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「小学生の多忙化」「自分の居場所がない」子どもの悩み…今、親にできること

LIMO / 2019年7月15日 11時0分

「小学生の多忙化」「自分の居場所がない」子どもの悩み…今、親にできること

「小学生の多忙化」「自分の居場所がない」子どもの悩み…今、親にできること

子どもが悩みごとを抱えている、学校が楽しくなさそうに見える…。このようなとき、親としてはどのような行動をとればいいのでしょうか。デリケートな問題だからこそ、「子どもを傷つけないようにしないと」と難しく考えてしまいますよね。

そこで今回は、子どもの周りで起きやすい事例をもとに、親にできることを考えておきましょう。

人間関係が理由で登校したくない場合

1日のほとんどを学校で過ごす子どもたちにとって、学校でのトラブルは非常に大きな問題です。そんな重要な場所で仲間外れやケンカなどが起きた場合、子どもはかなりの不安を抱いてしまうでしょう。

そんな状態の子どもと接するときは、「自分の気持ちを分かってくれる親がいる」と感じてもらうことが大切です。子どもの話に耳を傾けたうえで、「今からでもやり直しはできるよ」と優しく教えてあげてください。

「学校に行きたくない」といっていたら、無理に登校させる必要もないでしょう。学校という枠を超えて、新しい習いごとや活動団体に取り組むのもいいですね。学校とは別の居場所を作って、安心感を与えてあげましょう。

忙しすぎる子どもたち

ひと昔前までは、忘れてきた宿題を放課後にさせられる、居残りで再テストを受けるといった光景は日常茶飯事でした。しかし、最近の小学校では居残り授業をする機会が大幅に減っているようです。

その理由は、「小学生の多忙化」にありました。放課後は習いごとがあるため、居残り授業を受けているとレッスンに遅刻してしまうのです。レッスンの時間が短くなってしまうという焦りが、すぐに下校する子どもたちの増加に繋がっているのでしょう。

親としては、短縮授業の曜日に習いごとを設定する、レッスンの開始時間に配慮するといった工夫をしてあげたいところ。学校と習いごとをうまく両立できるよう、時間割を見ながら考慮しておきましょう。

クラス替えに対する不安

新年度が近づくと、「仲のいい友達と一緒のクラスになれるかな」「苦手な子と同じクラスだったらどうしよう」といった不安に感じやすくなります。そんなときは、「クラス替えが心配なの?」と穏やかな口調で聞いてみましょう。親が気にかけてくれると、それだけで子どもは安心するはずです。

ポイントは、「クラス替えがあるけど大丈夫よね?」と前向きな表現をしないこと。もし不安があったとしても、このような聞き方だと「うん、大丈夫」と答えてしまいます。

また、「あの子と一緒のクラスだといいよね」と一方的な期待をする、「あの先生が担任だったらイヤだね」と悪口をいう、「まだクラス替えが気になる?」と何度も聞くといった行動は控えておきましょう。子どもの考えを偏らせてしまう、期待外れの結果がと落胆させてしまうといったリスクがあります。

「クラス替えがイヤだ」という子には、クラス替えがもつ意味を教えるのもおすすめです。「新しいクラスの子と仲良くなれたら、この先どんな環境でも対応できるよ」といった説明をするのもいいですね。クラス替えに対する受け取り方が変わることで、不安が和らぐかもしれませんよ。

まとめ

学校生活に不安があると、子どもたちは「自分の居場所がない」と思ってしまう傾向にあります。そんなときは、親が居場所を用意してあげることが大切。学校だけにこだわらず、子どもにとって居心地がいいと感じる場所を探してあげましょう。

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