将来お金で困るかも…不安な人がチェックしておきたい6つのポイント
LIMO / 2019年6月22日 20時15分
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将来お金で困るかも…不安な人がチェックしておきたい6つのポイント
将来のお金のこと、考えると不安になることもありますよね。最近は老後資金の問題が取りざたされていることもあり、若いうちからお金のことを考えておかないと、と危機感を抱いている人も少なくないと思います。
とはいえ、実際に何をしたらいいのか悩んでしまうことも多いのではないでしょうか。そこで今回は、将来のお金のことで不安を抱かずに済むには何をしたらいいか、チェックしてみましょう。
貯金の仕方に無理はないか
まずは貯金が順調に増えてきているかをチェックしてみましょう。当然ですが、貯金がうまくいっていれば残高は右肩上がりになるはず。しかし、そうではない場合には注意が必要です。
特に、せっかく貯めたお金を引き出して使ってしまうことがあるという人は、無理をして貯金をしている可能性がありますし、そのままでは貯金のリズムがうまく掴めません。毎月一定額を貯めていくことはとても大事ですが、まずは少額からでいいので、毎月コンスタントに貯められる金額に調整しましょう。
また、貯金ができている場合にも、貯められる金額が毎月変わるというのも問題です。毎月決まった金額を出せないということは、毎月の収支に変動があるということ。その原因が収入の変動なのか、支出の変動なのかが一つのポイントとなります。
毎月の収入に変動がある場合、その振れ幅をどうカバーしていくかが重要です。翌月、翌々月でカバーしたり、支出を減らしてカバーしたりすることができますよね。一方で、支出の変動で毎月の収支が変わる場合にはお金の使い方に問題があることも。自分のお金の使い方を見直してみてください。
安心・便利に資産を預けられる金融機関はあるか
将来のことを考えると、自分の資産を安心して預けられる金融機関を見つけることも大事です。また、安心して預けられるだけでなく、自分の生活スタイルやお金との付き合い方にマッチする金融機関を見つけるのがいいですね。
資産を預けるというのは何も銀行だけではありません。都市銀行、地方銀行だけでなく、信用金庫や郵便局でもいいのです。さらに言えば、証券会社でもいいですね。とにかく自分が信頼できて、使い勝手がよく、その金融機関と付き合っていて不便に感じないことがポイントです。
資産をふやす方法を複数知っているか
資産をふやす方法はたくさんあります。しかし、その中で「現金をひたすら貯める」ことだけにしか思い至らない人が多いのも事実。素直に地道に貯めるのも大事なことではありますが、準備すべき資金の性格や準備期間の長さによって色々な選択肢が出てきます。
もちろん、宝くじで一攫千金を狙うとか、FXで大きく当てたいという人もいるかもしれません。しかし、そういったお金の貯め方ではなく、安定してお金が貯められることや自分で選択できる資産運用の方法などを学んでおくことが大事です。
無理に投資をしなければいけないというわけではありませんが、何も知らないまま「投資は怖い」「投資は賭け事と同じだ」と思っているだけでは進歩がありません。やる、やらないは別にしても、選択肢を増やすためには何でも勉強して学ぶことが大切です。
老後資金の必要額について考えているか
人生の中で、マイホームの購入と同じくらいの大金が必要となる老後資金。それも、働けなくなってから必要となるという点が他の資金とちょっと違うところです。
そのため、必要な老後資金を知り、それを目安にしてお金を貯めていくことは非常に重要です。何もわからないまま、もしくは人の言ったことを鵜呑みにしたまま老後を迎えて後悔した人もいるはずです。
年金をアテにしてほとんどお金を貯めない人もいますが、これからは年金に頼れる時代ではありません。現役時代のうちにどれだけ多くの資産を築いておくかがとても重要になります。老後の生活を守るためにも、老後資金として必要な金額がいくらなのかを把握しておきましょう。
よく紹介されているのは、現役時代の生活費に0.7を掛けて老後の必要資金を計算する方法です。つまり、現役時代よりも必要なお金が少なくなることになりますね。しかし、親の介護や自分自身の病気などの可能性もありますし、何より娯楽に充てられる時間が増えるわけです。
そう考えると、現役時代の7割の金額を見込むだけでは心配ではないでしょうか。どんな老後生活を送りたいかは千差万別なので、必要額も人によって変わってきます。自分の老後をどう生きるかも併せて考えておくと金額のイメージが湧きやすいでしょう。
教育と介護にかかるお金のことを考えているか
子どもを持つことを考えている人は、教育費についてもしっかり把握しておく必要があります。教育には想像以上にお金がかかりますし、介護もお金がかかるものです。また、教育費や介護費はその資金の性格上、節約することが難しく、急に必要になることもあるものです。
教育費は子どもの成長を見守りながら貯金していけばいいのですが、何かを我慢して金額を削ることしにくいでしょう。介護は不慮の病気やケガなどで急に必要になることもありますし、節約のためにと自宅で家族が介護することを選ぶ人もいるかもしれませんが、そうすると働き方やライフスタイルまで一変させてしまうことも少なくありません。
そのため、お金がかかるけれど節約が難しい教育費と介護費のことを考慮に入れてお金を準備しておくと、その後の生活に余裕が生まれてくるはずです。
自分の「お金を使うときのクセ」を知っているか
人生、自分とは一生付き合っていかなければなりません。そんな自分の「お金の使うときのクセ」を知っておくことが、お金で困らないための一番のヒントとなります。
自分がどういうときにお金の無駄遣いをしてしまうのか、衝動買いをしてしまうのか。また、貯金ができないと思っている人は自分がなぜ貯金ができないのか、どうしたら貯金ができるようになるのかなどと向き合ってみることが大切です。
自分のクセがわからない人は、1か月だけでも家計簿をつけてみてお金の流れや何にいくら使っているのか把握することと、普段から「自分はどういうときにお金を使いたくなるのか」「どういうときに衝動買いしてしまうのか」を考えて行動するようにしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか。お金の準備をするには、やっておくべきことがまだまだたくさんあります。しかし、一気にすべてはできませんよね。まずは自分の生活を見直すこと、自分のお金との付き合い方を改めること、将来必要になりそうなお金を意識しておくこと、このあたりを中心にお金の準備を始めてみましょう。
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