子供の進学先にインターナショナルスクールを検討する親が増加中!?その理由とは
LIMO / 2019年6月15日 21時0分
子供の進学先にインターナショナルスクールを検討する親が増加中!?その理由とは
日本に在住している外国籍の子供や、帰国子女の子供が通うことが多いのが、インターナショナルスクールです。日本以外の国の子供たちや様々な文化に触れることができ、日本の学校とは一味違った教育を受けられるということで、子供の進学先にインターナショナルスクールを検討する親が増えてきているようです。
この記事では、子供をインターナショナルスクールへ通わせるメリット、スクール選びのポイントと、都内でおすすめのインターナショナルスクール5選をご紹介します。
インターナショナルスクールに通う3つのメリットって?
様々な国の子供たちが通っているインターナショナルスクールですが、帰国子女でも外国籍でもない自分の子供がインターナショナルスクールに通うと、どのようなメリットがあるのでしょうか?
メリット1 子供のうちから英語力が身につく
インターナショナルスクールでの生活は、英語でのコミュニケーションがメインになります。英語で会話をしなければならない環境に飛び込むことで、子供のうちから英語を上手に使えるようになります。日本の小学校でも2020年より英語が必修となりますが、インターナショナルスクールならわざわざ英語を教科として学ばずとも、自然な使い方や言い回しを覚えることが可能でしょう。
メリット2 世界各国の子供たちと交流し、異文化に触れられる
世界の様々な国から来ている子供たちや、その子供たちの国の文化に触れることで、日本にいながらその国のことや考え方・文化の違いについて子供のうちから触れ、考えることができます。日本人以外の友達ができ、日本以外の国の考え方を知ることで、子供は自然と視野の広い考え方ができるようになります。
メリット3 個性を伸ばすことができる
様々な文化背景を持った国の子供たちが通うため、日本の学校と比べインターナショナルスクールは校則がそれほど厳しくないところが多いようです。1人1人の個性を尊重しながら教育を行うだけでなく、子供たちも自然に相手との違いを尊重できる考え方を身につけられるようです。
インターナショナルスクールを選ぶ時のポイントは?
英語力やコミュニケーション能力を伸ばして子供の将来の可能性を広げることができるかもしれないインターナショナルスクールですが、もし入学するとしたらスクールを選ぶ際にどのようなポイントに気をつけたらいいのでしょうか?
ポイント1 学費はいくらかかるか?
インターナショナルスクールの場合、それぞれのスクールで定められている学費を納める必要があります。学費はスクール、また学年によっても年間にかかる金額が異なっている場合があるようです。60〜220万円/年とかかるところが多いため、まず学費が進学を決断する最初のハードルとなりそうです。
ポイント2 どのような教育カリキュラムになっているか?
スクールごとにどのような方針やカリキュラムで教育が行われているか特色があります。アメリカ、イギリス、カナダなど、どこの国の流れを組んで運営されているスクールかによっても違いがありますし、中にはかなり一生懸命勉強をしなければならないスクールもあるようです。
ポイント3 自宅からの通学は可能か?
意外な盲点なのが、スクールまで子供が自力で通学することができるかどうかです。スクールによってはキャンパスが1つではなく複数存在することもあります。子供がきちんと通える、あるいは親が送り迎えが可能な範囲かを確認しましょう。
ポイント4 入学時に英語力はどの程度必要となるのか?
スクールによっては、入学時に英語の試験を課されることがあります。ある程度、英語力がなければ授業についてくるのが難しいと判断され、そもそも入学させてもらえません。ただ、中には入学時の英語力をそれほど問われないスクールもあります。
ポイント5 国際機関や自治体の認可を受けているか?
インターナショナルスクールから日本の通常の中学や高校へ進学させたいのであれば、自治体の認可を受けているスクールを選ぶと良いです。あるいは海外の難関大などへの進学希望の場合は、国際バカロレア、WASCやCISなどの国際評価団体認定校の学校を選ぶことをおすすめします。
おすすめ!都内のインターナショナルスクール5選
(1)The British School in Tokyo
当時の英国首相であるマーガレット・サッチャー氏が、東京で働く英国人の子供のために正式に1989年に開校したスクールです。英国教育がベースとなったカリキュラムが組まれています。
(2)Canadian International School Tokyo
カナダのプリンス・エドワード・アイランド州教育省の認可と、高等部は文部科学省の認定を受けているこのスクールは、日本はもちろんカナダやアメリカの大学進学を目指せます。カナダやアメリカへ留学した単位も認められるため、留学経験を積みたい場合には良いかもしれません。
(3)四谷インターナショナルスクール
世界最大規模の教育連盟機関ACSIの加盟校であるこのスクールは、12年生まで修了すれば日米の高校卒業資格が得られます。また特徴として転入学・編入学が年間のどの時期でも可能で、以前通っていたスクールでの単位も認定してもらえます。
(4)Aoba-Japan International School
入学時に英語力不問のため人気があるのがこのスクールです。在籍している教員は全員大卒以上、また母国での教員資格を持っています。英語を集中的に学べるクラスもある一方、日本語や日本文化を学ぶ授業も充実しています。
(5)Seisen International School
国際基準の教育方針として有名な、モンテッソーリ教育を行っているスクールです。在籍生徒は世界60カ国以上で、授業は英語で行われます。また第2外国語として日本語・フランス語・スペイン語の教育が行われています。国際バカロレアの認定を受けています。
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