お金と恋愛で後悔したくない! 金融OLがやめた悪い習慣
LIMO / 2019年7月8日 19時45分
お金と恋愛で後悔したくない! 金融OLがやめた悪い習慣
誰でも、「あのとき、ああすればよかった」「あのとき、あんなことしなければよかった」と思いたくはないですよね。そうは言っても、どうしても後悔してしまうことはあるものです。特に、恋愛とお金のことに関しては。そこで今回は、金融業界で働く女性たちが、恋愛とお金で後悔しないためにやめたことをご紹介します。参考にしてみてくださいね。
「誰かが告白してくれる」という妄想はやめる
ある都市銀行で働く30代のAさんは、「ずっと無意識のうちに、誰かが告白してくれて付き合って、そのまま結婚するものだと漠然と思っていた」と言います。20代から30代になったときに、Aさんには付き合っている恋人もおらず、ただ毎日気ままに女友達と合コンへ行ったり女子会をしたりして遊んでいました。
しかし、30代になってすぐの女子会である友達が、「私、王子様が現れると思い込んでいる節があった」と話し始めたのです。最初はAさんやほかの友達も「そんなわけないでしょ」と茶化しましたが、よくよく考えると自分も「どこかで出会った誰が自分を好きになってくれて、告白されて付き合うものだと思っている」ことに気が付いたのです。
その発想は、自分から行動するとか、アプローチして好きになってもらうために努力することを考えておらず、自分があくまで「選ばれる側」という認識だったと気づいてAさんは愕然とします。選ばれる側に立つということは、品定めされるということ。こちらが「選ぶ側」に立つことで、その後の交際でも自分が主導権を握って行動でき、2人の関係を作っていくことができるのだと思ったと話してくれました。
「仕事を辞めること」を考えるのをやめる
ある対面証券会社で働くBさん。彼女は仕事を辞めることを考えるのはやめようと思ったのだそう。彼女の勤める証券会社では、女性社員は20代後半から30代前半にかけて結婚、出産のために仕事を辞めていきます。証券会社でありがちな話ですが、激務でとても結婚生活や育児と両立できそうにないと、退職する人も多いのです。また、同じ会社の人など高収入な相手と結婚できることも多いため、寿退職してしまうという理由もあります。
そんな環境の中で、Bさんも当たり前のように「結婚してさっさと仕事を辞めよう」と考えていましたが、あるとき友人の泥沼離婚の話を聞いたのです。先輩社員が同じ会社の上司と結婚していたのですが、夫が不倫。そして当然離婚となったわけですが、結婚して寿退職した先輩社員が、証券会社で営業としてバリバリ働いていた経験が評価され、ほかの証券会社に再就職したという話でした。
「結婚しても安泰なわけじゃない」という当然のことを、急に現実として突きつけられたような気分になったというBさん。「今の会社はそれなりに仕事の勝手もわかってきて居心地も悪くなく、仲のいい同期がたくさんいるので他の証券会社に再就職するよりは今の会社にいたいと思った」のだそう。
会社として産休育休の制度はありますし、利用して職場復帰する先輩社員も何人か見ていたので、そういう選択をするのはリスクを見据えてのことだったのかと納得したBさん。「仕事を辞める」ことを考える選択肢はなくなったそうです。
お金のために残業ばかりするのはやめる
とある証券会社で働くCさんは、毎日3~4時間程度残業をして帰るのが当たり前になっていました。朝8時前には出社し、そこから20時過ぎまで、さらに遅いときには22時という日もあったと言います。しかし、そういう生活をしていると自分のやりたいこともできず、毎日の生活に楽しみがなくなってしまうことに、あるとき気付いたそう。
確かに、残業代は多くもらっていて、そのおかげで生活がしやすかったというのもありました。入社して3年ほどはお給料も高くないため、お金のためにも残業は進んでやっていたというCさん。しかし、30代を間近に控え、そんなお金のことよりも今を楽しんで生きるほうが大事だと思うようになったと言います。
というのも、音楽活動をしている学生時代の友人の様子をSNSでよく目にしていて「お金がないと言っていても、毎日楽しそうにして、いろんな人に囲まれて幸せそうに生きているな」とぼんやり思ったことがきっかけでした。Cさんにとってその気付きは非常に衝撃的なもので、自分はSNSにアップしたいと思うような写真が取れる瞬間もないし、SNSで親しげに連絡をくれるような人もいないと絶望的な気分になったのだそう。
お金のために残業をして、特に何に使うでもなくお金を貯め込むことの何が幸せなのかと考えたCさん。20代のうちの1万円と30代になってからの1万円では、自分の収入や稼げる金額も違うので、相対的には20代にとっての1万円のほうが価値が大きいですよね。そうであれば、貯金は自分にとって比較的価値が小さくなってからのほうが心理的な負担も少なく、貯めやすいと思ったのだそう。
20代のうちはお金を使って、楽しく明るく生きていこうと決めたCさん。今では社会人サークルに入ったり、キャンプや登山に行ったりと色々なアクティビティを楽しんでいます。
まとめ
いかがでしたか。彼女たちの選択がすべて正しいということではありませんが、自分の中にあった無意識の感覚や何かをうらやんだりする気持ちに気付き、うらやましいならなぜそうしないのかと自分に問いかけて解決策を見つけるということは意義のあることだと思います。あなたの中にも、様々な無意識の感覚があるはず。一度じっくり自分の今後について考えてみてはいかがでしょうか。
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