ファミレス「サイゼリヤ」の既存店売上高、マイナス成長が13カ月でストップ(2019年5月)
LIMO / 2019年6月8日 12時10分
ファミレス「サイゼリヤ」の既存店売上高、マイナス成長が13カ月でストップ(2019年5月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はファミリー向けイタリアンレストラン「サイゼリヤ」を運営するサイゼリヤ(7581)の、2019年5月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2019年6月3日に更新されたサイゼリヤの2019年5月の既存店売上高は、対前年同月比100.4%とプラス成長となりました。内訳は客数が99.1%とマイナスの一方で、客単価が101.4%とプラス。客数のマイナスを客単価のプラスがカバーした形です。
また全店合計の売上高は100.9%となり、既存店同様のプラス成長となりました。
今期の既存店売上高の振り返り
では、2019年8月期のこれまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか。
既存店売上高は5月が今期初のプラス成長となり、前期から続いたマイナス成長は13カ月でストップしました。
客単価は全ての月でプラスの一方で、客数のマイナスが足を引っ張っていましたが、5月の客数は99.1%と今期最小の減少率となった結果、既存店売上高のプラス成長を果たしました。
一方、全店売上高はプラス月5カ月、マイナス月4カ月と、1カ月ながらプラス月がマイナス月を上回る状況です。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社株価は昨年12月25日に1,696円の安値を更新後に反転し、1月には2,000円を回復しました。4月まで横ばいで推移しましたが、4月11日に窓を開けて上昇。その後は2,400円付近での取引が継続中です。
13カ月続いた既存店売上高のマイナス成長に終止符が打たれました。今後はプラス成長が定着するのかが注目されます。
参考資料:サイゼリヤ月次報告(2019年8月期)(https://www.saizeriya.co.jp/PDF/irpdf000650.pdf)
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