SNSで怪しい投稿を始めたママ友…実はネットワークビジネスだった!
LIMO / 2019年7月15日 10時45分
![SNSで怪しい投稿を始めたママ友…実はネットワークビジネスだった!](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/toushin1/toushin1_12022_0-small.jpg)
SNSで怪しい投稿を始めたママ友…実はネットワークビジネスだった!
世の中には、幼い子どもを育てながら仕事をしているママも多いですよね。しかし、子どもの病気や保育園行事などの対応は、ママが担当している場合がほとんど。そのため、ママが正社員としてフルタイムで勤務することって難しいですよね。
そんな中、ママ友から「理想的な働き方ができる仕事を見つけた」と知らせがありました。その仕事とは、一体どのような仕事だったのでしょうか?
■ママが働くことの難しさ
女性の社会進出が進む今、ママになっても仕事をしたい!という人も多いですよね。ママが仕事を求める理由として、以下のような意見をよく耳にします。
・キャリアを捨てたくない。産前まで続けていた仕事を継続したい
・経済的理由。二馬力で働いて、子どものために使えるお金を増やしたい
・外へ仕事に出て、生活にメリハリをつけたい
・ママ友以外のコミュニティーも作りたい など
しかし幼い子どもがいる家庭の場合、パパもママもフルタイムでバリバリ働けるかというと…そんなに簡単な話ではありませんよね。なぜなら、子育てには予測不能な事態がつきもの。
その都度、柔軟に対応できる態勢を整えておく必要があるでしょう。そのため両親のどちらかは、子どもの不測の事態に対応できるフレキシブルな働き方が望まれます。そしてその役は、妊娠や出産を機にいったん仕事から離れたママが担っているという家庭が多いようです。
そのため働きたいと願っても、ママにぴったりの仕事が見つからずに専業主婦を余儀なくされているという女性も少なくないのです。
■突然、SNSのテイストが変わったママ友
時短勤務可能・転勤なし・急なシフト変更可能・長期休暇取得可能など、ママが無理なく働くためにはいろいろな条件が必要ですよね。そんな中、筆者のママ友からとんでもなく好条件の仕事を見つけたという知らせが入りました。
しかし彼女は、幼稚園に通う3歳の娘を持つ専業主婦。彼女が自由に動ける時間は、子どもが幼稚園に行っている間だけなのに…一体どんな仕事をしているのか、甚だ疑問でした。
彼女から新しい仕事を見つけたという知らせがあって以降、徐々に彼女のSNSに変化が起き始めました。それまでは日常を切り取った、ごくごく普通の投稿が並んでいたのですが…妙な内容の投稿を目にするようになったのです。
「育児で疲れた体も、奇跡の水のパワーで元気モリモリ!」
「脳カスタムするため、ミトコンドリアを復活させます!」
「火傷の跡もすぐに治っちゃう!子どもも安心して使える万能薬でわが家は安泰!」などなど
どう見ても怪しいですよね…。そして投稿の下には、決まって「気になる人は、お気軽にDMをください。」と書いてあるんです。
■実はネットワークサービスだった!
SNSの投稿内容は徐々に怪しさを増し、投稿数も増えていきました。そこで事の真相を確かめるため、彼女に直接、SNSで発信しているものの正体を聞いてみることに…。
すると彼女は、「前に話した、新しい仕事だよ!」というのです。
詳しく聞いてみると、彼女はある健康セミナーにのめり込み、セミナーに通い続けていたら、「この素晴らしい商品を広める活動を一緒にやってみませんか?」と誘われたのだそう。これこそ、彼女の新しい仕事でした。
仕事内容は、海外製の健康食品やサプリメント、健康器具などを紹介すること。製造元と消費者との間の中間業者を通さないため“良質かつ安価”というのが、彼女が紹介する商品のメリットなのだそう。ただし、その魅力的な商品とやらは、会員にならなければ購入できないというものでした。
そして最も気がかりなのが、「新しい会員を紹介する度に、お金がもらえる」ということです。つまり彼女が始めた仕事は、紹介された人から売り上げがあると、紹介した人に対価が支払われる商法、ネットワークビジネスだったのです。ネットワークビジネスは別名マルチレベルマーケティンと呼ばれ、日本では連鎖販売取引やマルチ商法としても知られています。彼女の怪しいSNSの投稿は、商品のよさを広く伝え、アクセス数を増やし、新規会員登録からの商品購入を狙ったものなのだと理解しました。
ネットワークビジネスは合法であり、ママが在宅でできる仕事の中では割のよい仕事なのかもしれません。しかし…彼女のSNSの投稿には、薬機法に抵触するような危ない表現も多々含まれていること、そして日常的に使用していたアカウントをネットワークビジネスのツールにすることにより、多くのフォロワーが不信感を抱いています。そのため筆者は、彼女の働き方を手放しで喜ぶことができません。
ママが生き生きと働ける仕事を見つけることは難しいことです。しかしトラブルが発生しそうな危ない仕事に手を出すのはいかがなものでしょう。ママたちの仕事選びの真価が問われます。
■家族に自慢できる仕事に就きたい
子育て中のママにとって、スマホやPCを使って在宅でできる仕事って魅力的ですよね。最近では、メディアを使った仕事も多様化しており、ママの願いを叶える仕事もたくさんあるでしょう。
しかし…手軽に始められる仕事の中には、法律に触れるようなグレーゾーンの類があることを知っておくことは大切です。ママが仕事を選ぶ際には、家族に自慢できるような仕事を選べるとよいですね。
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