3児の母が「何もやりたくない日」は本当に何もしない!と割り切った理由
LIMO / 2019年7月2日 10時45分
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3児の母が「何もやりたくない日」は本当に何もしない!と割り切った理由
育児や家事、仕事をしていると、疲れきって「何もやりたくない日」はあるものですよね。
それでも普段通り子どもと遊び、ご飯を作り、お風呂に入れ、部屋を片付けてから寝なければと、無理して頑張る方もいるでしょう。筆者にも3人の子どもがいますが、先日「もう無理はしない」と心に決めた出来事がありました。
心身ともに疲れ、「何もしない」を実行
先日、末っ子がアレルギー症状を発症し、病院へ行きました。その日は夫が車を使っていたので、小学生と4歳、2歳の3人を連れ、徒歩10分の病院へ。病院では、受付に保険証を提出する隙に2番目の子がいなくなり、トイレにいたという”ヒヤッと”もありました。
無事受診し、帰宅途中スーパーへ買い物に。店内でバラバラに動く子どもたちを制止しながら買い物を終え、帰る道中、2番目の子が急に走り出し、キキーッという音とともにバイクが止まりました。
運転していた方に謝り、子どもに危険を教え込み、やっとの思いで帰宅。実は前日にも別の子がアレルギーの疑いで病院に駆け込んだり、その週は別々の感染症を2人の子がもらってきて看病続きの毎日。それに加え、この日の出来事で心身ともに疲れ果て、「もう何もできない」という状態になりました。
いつもなら、「もう何もできない」と思う日でも、簡単な調理をして昼食作りをします。何もしないと思っても、つい何かしてしまうのですね。しかしこの日は簡単な調理をする気力もなく、お弁当を食べました。
スーパーお母さんには変身できない
「本当に何もしなかったのだから、疲れが取れるだろう」と思い、午後を過ごしました。それでもなかなか疲れが取れず、気分も沈んでいます。「今までこのような状態でも無理していたのか」と、改めて驚きました。
大人だけなら、疲れたときに「無理に何かをする」ことはあまりありません。仕事はしても、家に帰れば休む時間があります。しかし子どもがいれば、お世話をしたり遊び相手などをする必要があります。どんなに疲れても「無理をして」やることになり、休めません。
「母親だからできるはず」という声もあるかもしれません。しかしそれは結局「はず」で終わる話。ただ出産しただけで、疲れを感じない体に変わるわけではありません。むしろ子どもを産んでから風邪をひきやすくなったり、喘息を発症したり、腰を痛めたりと、弱くなることも多いもの…。
子どもを産んだから無理ができる「スーパーお母さん」には変身できず、産前と変わらない心身のキャパシティーしか持っていないのです。
子どもの健康・安全を守るだけで大仕事
また、看病や外出先での危険を経験することで、「子どもの健康と安全を守る」だけで心身ともにドッと疲れることが分かりました。当たり前のことは、当たり前ではないのです。
これは外出先の話だけでなく、家の中でも同じ話。子ども1人でも、特に寝返りを始める頃~3歳までは、子どもから目が離せません。自由にトイレにさえ行けませんし、1日中緊張感を保ちながら過ごしています。
育児というとしつけや教育といった面に目がいきがちですが、ただ健康を守るだけで親は疲れるのだと、自覚しておきたいと思いました。自覚しなければ、無理に無理を重ねてしまうからです。
「対自分・対他人」対策をして何もしない
無理をすればうまくいかないですし、普段より時間もかかり、余計疲れてイライラしたり、自分の体調にも響きます。特にお世話が大変な乳幼児期は、何もやりたくない日は素直に自分の声を聞き、必要最低限のお世話以外はやらないことを決めました。
そうはいっても、罪悪感を感じる自分もいます。自分対策として、離乳食のときに「食事のバランスは1週間で考えて」と言われたこと、「無理してイライラするより、無理しないでゆったりしたママでいること」を再確認します。
夫の目が気になる方もいるかもしれません。自分では無理をして頑張っていても、夫からは「普通にできている」ように見えるものです。ただ、この状態では家事育児の協力は仰げません。
正直に「こんなことがあって、心身ともに疲れて、できない。自分がゆったりとしていることが子どもにも大切だと思う」と伝え、何もやらないようにします。最初の3回くらいは小言を言われたりするかもしれませんが、次第に諦め、理解、協力という形で変化がみられることが多いでしょう。
自分の心身のキャパシティーを知り、無理はしない。これは大人として自己コントロールするためにも必要なことであり、育児以外にも役立つでしょう。そうはいっても、育児中は無理をしなければいけない場面(病院への受診や看病など)は出てくるものですから、普段から無理をしすぎないようにしたいものです。
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