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離婚ランキング上位は男女ともに「精神的な虐待」気になる1位とは?

LIMO / 2019年7月10日 11時0分

離婚ランキング上位は男女ともに「精神的な虐待」気になる1位とは?

離婚ランキング上位は男女ともに「精神的な虐待」気になる1位とは?

「いつも仲よさそうにしていた夫婦が離婚していて驚いた」なんて経験はありませんか?いまや決して珍しくはない離婚話。どんな理由で離婚に至ったのかは、ちょっと聞きにくいですよね。そこで今回は、気になる離婚の原因や悩んでいる方へのアドバイスをお伝えします!

男女別にみる離婚の理由

まずは司法統計(平成29年度 婚姻関係事件数(http://www.courts.go.jp/app/files/toukei/035/010035.pdf))をもとに、離婚に至った理由を確認してみましょう。申し立てをした側が夫婦どちらなのかによって、その内容に差があるようです。

【夫から申し立てた場合】

1位:性格が合わない
2位:精神的に虐待する
3位:その他
4位:異性関係
5位:家族親族と折り合いが悪い

【妻から申し立てた場合】

1位:性格が合わない
2位:生活費を渡さない
3位:精神的に虐待する
4位:暴力をふるう
5位:異性関係

1位は夫婦ともに性格の不一致となりました。また、上位には「精神的な虐待」が挙がっています。これには、大声でどなる、人付き合いを限定させる、無視をする、命令口調をするといった内容が考えられます。

あなたは大丈夫?モラハラに悩む人々

先ほど登場した「精神的な虐待」は、モラハラに当てはまる可能性があります。実際にモラハラを受けた経験がある方に、その内容を聞いてみました。

・「夫に何度も収入をバカにされます。嫌なことがあると、急に『で、お前の収入は?』『じゃあ俺の方が上だな』と決めつけることも。こっちは子どもを2人育てながらパートで働いているのに…」

・「ちょっと近所に出かけるだけでも、毎回夫に報告しなければなりません。帰宅したときも教えなければならないので、正直かなり面倒。なにも言わずに外出し、姑に留守だったと知らされた夫が激怒したこともありますよ」

このような言動は、相手を精神的に追い詰めてしまいます。夫婦間で上下関係があるようなら、モラハラ状態になっているのかもしれません。「事実だろう」「お前のためだ」といった言葉に惑わされず、自分の気持ちに向き合って「モラハラかどうか」を判断しましょう。

離婚を考えている人が知っておきたいこと

モラハラを受け続けているうちに、「もう離婚したい!」と感じることもあるはず。そかし、離婚による金銭的なリスクも考えておきましょう。とくに小さな子どもがいる場合、今後の教育費のことも考えなければなりません。

養育費をもらう際は、「養育費算定方式」をもとに金額を決めるケースが多いでしょう。これは、お互いの収入や就労形態、子どもの人数や年齢を踏まえて算出するもの。2016年に厚生労働省が公表した情報によると、この年に養育費をもらっている世帯の平均月額は、母子家庭が4万3,707円、父子家庭が3万2,550円でした。

ここで注意しておきたいのは、養育費算定方式に「子育てに費やす時間や負担」が含まれていない点です。子どもが小さいうちは思うように働けず、収入を確保しにくい可能性もあります。

「自分の給料と合わせれば何とかなりそうだ」と思っていると、離婚後に苦労してしまうかもしれません。養育費だけでなく、これから得られると予想される収入額も考えておきましょう。

まとめ

たとえ言葉だけでも、精神的に追い詰められているなら「虐待」に当てはまると考えられます。「私の収入が低いのは本当のことだ」「私を心配しているから連絡を求めているんだ」と我慢していると、いつまでもこの状態から抜け出せません。

とはいえ、勢いで離婚してしまうと路頭に迷ってしまうかもしれません。養育費や今後の収入の見込みを踏まえたうえで、離婚後の生活のビジョンをイメージしておきましょう。

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