「コメダ珈琲」のコメダHD、既存店売上高の成長率が減速(2019年6月)
LIMO / 2019年7月16日 12時15分
「コメダ珈琲」のコメダHD、既存店売上高の成長率が減速(2019年6月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はコーヒーチェーン店「コメダ珈琲」を運営するコメダHD(3543)の、2019年6月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2019年7月10日に更新されたコメダHDの2019年6月既存店売上高は、対前年同月比で103.3%とプラス成長になりました。なお、同社の客数・客単価の内訳は開示されていません。
また全店売上高も、109.3%のプラス成長となっています。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のこれまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は2月決算)。
既存店売上高は、今期4カ月全ての月でプラス成長を達成。前期はQ1の3~5月がマイナス成長であったため、今期は前期に比べ堅調な推移を見せています。ただし6月の103.3%は、今期最も低い数字となりました。
全店売上高も既存店同様、今期全ての月でプラス成長が継続中です。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は、2018年10月に高値2,400円を付けた後に反落しました。2019年に入り概ね2,000円~2,150円のレンジ相場が続いており、現在は2,100円付近で取引されています。
前期に比べ既存店売上高は堅調に推移しているものの、株価はレンジ相場の中に位置しています。また、これまで105%以上の高い成長率を維持していましたが、3月既存店は103.3%に留まりました。
これまでの高成長が減速してしまうのか、7月以降の既存店売上高の推移が注目されます。
参考資料:2020年2月期 FC向け卸売売上前年比・総店舗数(https://ssl4.eir-parts.net/doc/3543/ir_material3/124588/00.pdf)
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