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東日本旅客鉄道の給料はどのくらいか

LIMO / 2020年1月14日 18時15分

東日本旅客鉄道の給料はどのくらいか

東日本旅客鉄道の給料はどのくらいか

企業年収給与研究シリーズ

シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書(https://www.jreast.co.jp/investor/securitiesreport/2019/pdf/securitiesreport.pdf)をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきましょう。今回は国内大手の旅客鉄道会社である東日本旅客鉄道です。

東日本旅客鉄道の平均年間給与はいくらか

東日本旅客鉄道(提出会社)の2019年3月31日時点での平均年間給与は715.3万円と700万円を超えています。また、従業員の平均年齢は39.4歳で若干ですが40歳を下回っています。平均勤続年数は16.5年となっています。

東日本旅客鉄道の従業員数は何人か

有価証券報告書の提出会社(単体)の従業員数は2019年3月31日時点で4万6019名。単体で4万6000人以上の従業員数がいます。単体のセグメント別従業員数は以下の通りです。

運輸事業:4万5543名

流通・サービス事業:218名

不動産・ホテル事業:182名

その他:76名

また、連結の従業員数は7万2402名。セグメントごとの内訳は以下の通りです。

運輸事業:5万7672名

流通・サービス事業:6500名

不動産・ホテル事業:4124名

その他:4106名

過去5年の業績動向

東日本旅客鉄道(連結)の業績推移についても見ておきましょう。

まず、営業収益ですが、過去5年をみると増収傾向が続いています。2015年3月期に2兆7561億円であった水準が、2019年3月期には3兆20億円となっています。

また、経常利益についても増益傾向にあります。2015年3月期には3619億円の水準であったものが、2019年3月期には4432億円にまで増加しています。

投資家が重視する「ボトムライン」でもある親会社株主に帰属する当期純利益は増益傾向が継続しており、2015年3月期には1803億円であったものが、2019年3月期には2952億円となっています。

※東日本旅客鉄道の2018年3月31日時点での給与についてはこちら(https://limo.media/articles/-/6938)

まとめにかえて

年収や給与といった金銭面での条件は仕事をする人にとっては誰もが気になる要素ではないでしょうか。金銭面での処遇以外にも、働きがいや働きやすさといった職場環境が大事なのは言うまでもありません。

ただ、年収や給与などの「お金」の話は親しい仲でも聞きにくいというのが実際ではないでしょうか。こうしたデータが就職活動や転職活動の参考になれば幸いです。

【注意点】有価証券報告書における年間平均給与及び従業員数について

平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。また、従業員数は就業人数です。基本的には、社外からの出向者を含み、社外への出向者は含みません。

【ご参考】有価証券報告書とは

日本証券業協会によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。株式を上場している会社は、各事業年度終了後、3か月以内に財務局長および上場証券取引所に有価証券報告書の提出が義務付けられています」とされています。

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