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同じ給料なのに、貯金額にこんなに差が!?“貯め上手”に学ぶ貯金のコツ

LIMO / 2019年7月6日 12時0分

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同じ給料なのに、貯金額にこんなに差が!?“貯め上手”に学ぶ貯金のコツ

同じ給料や同じ年代の同僚とでも、年を追うごとに差が出てくるのが「貯金額」。老後資金の不安も増大する今、思うように貯められていない人は、早急にお金の使い方や日頃の生活パターンの見直しをしておきたいところですよね。

そこで今回は“貯め上手”な人の考え方を参考に、“貯められない人”が知っておくべき貯金のヒントをお伝えします!

350万円程度は貯めておきたい!? 平均貯金額を検証!

そもそも世の中の人たちは、どのくらい貯金をしているのでしょうか。金融広報中央委員会の『家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](https://www.shiruporuto.jp/public/data/movie/yoron/)』(2018年11月発表)を参考にみてみましょう。

この調査結果によれば、金融資産の保有額の平均は744万円(ここでの「金融資産」は、不動産や住宅、貴金属などを含まず、運用や将来に備えての資産のことを指します)。

ただし、平均値は一部の富裕層によって額が引き上げられることもあるため、中央値(保有額の少ない順・多い順に並べた際に、真ん中にある値)も見てみましょう。同調査での中央値は、50万円。「金融商品をいずれも保有していない」と答えた人は全体の5.6%ですが、この層に当てはまる人は、まず50万円のラインを目指して貯金を始めるとよさそうです。

続いて、対象者を「金融資産を保有している世帯」に絞った場合、同調査での平均値は1234万円、中央値は350万円となっています。過去データも併せて見てみると、この10年間の中央値は300〜600万円の範囲内で推移しており、「貯金はしているけど、額が少ない」という人は、このあたりの額を目標にしてみてはいかがでしょうか。

「貯金上手」と「貯められない人」の違い

金融資産を1円も貯めていない人を含めるかどうかで、中央値は一気に50万円から350万円に跳ね上がり、大きな“貯金額格差”があることがわかりますね。

収入の差はもちろん貯金額に影響しますが、多く稼いでも、多く使ってしまえば増えないのが貯金。「貯金上手な人とそうでない人の違い」を検証してみましょう。

「お金」への意識が高いか

貯金ができる人は基本的にお金が好きで、日々意識を高く持っている傾向があります。好きなものは、誰でも頑張って集めようとするし、大切にしようとしますよね。

貯金上手な人は基本的に金銭を得るための労働に意欲的ですし、レシートを集めたりクーポンを活用したりと、無駄遣いにも敏感。

「ケチだと思われたくない」「お金に細かいのは卑しい」という考えに囚われすぎていないのも特徴です。毎日のできるところから、上手に“締めて”いくのがおすすめです。

自主的に取り組めるか

自主的に取り組めるかどうかも、貯金上手かどうかの分かれ道。

世の中には、会社やパートナーから「貯金しなさい」と指示されないとできない人や、ローンの返済など状況的に追い込まれないとお金を貯められない人もいますが、しぶしぶ義務的に取り組む状況では、モチベーションを保ち続けることがなかなか難しいです。

自ら「貯めたい」と思う気持ちこそが、貯金のエンジンをかけてくれることを心得ておきましょう。

「こだわるもの」を絞れているか

貯金上手な人は、「こだわって買うものと、そうでないもの」がはっきりしています。

洋服やスマートフォン・電化製品、レストランに至るまで、何でもかんでもブランドものにこだわりすぎる人は要注意。人目やかっこよさを気にして、「とりあえず有名なほう(もの)」を選ぶ癖がある人は、きちんと内容・性能や「自分に本当に必要なのか」を事前検証してから購入するようにしましょう。

「節約」を前向きに捉えているか

貯金額を増やすには、日々の節約が不可欠です。

しかし、「節約=我慢」と感じてしまうと、毎日の生活を楽しめず、過度にストレスが溜まることも。結果、途中で爆発して投げ出したり、ストレス解消で不要な買い物をしたりと、本末転倒な状況に陥ってしまうこともあります。

一方、貯金上手な人は節約をポジティブに捉えている人も少なくありません。例えば、タクシーに乗らず歩いたり、余分なスイーツを控えたりするのも、「ダイエットのため」「肌トラブルを防止するため」と考えるのですね。お金を使わないことを我慢だと捉えなければ、ストレスなく節約を続けやすいでしょう。

「別の手段」をうまく活用しているか

「お金をあまり使わなくて済む別の手段」をうまく活用しているのも、貯金上手な人の特徴です。

例えば、書籍は図書館を活用して借りて楽しむ、スポーツジムも公共の施設を利用するなどすれば、同じ楽しみや満足度を得つつも、ぐっと支出を減らせます。

こうした行動を習慣にできれば、継続的に節約でき、貯金に回せる額も増やせるはず。当たり前に支払っているものの中にも節約できる項目がないか、探してみましょう。

まとめ

貯金を順調に増やしていくには、一時的でなく長期的に、毎日の習慣から見直して取り組んでいく必要があります。上述したような「貯金上手な人の傾向」も参考に、モチベーションをうまく維持しながら、継続的に貯金に取り組んでいきましょう。

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