直しを行うことをおすすめします

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