出産後は「まさか」がいっぱい! 自分の読みが甘かったのか…?
LIMO / 2019年7月17日 19時45分
出産後は「まさか」がいっぱい! 自分の読みが甘かったのか…?
柔軟な対応力を身に付けよう
人生は「まさか」がつきものとは言いますが、なかでも出産後に「まさか」に立て続けにぶち当たっている、という人も多いのではないでしょうか。筆者もその一人です。どんな「まさか」があったのか、経験談をご紹介します。
妊娠後期から「まさか」続きに…
筆者は、出産前も様々な「まさか」を経験してきました。特に、子どもを望んでいるのになかなか妊娠できずに、病院に通わなければならなかったという大きな「まさか」を経て、もう何でもどんとこい!という強さを得たような気がしていました。
すでに30代なかばの出産ということで、年齢を重ねていたこと。そして、病院に通っていたので、いつ子どもが生まれてもいいように自分の生活や仕事を整理したり、周囲に育児の協力をお願いしたりする時間があったこと。……というように、他のお母さんよりは用意周到に、ゆったりと子どもを迎える余裕があると、自分自身では思っていました。
しかし、「まさか」は妊娠後期から起こりました。妊娠高血圧症候群になり、入院。そのまま出産に至ったのですが、産後の想像以上の体の痛み! 多くのお母さんが経験しているかもしれませんが、歩くのはおろか座るのさえ辛く、生まれたばかりの我が子を抱くのもいっぱいいっぱいでした。
しかも、我が子はよく泣く赤ちゃんでした。よく、「生まれたばかりの赤ちゃんは寝てばかりでラク」なんて話も聞きますが、それは子どもによって様々なのだな……ということが、実際に我が子と向き合ってみてわかりました。
今ならば「泣くのは元気な証拠」「何かを伝えたい、しっかり意思がある赤ちゃんなんだ」「あまりにも大変なら、少しは泣かせたままにしておけばいい」などと思えますが、当時は、育児に慣れていなかったこと、産後で心身がまいっていたこともあり、ちょっとでも泣くとオロオロ。どうにかして泣き止ませねば!と、腱鞘炎になるほど、四六時中抱っこし続けていました。
また、多くのお母さんが直面する「まさか」のひとつが、母乳問題でしょう。筆者は、幸いなことに母乳はよく出たのですが、乳腺炎になって高熱を出すことがしばしばありました。さらに我が子は、ミルクというか哺乳瓶が苦手な赤ちゃんで、どんな時でも授乳を休めませんでした。今となっては大切な記憶ですが、当時はかなり大変だったと思います。
生活の糧を得るための仕事にも「まさか」が
そして、筆者にとって大きな「まさか」だったのが、仕事。出産前は、先に記したように、生まれたばかりの赤ちゃんは寝てばかりだろうだから、ライターという仕事は、在宅のものであれば産後すぐに取り掛かれるだろうと思っていたのです。しかし、我が子の泣き声を聞きながら原稿を書くことは、かなり難しいものでした。
子どもが保育園に入園することができてから、どうにかバランスをとれるようにはなりましたが、それまで、妊娠中と自宅での育児中、合わせて10カ月間は仕事を減らさざるを得なかったので、フリーランスの筆者への仕事の依頼はガクッと少なくなりました。
いくらキャリアがあっても、自宅で育児をしながら細々と仕事を続けていても、しっかりと産休・育休・復帰のアナウンスをしても、保育園に入れたからといって急に仕事を増やせるわけではないという現実。結局は、仕事の内容を少し広げることでサバイブし、ある程度の収入を得られるまでに2年間かかりました。
さらに、仕事が絶えない状態になるまで、そこから2年間かかりました。合わせて4年間、フリーランスならではだとは思うのですが、これも「まさか」でした。
ほかには、周囲に育児の協力をお願いしていたつもりが、出産後、それは「つもり」だったのだなと実感し、結局は孤軍奮闘せざるを得なかったという「まさか」もありました。
育児に必要なのは対応力だと気づく
これら全て、自分自身の読みの甘さとしか言いようがないのですが、最近ある友人が「育児は、その時々になってみないと、本当にどうなるかわからない。その時々で対応していくしかない」と言っていて、とても腑に落ちました。要は、先を読むことも大切ですが、何よりも、その時々の対応力が、育児には求められるということです。
まだまだ親として駆け出しの筆者。まだ見ぬ「まさか」を覚悟しながら、でも力み過ぎずに、充実した日々を我が子と過ごしていきたいと思っています。
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