「丸亀製麵」運営のトリドールHD、既存店売上高が2カ月連続プラス成長に(2019年6月)
LIMO / 2019年7月8日 6時0分
「丸亀製麵」運営のトリドールHD、既存店売上高が2カ月連続プラス成長に(2019年6月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はセルフ式うどん店「丸亀製麺」他を運営するトリドールHD(3397)の、2019年6月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2019年7月3日に更新されたトリドールHDの2019年6月既存店売上高は、対前年同月比105.1%でプラス成長になりました。
内訳は客数106.0%の一方で、客単価は99.19%のマイナスに。客単価は今期3カ月マイナスが継続中ですが、客数のプラスでカバーしている状態です。
一方で全店売上高は111.7%となり、5月に続き110%を超える成長を見せました。
今期の既存店売上高の振り返り
では、これまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。
既存店売上高は、4月がマイナス成長となりましたが、5月・6月はプラス成長。前期はプラス成長が2カ月に留まりましたが、今期は既にQ1で2カ月プラス成長を達成するなど堅調に推移中です。なお、前期は客数のマイナスに対し、客単価がプラスの月が多かったものの、今期は客単価のマイナスが続いており、前期とは逆の状態となっています。
一方、全店売上高は前期もマイナス月となったのは9月のみであり、9カ月続けてのプラス成長を維持しています。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は、2017年12月末の4,200円台を天井に下落がスタート。昨年12月25日に1,642円で安値を更新後に反転し、5月上旬までに2,500円を回復しました。しかし再び急落し1,800円台にまで下落しましたが、6月に入り上昇を見せ、2,000円を回復し2,500円を目指す上昇を見せています。
客単価のマイナスが継続する中でも、既存店売上高のQ1は2カ月プラス成長と堅調に推移しています。このトレンドがどこまで続くのか注目されます。
参考資料:月次売上高レポート(https://www.toridoll.com/ir/finance/report.php)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
〈ファミレス消滅の危機〉北九州のソウルフード「資さんうどん」運営会社を「すかいらーく」が買収した狙いとは? 業界トップ丸亀製麺との全面対決か
集英社オンライン / 2024年9月11日 8時0分
-
9月優待ランキング:物価高に対抗!驚きの高額&大盤振る舞いの日用品系優待株
トウシル / 2024年9月10日 7時30分
-
2期連続で減益…負け組だった「ワークマン」が復活? 株価上昇は円高、異常気象が要因か
MONEYPLUS / 2024年9月5日 7時30分
-
ファーストリテ株が一時2%超安、ユニクロ大幅増収でも全体相場に連れ安
ロイター / 2024年9月4日 10時18分
-
原材料高騰で苦境の「丸亀製麺とココイチ」。値上げを続けても“客が離れない”理由
日刊SPA! / 2024年8月28日 8時52分
ランキング
-
1ノースボルト、国内で1600人削減 電池増産計画撤回
ロイター / 2024年9月24日 11時19分
-
2昭和に大ヒット「青春という名のラーメン」令和に復活! 熱湯1分、タイパ志向に応える 明星食品
食品新聞 / 2024年9月24日 9時2分
-
3ぬるま湯につかったJTCサラリーマンへの鉄槌…「ジョブ型人事」で年収激減。「湾岸タワマン」で金利上昇に怯え暮らす、40代・大手企業勤務の男性を襲った悲劇
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月24日 10時45分
-
4「ピクトグラム」では良さが伝わらない…… ワークマン、機能の「格付け」を始めた背景 対ユニクロも意識か
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月24日 6時15分
-
5湿気で傷んだ自宅の修理に110万円? 「点検商法」の被害に絶望した女性が使った“最強の切り札”とは
Finasee / 2024年9月24日 11時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください