ちょっと待って!子連れ再婚する前にチェックしたい3つのこと
LIMO / 2019年6月26日 12時0分
ちょっと待って!子連れ再婚する前にチェックしたい3つのこと
現在の日本では、3組に1組のカップルが離婚をしていると言われています。その中には当然子供を連れて離婚をしたシングルマザー・シングルファーザーの方もいらっしゃいます。一生懸命毎日を過ごしている中で、新たな出会いがあり、もう一度家族を作ってみようかと考えることもあるのではないでしょうか?
子供を連れての再婚は慎重になる必要があります。最近ニュースをにぎわせている「連れ子への虐待」は、子連れ再婚を考える人にとって切実な現実になる可能性があるからです。「再婚なんてしなければ良かった…」と後悔しないために、3つのポイントについてチェックしてみてください。
①2人だけの問題ではない!周囲の理解をきちんと得よう
結婚は2人だけの問題ではありません。それが子連れ再婚であればなおさらです。結婚後の自分や子供の幸せを考えた時に、周囲の理解は必須になります。
きちんと挨拶をしているか?
相手の親や家族にきちんと挨拶をしましたか?
息子・娘の結婚相手は、親にとって非常に気になるものです。ましてや相手に子供がいるとなれば、理解を示してくれないことも考えられます。その状態で再婚に突っ走っても、嫌な思いをするのは「孫と認めてもらえない子供」であることを考えましょう。きちんと挨拶をして、状況を理解してもらうことはとても大切です。
子供と一緒に過ごす時間を作ったか?
恋人として自分達2人の時間はあるかもしれませんが、子供を交えて「家族」として過ごす時間は確保できていますか?2人だけで盛り上がって、いきなり「新しいお父さん(お母さん)だよ」と言われても、子供にしてみれば「え?」となります。赤ちゃんならまだ良いですが、小学生以上になればなおさらです。子供にもきちんと理解をしてもらえる努力と時間が必要です。
②子供の反応は?相手の子供に対する考え方は?
子連れ再婚の最も難しい点は、子供が相手を・相手が子供を受け入れてくれるのかというところです。
新しい父親や母親が来ることを喜んでいるか?
子供にとって新しいお父さん・お母さんができることをどのように感じているのかをきちんと話し合う必要があります。感情論で「何となく嫌だ」というケースもありますし、「お父さん・お母さんを取られてしまう」と考えることもあります。急に喜べというのは無理な話…時間をかけて様子を見守りましょう。
基本的に子供が好きかどうか?
相手が初婚の場合、いきなり父親(母親)になるわけです。頭ではわかっていても、いざ生活となった場合「こんなはずじゃなかった」ということにならないよう、相手が子供のことをどう思っているのか・基本的に子供が好きかどうかを見極めましょう。子供のことを邪険に扱ったり、2人だけの時間を最優先したいと考えたりしている場合は要注意です。
③相手の家族構成を確認
結婚は相手の家とも関係を保たなければいけません。子連れ再婚という状況を踏まえて、よく相手の家の状況を知りましょう。
祖父母はどういう人か?
子連れ再婚ということは、相手の親にとっていきなり孫ができるということです。本来祖父母は孫のことを無条件で可愛がってくれる存在ですが、ひょっとするとそうはいかない可能性もあります。自分の子供の子ではない存在をどのように考えるのか、聞きづらい内容ではありますが、探っておくことはとても重要です。
兄弟や子供の従兄弟にあたる存在はどうか?
相手に兄弟姉妹がいる場合は、婚姻状況を知っておくべきです。子供がいる場合は自分の子供の従兄弟になるので、祖父母の対応によっては子供がとても嫌な思いをすることになります。案外子供同士の方が上手くいくこともありますが、年齢や性別なども含めて事前に聞いておきたいものです。
まとめ
確認しておきたいこと…再婚前は正直「どうでもいいこと」に思えてしまいます。でも一度考えてみてください。何らかの事情で離婚を経験している以上、結婚生活というものがどのようなものなのかということは分かっているはずです。親の離婚・再婚に一番振り回されるのは子供です。苗字が変わる・生活の拠点が変わるなどの目に見える変化や、自分の本当の親に対する思いなど見えない葛藤もあります。
新しい生活に馴染めずに不登校や家出を繰り返したり、反発心から家庭内暴力に走ったりするケースが筆者の周囲でも起こっていました。みんなが幸せになるための再婚だったはずなのに「再婚なんてしなければ良かった」「子供のいる相手はやっぱり無理」と離婚に踏み切った人もいます。
子供をまず最優先で考え、これから起こるであろう問題に一緒に立ち向かってくれる相手なら大丈夫。自分も相手も子供も…一緒に幸せになりたいものですね。
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