牛丼「吉野家」の吉野家HD、既存店売上高が3カ月連続プラス成長(2019年5月)
LIMO / 2019年6月10日 12時10分
牛丼「吉野家」の吉野家HD、既存店売上高が3カ月連続プラス成長(2019年5月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は牛丼チェーン店「吉野家」他を運営する吉野家HD(9861)の、2019年5月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2019年6月に更新された吉野家HDの2019年5月既存店売上高は、対前年同月比105.2%でプラス成長となりました。内訳は客数99.4%、客単価105.8%となり、4月同様に客数のマイナスを客単価のプラスでカバーした形です。
また全店売上高も108.1%のプラス成長。内訳は客数102.6%、客単価105.4%でした。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のこれまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は2月決算)。
既存店売上高は、昨年10月以来5カ月続けてマイナスが続きましたが、3月~5月はプラス成長が3カ月継続中です。前期は上期が全ての月でプラス成長であり、今期も前期同様の滑り出しを見せています。
また全店売上高についても、2月まで2カ月続けてマイナス成長の一方で、3月~5月は3カ月続けてプラス成長が継続中です。
前期も上半期は既存店と全店いずれもプラス成長が続いており、今期もQ1までは堅調に推移していると言えるでしょう。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は昨年4月の2,275円をピークに下落トレンドにあります。12月25日に1,666円まで下落した後に反転しましたが、値動きが縮小しペナント(三角保ち合い)を形成中です。5月半ばより1,700円台からの上昇がスタートしており、ペナントブレイクの可能性が生じつつあります。
今期に入り、既存店・全店ともに3カ月続けてのプラス成長を果たしています。この勢いを今後も継続させることができるのかが注目されます。
参考資料:吉野家月次推移(2019年度)(https://www.yoshinoya-holdings.com/ir/report/yoshinoya.html)
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