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3人の子の朝食、「好みがバラバラ」の悩みが解消した方法

LIMO / 2019年7月10日 10時45分

3人の子の朝食、「好みがバラバラ」の悩みが解消した方法

3人の子の朝食、「好みがバラバラ」の悩みが解消した方法

何かとバタバタし、せわしない朝。特に子供のいる家庭では、1秒たりとも無駄にできないくらい忙しいものです。3人の子供がいる筆者の家でも、慌ただしく朝食の準備している最中に「パン食べたい」「和食がいいんだけど」「シリアルある?」と口々に食べたいものを言ってくると、頭がパンクしそうになることがあります。

かつて筆者の家では、3人全員が同じものを食べることを前提に朝食を準備していました。しかし、パンがあまり好きではない子に強制しても食が進まなかったりして、果たして給食までお腹が持つのかと心配になることも。その不安は的中し、「3時限目の終わりにお腹がすく」と子供が口にするようになってきたのです。

子供達全員がしっかり朝食を取ってから登校する方法はないかと考え、改善策を実施してみたところ、3人全員が「もうお腹いっぱい」と言って家を出るまでになりました。そこで今回は、好みがバラバラで困る朝食の悩みを解消できたプロセスをご紹介していきます。

朝食の不満が子供や自分にもたらした大きなマイナス

何が問題なのかを把握しなければ改善策も出てきません。筆者は、まず朝食の問題点を洗い出すことから始めました。

問題点1. 朝からイライラすることが多い

せっかく作った朝食で、子供達から文句を言われるとイライラしてしまいます。「パンが食べたかった」「今日はご飯じゃないの?」という言葉にカチンときて、「いいから早く食べて支度しなさい」と繰り返す毎日。朝から子供とケンカしたがる母親などいません。しかし、明るい笑顔で子供を送り出したいと思っていても、朝から衝突して双方が不機嫌なまま暗い雰囲気で朝の支度をすることが多くなっていきました。

問題点2. 3人の子供の好みがバラバラ過ぎて作る量が難しい

朝食の定番でもある、だし巻き卵に味噌汁、鮭と納豆にご飯を準備しても、「だし巻き玉子少しと鮭とご飯は食べる」「鮭は食べたけどパンが食べたい」というように、子供達の好みがバラバラ。特に味噌汁は、3人全員が夕食だけにしたいと訴えてきたので早々にメニューから消えました。味噌汁以外も、1人の食べる量が異なるので作る分量の加減も難しく、イライラが募る原因になっていました。

問題点3. 給食前にお腹が減る子供と、残り物で体重が増えた筆者

3人の好みは和洋バラバラで、洋風にすれば誰かが残し、和風にすればまた誰かが残すの繰り返しの日々が続きました。その結果、子供は「給食前にお腹がすく。早い日は3時限目の後に腹ペコ」と言うように。一方、残った朝食を捨てるのはもったいないと食べていくうちに、筆者の体重が増えてしまったのです。「本気で朝食改革をしないと!」と思ったのは、この2つが重なった頃でした。

親子ともにウィンウィンな結果になった朝食改革

2つの問題点を踏まえて、朝の忙しい時間帯でも子供が朝食をたくさん食べるようになる工夫を実践していきました。

改善1. パンの冷凍保存とシリアルやふりかけの活用

3人の子供は好みがバラバラなので、3人のニーズに応えられる方法を考えました。たとえば、買ってきたパンは無駄が出ないように冷凍保存をし、食べる枚数だけトーストするように。また、シリアル系が好きな子には、食べ応えのあるグラノーラを食べさせるようにしました。さらに、和食が好きな子のために好物のふりかけを常備し、毎朝鮭を焼くようにしました。

3人が共通して好きな鮭は、絶対切らさないようにしています。食パンを食べた後に鮭、シリアルを食べた次にご飯と鮭など、筆者からしたら「本当に美味しいの?」という食べ方をしています。とりあえず鮭さえあれば3人とも文句を言わないので、お買い得な日に1週間分の鮭を買い求めるようにしています。そして、この方法を導入してから「給食前にお腹が減った」と口にする回数が劇的に減りました。言うとしたら、4時限目が体育だった日に限定されます。

改善2. 朝食に関する衝突がなくなった

こうした朝食の工夫を始めると、子供の食の好みを原因とする衝突がなくなりました。それぞれが好きなものを食べるようになったので、ストレスを抱えずに朝を過ごすようになったからです。もちろん、栄養に偏りがないように野菜も出すよう心がけていますが、食べたい物を食べられて朝食の満足度が高まってきてているので、子供からの文句はなくなりました。

改善3. 残り物が劇的に減ったことで筆者の体重増加もストップ!

3人の子供達の好みに対応して朝食を出すことで、残り物が劇的に減少。そのおかげで、筆者も残り物を食べる機会がほとんどなくなり、おかげさまで体重増加もストップしました。薄着になる季節を前に何とかストップしたのは大きな成果です。あとは、減らす努力をしなくてはいけませんが・・・。

学校現場で問題になっている朝食抜き

ここ10年で子供の朝食抜きは学校現場でも問題視されており、筆者の子供達が通う小学校でも定期的に朝食に関するアンケートをとっています。また、保護者向けに朝ごはんの重要を説明したプリントまで定期的に配布されています。

朝からガッツリご飯を食べることは大人でも容易ではありませんが、全く食べないと授業中に集中できません。実際、筆者の子供達もお腹が減ると4時限目の授業は集中できないと口を揃えて言っています。「朝は全然食べてくれない」という場合は、子供が好きそうな食事内容にしてみるなど、何らかの対策を試してみることは大切でしょう。

親と子供の考えや嗜好が一致するとは限りません。また、食事に関して朝から言い合いになると、1日のスタートが暗いものになります。家族が明るい気持ちで登校や出勤できるようにしたいものです。

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