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「世界三大がっかり名所」がっかりするけどやっぱり一度は見てみたい!?

LIMO / 2019年7月11日 18時15分

「世界三大がっかり名所」がっかりするけどやっぱり一度は見てみたい!?

「世界三大がっかり名所」がっかりするけどやっぱり一度は見てみたい!?

ビジネス、今日のひとネタ

世界には「三大がっかり名所」と呼ばれる場所があるのですが、みなさんはその3つがどこか、ご存じでしょうか?

旅行好きであれば知っている方も多いと思いますが、その3つの名所とは、シンガポールの「マーライオン」、ベルギーのブリュッセルにある「小便小僧」、デンマークのコペンハーゲンにある「人魚像」です。

では、これらの名所に実際に行ってみると、本当に「がっかり」するのでしょうか。ここでは、実際に行った人の声もあわせてご紹介していきましょう。

シンガポールの「マーライオン」

シンガポールのシンボルとも言われることもある「マーライオン」。上半身がライオン、下半身が魚で、口から水を吐いているアレですね。マーライオンはシンガポールに複数あり、マーライオン像と聞いて想像する元祖とでもいうべき像は、マリーナ・ベイを見渡すことができるマーライオンパークにあります。

マリーナ・ベイ・サンズを対岸に見るマーライオン像

以前はマリーナ・ベイにかかるエスプラネード橋の奥にあったため、景観があまりよくありませんでしたが、2002年に現在の場所に移転。2010年には世界一高度が高いプールがあることで有名な総合リゾートホテル「マリーナ・ベイ・サンズ」がオープンしたことによって、それを背景にした夜景スポットとしても人気が集まるようになりました。

ネット上では、実際に行った人からは、こんな声も上がっています。

「マーライオンってこんなに小さかったんだ」
「やっぱりがっかりした」

一方で、意外な声もあります。

「思ったよりがっかりしなくてそれにがっかりした」
「マーライオンの水のところに口をあわせて写真をとった!」
「やっぱりマーライオンをみないとシンガポールに来た気がしない!」

マーライオンは「見たらがっかりする」と思いつつも一目その姿を見たい人や、インスタ映えのために写真撮影する人々で、思ったよりも賑わっているようです。

ブリュッセルの「小便小僧」

ベルギーの首都・ブリュッセルにある「小便小僧」。世界遺産に登録されている広場「グラン・プラス」からゆっくり歩いて5分程度です。地元では「ジュリアン坊や」「ジュリアン君」と呼ばれて親しまれています。

意外なほど小さい(?)小便小僧の像

小便小僧を見た人からは、SNS等でこのような声が上がっています。

「ちいさすぎてみつけるのが大変だった」
「想像していたものより小さかった」

小便小僧を初めて見た人が驚くのが、身長55cm、体重は17kgというかなり小ぶりなサイズ。訪れた人は、小便小僧と一緒に写真に納まろうとしますが、小さいためなかなか難しいそうです。

そのうえ、小便小僧がいる場所は、建物の影になるようなちょっとわかりづらい場所になっています。他の観光客がいなければ、見逃してしまうかもしれません。

意外と人気者の小便小僧

見た目が小ぶりで見るとその小ささにがっかりしてしまうといわれる小便小僧ですが、実は世界中から「これを着て!」とばかりに衣装が贈られてくるほどの人気者でもあります。

というのも、小便小僧は、国家的な記念日や特別な機会に服を着ることがあり、その際に「公式着付け係」が服を着せるのです。年間で130日ほど衣装を着用している日があり、服を着ている小便小僧が見られたらラッキーなのだとか。

世界中から贈られてきた数百種類の服は「小便小僧の衣装ミュージアム」に並んでいます。日本からも過去に複数プレゼントされたことがあるようで、消防士のコスチュームなどが展示されています。

コペンハーゲンの「人魚像」

そして3つ目のがっかり名所は、デンマークの首都・コペンハーゲンにある人魚像です。ハンス・クリスチャン・アンデルセンの名作『人魚姫』にちなんで作られました。コペンハーゲンの観光地は、基本的には中心部に固まっていますが、人魚像はコペンハーゲンの中心部からはやや離れた北側の運河沿いにあり、市内中心部からは歩くにはちょっと遠いようです。

海の中に建つ人魚像。干潮時には像の周りを歩ける

ガイドブックなどの写真では大きく見えますが、実際には全長125㎝。実際に見に行った人も、

「小さいし背景も映えない」
「意外と小さいし地味な感じ」

と拍子抜けしてしまうほどの小ささです。

サイズの問題以外にも、背景が工場で、あまり美しいとは思えない景色が広がっています。正面から写真を撮ると、必ず像の後ろにこの工場の煙突が入ってしまうのです。人魚像は海上からも見られるのですが、干潮時には海が浅くなるので、歩いて像の近くに行くこともできます。有名スポットなので、干潮のときには、像の周りを大勢の観光客が取り囲んで写真を撮っています。

ただ、人魚像だけをわざわざ見に来ると、やや物足りなさが残りますが、周辺の見どころがたくさんあり、それとあわせれば十分楽しめるようです。

人魚像のすぐ近くには、港の防御のため17世紀に建造されたカステレット要塞があり、鮮やかな赤の建物と緑のコントラストが美しい敷地内を見ることができます。デンマークの唯一の英国協会・聖アルバニ教会や迫力満点の彫刻を見ることができる「ゲフィオンの泉」もあります。人魚像の近くには、運河ツアーの発着地や水上バスもあるので、運河クルーズを楽しむのもいいかもしれませんね。

やはり一度は見てみたい?

ご紹介した名所は、知名度が抜群に高いだけに、つい期待しすぎてしまいますが、そもそも「像」なので、見る以外の楽しみ方ができず、サイズも予想より小さいのでがっかりしてしまうのかもしれません。

ただ、記事中でも触れたように、どんなに「がっかり名所」とは言われても、王道の観光スポットなので「一度は見てみたい」と思う人が多いからか、実際に多くの人々が日々、訪れています。また像だけを見に来ると少し物足りなく感じるのかもしれませんが、周辺のスポットや背後にあるストーリーをあわせて楽しめば、満足感が増えるのかもしれませんね。

ここでご紹介した「三大がっかり名所」は、主に日本でよく言われている3カ所ですが、国によっても「どこが三大がっかり名所か」は少し異なるようです。みなさんはこの記事を読んで、「やっぱり行かなくていいや」と思いましたか? それとも、「意外と行きたくなった」と思いましたか?

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