1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

新卒の貯金額の目安は?効率的な貯金法も解説

LIMO / 2019年7月4日 12時10分

写真

新卒の貯金額の目安は?効率的な貯金法も解説

新卒で就職し、初めてまとまったお金をもらうと気になるのが「貯金」の問題。

学生の頃はアルバイト代の中から余ったお金を貯金に回している方も多かったと思いますが、社会人の貯金は計画的にすることが大切です。

計画的に貯金しなければならない理由は、金額が大きいこと、会社の制度を利用した貯金方法があること、税金の問題が影響することが挙げられます。

そろそろ貯金したいと考えている新卒の方に向けて、「どうしたら計画的に貯金ができるのか?」「一人暮らしと実家暮らしではどれくらい支出や貯金額が異なるのか?」といった疑問についてご説明します。

社会人1年目の年収はどれくらい? 

厚生労働省が発表した『平成30年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況(https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/18/index.html)』によると、新卒1年目の年収は160~230万円程度です。学歴や性別、都道府県によっても異なります。

学歴による平均年収の違いは下記の通りです。

・大学院修士課程修了:238万7000円

・大学卒:206万7000円

・高専・短大卒:181万4000円

・高校卒:165万1000円

男女別では2〜5万円ほどの違いが見られます。

一人暮らしと実家暮らしでは貯金の仕方が違う?

一人暮らしと実家暮らしの支出の最も大きな違いは家賃です。

一人暮らしの場合、場所にもよりますが、収入の1/3〜1/2ほどが家賃で消える計算になります。

加えて光熱費もかかります。最初から「○万円は貯金する」と決めて行動しなければ、なかなかお金が貯まらないですよね。

実家暮らしの人は実家にお金を入れる方を除けば、家賃や光熱費もかかりません。支出が少ない実家暮らしの方は、計画をきっちり立てなくともある程度はお金が貯まるかもしれません。

しかし油断は禁物です。勤務地の都合で突然一人暮らしをしなければいけなくなったり、結婚することになったり、大きな出費が必要なことも出てきます。

一人暮らしの方も実家暮らしの方も、貯金額をある程度決めてから計画的に貯金することをおすすめします。

社会人一年目の効率的な貯金方法

初めて貯金をする場合、「目標を立てること」と「月々の支出を把握すること」が大切です。

まずは貯金額の目標を立てる

初めて貯金をする場合、年間20〜30万円の小さい目標を決めることをおすすめします。

貯金をすると決めても、モチベーションを保つことは意外と難しいのです。

「年間100万円の貯金をする」という目標を掲げる人を見かけますが、年間100万円を貯めるには月8万円の貯金が必要です。

いきなり8万円を貯金に充てるのは難易度がかなり高いので、まずは少額の貯金を目指しましょう。

では、どのようにして目標を決めたらいいのでしょうか。

最も効率的なのは、毎月の収入の10%(余裕があれば30%)を貯金すると決めることです。

計算もしやすいので、給料から寄せやすいですよね。

新卒1年目の貯金は、成功体験を積むことを重視しましょう。

いきなり「年間100万円!」と決めるのではなく、年間20~30万円を目標にコツコツ貯めることをおすすめします。

必要最低限の生活費を計算する

毎月必ずかかる費用や絶対に減らせない費用をあらかじめ計算した上で、いくら貯金できるか把握することが大切です。

例えば家賃や光熱費、スマートフォン(スマホ)代、食費は必ずかかりますよね。これらの出費を把握した上で貯金額を考える必要があります。

当たり前のように思われますが、意識的に貯金をしようと思うなら、まず自分の1カ月あたりの支出を正しく理解しましょう。

自分の1カ月あたりの支出を把握したら、そこから自分がコントロールできる支出、つまり節約できる支出がどれくらいあるのかを考えてみましょう。

例えば、家賃や光熱費といったものは簡単にはコントロールできませんが、食費に関しては外食を減らすといったことができますし、スマホを格安SIMに変更するなど、節約が可能な支出が必ず出てきます。

そのようにコントロールできる支出から節約していけば、月収の10%の貯金も無理なく行うことができるでしょう。

まずは固定費がいくらかかっているのかしっかり把握して、自分が貯金に充てられる金額を知ることが貯金成功の第一歩です。

まとめ

新卒の貯金額の目安は、一人暮らしか実家暮らしかによっても異なります。

月収の10%程度を目安に考えると無理なくお金を貯めやすいです。

会社の福利厚生の一環として、給料から天引きされる財形貯蓄などの制度があれば、そういったものも利用しながら、まずは少額からの貯金計画を立てましょう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください